人生観を変えた母の鬱病
どうも。
僕ね、高校3年生の時に人生観変わったんです。
僕たちの代ってさ、大学入試制度が変わるタイミングで浪人できない年だったのね。
みんなピリピリして、それはもう緊張感のある生活だったよ。
僕はずうっと京都大学目指して頑張ってました。
学年で1番取ったり、偏差値も80超えるようなこともあってさ、めちゃくちゃ頑張ってたんだ。
「あぁ、僕は京都大学に行くんだ」って思ってた。
でもね、そんな時に母親が鬱病になっちゃった。
毎日学校から帰ると暗い顔した母親がいてさ。
勉強するために帰ったらすぐ自分の部屋にあがってさ。
母親のことは気にしないようにしてた。
でもね、思ったんだ。
「このままでいいの?」って
やっぱ母親って大事だからさ。
なんやかんや反抗もしたけど、大事だからさ。
僕、受験勉強捨てて、母親助けようと思ったんだよね。
それで好きだった心理学の勉強もっと頑張るようになってね。
それから受験期は母親を治すために必死だった。
どんな言葉をかけたらいいのか、どんな行動をしたらいいのか、逆に母親はどんな言動をしているのかを分析した。
それでさ、1回家出してみたんだよね。
そしたらこれがまさかの効果抜群。
なんか「母親としての自覚」っていうかそんな感じのものが戻ってきたんだよね。
鬱病を治すのに必要なのは「自覚」だと気づいたんだ。
そこからは「自覚」をよみがえらせるコミュニケーションや行動を徹底した。
何回芝居打ったか分かんないな(笑)
それで、母親1年で鬱病治りました。
めちゃめちゃうれしかったね。
大学受験は結局ダメだったんだけどさ。
なんか「人を幸せにする」喜びを知っちゃったんだよ。
その時決めたんだ。
僕はこの先の人生を「大切な人の幸せ」に捧げるって。
ちょっとかっこいいでしょ?(笑)
だから、今一緒に頑張ってる仲間たちは必ず幸せにするよ。
あ、それと最後に母さん
ありがと。
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