“言語はスポーツだから。”と言われて衝撃を受けた話(会話力上昇のきっかけに)
この記事では大学で受けたとある講義の中で、
“Speaking a language is kinda (kind of) like a sport”
と言われて、衝撃を受けてから、英語で会話することへの考え方が変わったお話をしていきたいと思います。
僕が大学2年生の時、とある外国人講師による異文化理解のような授業を受けていたときに、ひょんなことから話は”英会話”のことに、、、
僕は真剣に聞いているわけでもなく、かと言って内職(他の講義の宿題、課題を別の講義中にこっそりとやること)をするわけでもなく、ぼーっと聞いていたのですが、あるときその外国人講師がこんなことを言いました。
“Speaking a language is kind of like a sport”.
と。
“ん?!”
瞬間的に興味を惹きつけられ一気に話を聞くモードに。
結論から言うと、この説明、僕の中ではストンと落ちましたね。
よく、
”会話はキャッチボール”
なんてフレーズ耳にすることは多いと思いますが、
“会話はスポーツである”
こんなフレーズなかなか耳にしないですよね?
体育会系の僕にとっては
”会話は戦い”
ぐらいの感じに聞こえました笑
それまではネイティブと会話するときに”聞き一方”になっていました。
言われていることは理解できても、それぐらいで精一杯の僕が言えたことといえば、
”Yes.”, “Yeah.”, “I see.” “Me, too.” ぐらい。
一応、会話といえば会話、、、ですよね? とはいえいつも僕の中にあった不完全燃焼感。
例えば、言いたいことが100だとしたら、英会話を通して相手に伝えられていること60にも満たないようなそんな感じがいつもありました。
でも、言いたいことが言えなくても、笑顔で相槌を打って聞いていればネイティブの友達も喜んで話してくれるし、一応「英会話」した気持ちにもなれて、「まぁ、いっか。」という感情になれてしまっている自分が。
気づけば、いつも同じ相槌を使ってしまい、完全に「テンプレ英会話」に、、、。
そんな時に言われた金言。
”speaking a language is kinda like a sport.”
要するにこれは
①能動的に聞く。
→ “I see.”, “Me, too.” だけで返さない。自分のわからない話をされても、
“What do you mean by ○〇〇?” (○〇〇ってどういう意味?)
“What did you just say?” (ん?今なんて言ったの?)
※What did you just say? は語気によっては”今なんて言った?怒”みたいに取られるので気をつけましょう笑
”Is it like ~?” (それって〜みたいな感じ?)
なんて感じで聞いて、
・相手にもっと話させる。
・自分が理解できるまで粘る
のように頑張る・
②自分の話すターンを勝ち取る。
→ 自分の話す時間をしっかりと勝ち取りましょう。時には相手が話している時に遮って話し出しても大丈夫です。
むしろ、これは僕の肌感ですが、相槌ばかり打って話を聞いているより、遮って自分の意見を言った方が会話が盛り上がる時もあると思います。
最初は自分のターンを勝ち取るというのはすごく難しいですが、まずは相手に遮られるまで話してみましょう。もう一度言いますが、会話が壊れるどころか盛り上がる可能性大です。
実は僕が”金言”を聞いた後に意識的に実践したのはこの二つだけ。その時の英語力、知識によって話す内容に差は出てきますが、上の二つはどのレベルでも実践できること。
この二つを実践し始めてから、ネイティブの人たちと会話する時の心的ハードルがグッと下がりました。
そして最近は新しく③を取り入れ、実践し始めています。
③ 相手に新しい発見を与えること。
→ 英語力もついてきて、徐々に言語の自由度も上がってきたら、今度は相手に新しい発見を与えましょう。相手の英語力が高いからと言って、必ずしもあなたより知識量が豊富とは限らないはず。自分の得意な領域に関することでもいいので相手の知らないことを会話の中で教えてあげましょう。
相手から
”Really? Didn’t know that! (それ知らなかったよ!)”
”That’s new to me! (初耳だよ!)
なんか言われたりしたら
”よっしゃー!”
なんて思ってしまいます。笑
”speaking a language is a sport."
スポーツやってたらやっぱり”勝ち”たいですよね笑
今度の記事では、具体的な会話の時に役立つフレーズなんかを紹介したいと思います。
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