１番に薦めたいのはメイドインアビスに近い「アルクトゥールスへの旅」だけど手に入れるのが困難な本なので、最近読んで１番に衝撃的な作品にします。

それはアンナカバンの「氷」です。

あまり作品については語りたくあり
ません。最近読書してもあまり刺激
や感動が無いと云う方に是非、読ん
で戴きたいと理由で選びました♪♪♪

僕の好きな作品🟰小説ですけど…
僕の嗜好を先に伝えたいです。

まず、中学生になってフォークナー
が最初の衝撃で、それと平行して昔の
ニューヨーカーいわゆる常盤新平さん
的なのが好きになりスローターハウス
５のカートヴォネガットも好きでした。

村上春樹さんは最初の２作目までで
３作目がアレレだったので、それ以降
は読んでいませんが、ハッピーエンド
通信と云うフリーマガジンのジェイル
バードの書評とかでル・カレやコリン
ウィルソンを教えてくれたのでとても
感謝しています。

その後はＶでトーマスピンチョンを知り
僕はアメリカ現代文学が好きなのだろう
と勘違いして読む必要の無い小説も沢山
読んだし、好きだったはずのピンチョン
も最近になって全て翻訳されたけど…
読むのに時間が掛かり過ぎなのとあまり
愉しくないのでウンザリしていましたが
ブリーディングエッジは何故か面白く読
めました。

村上春樹さんの書評に戻りますが、スパイ
小説ではジョン・ル・カレのスクールボーイ
閣下が頂点で亡くなる前の数作も好きです。
ＳＦではコリンウィルソンの賢者の石と
スパイダーワールドですね。
ロバートシルバーバーグの読み易さも好き
かなぁ。

他にもアリバイアイクや虫と獣と家族達の
様な楽しい小説も大好きです。

ワクワクとスリルと緊張感が僕にとっての
楽しい小説なのですが、百年の孤独の様な
読んでいるうちは全く楽しく無い物語なのに
最後に大ドンデン返しみたいなのにも惹かれる
事もありした。

さて本題のお薦めしたいアンナカヴァンの氷
ですが、ここ数年で僕が大好きなワクワクと
スリルと緊張感を感じる事が出来た唯一の作品
なのです。

ここまで読んで戴いている方は多分、皆無だと
想っているので、もし、読んでくれていたなら
アンナカヴァンの氷はあなたが読むべき本だと
推薦させて戴きたいです。

今の季節に読むのには最適な本ですし…

読み終えたらアサイラムピースも次に手に取る
でしょうから♪♪♪