記録

結局パーティでガッツリ遊び始めて1年と半年くらい経つのかな。それで自分なりにどういうものが好きでどういったものは苦手かの分別がついてきた頃かなと思う。パーティに行ってとても面白いなと思う瞬間は人との新しい出会いであったり自分を解放できる瞬間、音楽やっぱりそういった体験に立ち会うためにパーティに来ているんだなと思う。逆にあぁやっぱり得意じゃないなと思うのは権威主義的な匂いのするもの、過度な先輩後輩関係や帰属意識、labyrinthの問題と少し被るところはあるけど、ジェンダー意識やマイノリティに対する理解が圧倒的に不足しているんだなと思う。男性DJが圧倒的に多いし、FTとかジェンダーバランスを指摘されて以降色々な試みをしてきたのは分かるけど、男女同権というか、男性がしている仕事に女性がリプレイスしたとしても本質的な問題は変わらないんじゃないかと思う。男らしくとか女らしくの議論以前の問題として、男性的な思考の流れと女性的な思考の流れは若干異なっているのだから、男性が作り出しているDJの世界に女性が参入するのではなく、ワイフパーティやslickなどにみる女性が作りクリエイションしている世界観に男性を組み込み相互補完性を保ちながら新しいパーティの在り方を模索してもいいのではないのかなと。やっぱり元ある業界の世界観を脱構築していくところから始まるのかね。

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