私の世界は私を中心に回っている

私の見ている世界と
あなたの見ている世界は
違うのよ

母は
私が子供の頃
そんな風なことを言った

大人の視点と
子供の視点は
違うのだ

ということを
言いたかったのだろうが
大人になった今
母の世界観と
私の世界観では
ビミョーにずれていた
と気づい

生きてきた時代
生きてきた世界が違えば
育つ世界観は
全く別のものになる

個性

つまりはそういうことだ

君自身が君の世界だ

ある哲学者の言葉

身に染みる

もし私が死んでしまったら

なんて考える

あなたがいなくても世界は回っている

かけがえのない存在が失われる

どちらも正解
要は捉え方の違い
酷なようだが現実

世界は自分を中心に回っている

そして私の持っている世界と
他の誰かの持っている世界が
出会い
何らかの作用を起こす

良いようにも
悪いようにも

私は生きている
私という時間の中を
私という世界の中を

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