カワイイ私さん的インフルエンサー観 Episode12~推しの師匠と共に~
カワイイ私さんと3次元遭遇ではしゃぎ過ぎたのか、ファーストインプレッションが見事に大失敗に終わった自分でしたが、めげないふりをして
います。(結構めげてますがーー)
座ってからしばらくしてお通し(バリかつお、これ美味しいっす) が出てきて、再びカワイイ私さんから声かけがありました。
「何飲みますか?」
カウンターには様々なお酒が並んでいます。最近は飲んでいなかったし、正直知識もこだわりもなく、お酒自体強くないと思い込んでいました。
(社会人なりたては、コップ半分のビールで赤面 だった。可愛らしい若者だったのにーー)
だから正直に言いました。
自分
「あんまり酒強くないんで」
カワイイ私さん
「じゃあノンアルがいい?」
自分
「いやあ飲むんでーー」
カワイイ私さん
「あんまり強要はしないので」
自分
「ワンショットぐらいしか飲まないんでハハ」
カワイイ私さん
「ーーー」
カッコつけたつもりがまた変なこと言っちゃいましたね。最初にあんな発言したら、多分ケチな客かと思われても致し方ないですね。
確かに3次元遭遇が目的でしたし、いかに出費を抑えることしか考えていませんでした。バー
などのお店は、お酒や楽しい場を提供してくれているのだから、利益率の高いもの注文して、店の売り上げに貢献するのが客としてのマナーだし、
バー等で遊ぶ資格があるのだと後で気付きました。
(未だに自分はシャンパンやテキーラなど飲まず、店にとってはケチな客かとーーー)
よせばいいのに若かりし頃の薄っぺらな知識で、
自分
「モスコミュールありますか?」
(女子大生かお前は(笑))
カワイイ私さん
「ジンジャーエールないんだよなーー」
(また困らせちゃってます。)
自分
「か、柑橘系のカクテルありますか?」
カワイイ私さん
「ライム系とか」
自分
「それでいいです。」
ドツボに嵌まってしまいました。カクテルが
出てきて、
” しばらく落ち着かせる為に黙っていよう “
と仕方なく無口でいると、先客様とカワイイ私さんの会話が聴こえてきました。
“あれっー、もしやーー”
と会話の中からこの先客様は、自分が目標となる ” 推し “の師匠となる方だったのです。
つづく
#内野愛里かわいい #barairia
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