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アダルトチルドレンは、自分の苦しみを『親のせい』にしても大丈夫

こんにちは、ほそのゆうたです。

先日Xで、「アダルトチルドレンは、自分の苦しみを『いちど親のせい』にしても大丈夫」とお伝えしました。今回の記事では、このポストについて詳しく解説します。

当記事はメンバーシップ会員限定記事ですが、前半部分はどなたでも無料でお読みいただけます。無料部分では、『親のせいにしていい理由』を丁寧にお伝えしていますので、無料部分だけでもぜひお気軽にお読みください🕊




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①親のせいにしていい理由

なぜ、苦しみを親のせいにしていいかというと、私たちアダルトチルドレンがずっと、親に縛られて生きてきたからです。子どものころも、大人になってからも変わらず、ずっと親に縛られて生きてきました。あなたの今の性格には、親がとても大きく影響しています。

子どもの頃のあなたは、親がいないと生きていけないので、親には逆らえなかったのではないでしょうか?
「親の言うことが正しい」
「怒られるのは自分が悪い」
と思い込み、親の言う通りにする。

しかしあなたの親が否定的だったり、機嫌次第で意見がコロコロ変わる場合、あなたが何をしても怒られます。
この原因は親の性格にあるのですが、子どもがそんなこと分かるはずもありません。

その結果、親を満足させられないことに対する強い自己否定の感情が芽生えるのです。

これは大事なことなので何度も言いますが、あなたが怒られた原因は親の性格にあります。子ども時代のあなたの力だけではどうしようもできなかったのです。
今のあなたが自己否定的になってしまう根本的な原因は、あなたにはありません。親があなたを受け入れなかったからなのです。


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②20歳を過ぎたら自己責任?

「もうあなたは20歳を過ぎているのから、すべて自己責任だ。親の責任にするのはおかしい」と言われるかもしれません。しかしこれは、そもそもの大前提がずれています。

アダルトチルドレンである私たちは、小さい頃からずっと自分の決断に責任を持つための訓練をしていません。

健全な家庭であれば、中高生のころから少しずつ、自分の行動に責任を持つ訓練が始まります。どの学校に進学するか、どんな部活をするか、誰と遊ぶか、誰とお付き合いするのか。全て自分で選んで、失敗をしながら成長していきます。

しかしアダルトチルドレン家庭の場合、親がこのプロセスを妨げまてしまうんですよ。。どんなことでも親が最優先。私も「この子とは付き合うな」と言われたし、「絶対に運動部に入れ」と言われました。
私たちは、親に従うしかなかったのです。。

自律の訓練が全くできていない人が20歳になっても、すぐ自律するのは無理です。野球未経験者がプロ野球選手になれないことや、料理未経験者がおいしい料理を作れないのと同じで、自律するにも訓練が必要です。

そして、自律の訓練をするためにも、いちどすべての問題を親に押し付けることをおススメします🕊

親のせいにしないと、
「自律できなかったのは、自分のせいだ」
と自己否定してしまいます。
自己否定感が強いと、自律するのは難しいです。途中で「こんなやり方はダメだ」と自分を責め、頑張る気力を失ってしまうからです。

自己否定感をやわらげるために、いちど自分の苦しみを親のせいにしてください。私が自律するにあたって、この考え方が最も効果的でした。

これは、親に支えられて成長した人には理解し難いかもしれません。

ですから、「親のせいにするのはおかしい」と言う人は、恵まれた親の元で育っただけ。、あなたとは全く関係ないので、安心してくださいね🕊


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③苦しみを親のせいにした後は?

では、すべての苦しみを親のせいにしたあなたは、その後どうすればいいのでしょうか?

まず、死ぬまでずっと親のせいにして生きるのは非推奨です。
特に、親への憎しみが残ったまま生活するのは、
「今の自分に満足していない。その原因が親にある」
と思い続けているとも言えます。

私が願うゴールは、「自分に満足すること」
「親が嫌い」という感情は大事ですが、憎しみや恨みといった親への執着心は、無いほうが満足しやすいと感じています。

それでは本題にうつります。
苦しみを親に押し付けたあと、ぜひやってほしいことは、、

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