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クリプトラクト 昇華キャラのすゝめ

昇華の扉が実装されて3年も経つということに時間の流れの速さ、流行の変化に戦術の多様化などあらゆる変遷を受けた今、全17キャラいる昇華キャラを全て作るというのはなかなかの手間。中には明らかに「今更これ作っても何処で使うんだろ」と首を傾げるキャラも居たりするでしょう。

初心者の方で散見されるのが昇華の扉が解放された!作ろう!→APかかりすぎだし作るまでが長いから選ぶので失敗したくない(要約)というのが度々見られて誰かが助け舟を出したり、好きな戦術や推しキャラの関係上勧めるキャラが違ったり……明確な「現在使えそうな昇華キャラの制作お勧め順」という物を作ってる人が調べた上で出てきませんでした。

じゃあわたしがやるしかないか……


と思って今回筆を取るに至りました。
いつも通りここに至る前口上を並べたあたりでそろそろ始めていきましょう。
これは2023年4月環境の時点でのあくまで私的なランキングなので順位がおかしい、これはもっと上や下なんじゃないかという意見は例の如く聞きません。

異論ある者はペンを持ち、各々が自由に意思を叫び、意志を謳い、思いの丈を並べ、文字で語ればいい。自由とはそういう物です。


1位 昇華ハウザー

「―――罪の意識など踏み付けて進む。それ以外に、過去に報いるどんな方法があるというのだ?」


昇華キャラのお勧めを訪ねられれば、ほぼ万人が今制作を勧めるのは間違いなく昇華ハウザーなのは揺ぎ無いと思います。
単純な性能は光ハウザーをベースにしているためか強力無比。
ハウザーの性格らしく味方をサポートするより自分に付いてこいと言わんばかりのゴリゴリのアタッカーに特化しており、火力という一面だけならば事実上最強のアタッカーであるツクナや解放光ジュディスに比肩する程で超一流。光ハウザーは汎用スキルLSでしたが、昇華ハウザーは昇華LSを得たことで英雄のみに染めれば更に上の次元を目指せます。

が、当然弱点もあります。光ハウザーにあり、昇華ハウザーにないのが、昇華ハウザー自身の初速がラッシュ搭載により落ちたことで神話での初動に気を遣う必要が出て来たり、ラッシュを得て紫電をオミットしたことで光ハウザーやツクナで行う全体攻撃からの紫電発動で強力な単体や連撃に繋げるという動きが昇華ハウザーは出来ません。

では、昇華ハウザーは火力しかないのか?というと上記の昇華LSのお陰で実は光ハウザーとのスピード差はほぼなかったり、紫電での複数攻撃はできなくてもそれ以上の火力発揮を行う手段はちゃんと存在します。

言うまでもないですが、8周年で出てきた疾風の心得です。


契約闇フローゼを昇華ハウザーと組ませて、クリコレから光ローランを入手できるとあら不思議。現状最高クラスの難易度を持つマガツミカボシすら遊び場と化す理不尽な速さ、圧倒的な手数を獲得します。加えて英雄には二ムロドがいるので疾風の心得を解除したターンの攻撃で狂天候が乗ると更に上の火力を出せます。実質初動から疾風→狂で3倍となるので一撃と変わらない火力になるどころか2巡目以降から総合火力は会心すら超えます。時間がかかるというデメリットを除けば向かうところ敵なしと言ってもいいです。疾風ハウザーがどれだけやばいかというと、昇華系EXは全て疾風でクリアできます。会心以上の総合火力、重力以上のスピード、万全のサポーターとあらゆる面が完成した疾風を考慮すればそうなっても当然というのはありますが……3か月ごとに販売が行われる限定チケットや宝結晶500個を割いてでもハウザーを入手して損はないと断言できる水準のキャラであるのは疑いようもないです。星の子のアイドル版などラッシュキャラが今もなお追加され続けているのでそれに従って昇華ハウザーもまだまだ強化を受けます。是非作りましょう。

2位 昇華ヴァネイト

「私はもう……空っぽではありませんから」


今あらゆる追い風を受けて邁進しているハウザーを除けば最強の昇華キャラは昇華ヴァネイトであることはもはや言うまでもないです。強い理由が3点あります。

1.恵まれた最強種族シャーマンであること。初期から優遇され続けているシャーマンであるためにサポートや穴埋めキャラに困らない。これが単純に強い。他編成でパーツが困ることがあってもヴァネイトだけは豊富なシャーマン仲間でむしろどれを選ぶかよりどりみどりという状況で、ぶっちゃけて言えば疾風でのハウザーという例外を除けば昇華系1位の制作優先度といっても間違いないです。

2.昇華ヴァネイト自身が単一で完成された性能をしていること。昇華ヴァネイト実装とほぼ同時期に幻影領域が実装され、毎月様々な領主が厳選を重ねていますが、これだけはあらゆる領主がしているという特殊能力の組み合わせがあります。そう、護法加護です。これを幻影領域制作キャラ以外で所持しているのは昇華ヴァネイトと契約闇イスナ辺りだけであり、もはや組み合わされるために生まれたというレベルのシナジーを有している能力で、火力面は全体だけであればあの闇サシャを超え、ツクナという史上最強アタッカーを除けば超一流アタッカーでありながら元々のヴァネイトの個性であるバフキャラという流れも失っておらず使いやすい全体バフまで所持しているので、シャーマンで使ってもバフキャラ兼サブアタッカーとして他編成に出張しても強いです。オートでも採用されうるレベルで、ヴァネイトが居てよかったという場面は数知れません。

3.シャーマンの仲間にあのレテや光ハウラがいること。これは凄まじい利点で、レテ以上の火力を出せる闇グリムやオートで最高クラスの座に立つバイロンやオモイカネが出て来ても未だに腐らないのはシャーマンの最大の強みと言えます。回収はなかなか困難ですが揃えて上げればまだまだ最新神話や外地でも戦える地力はあります。

これらの点からある意味でハウザーを凌ぐといってもいいのがヴァネイトで登場して1年経ちますがまだまだ腐らないのは断言できます。安心して作りましょう。

3位 昇華アスタロト

「さぁ……頭を下げ、跪きなさい」


今の昇華環境では正直、ハウザーとヴァネイト以外明確な強者がいないのですが、それでもある意味価値を失わない影の強者が居ます。
それが昇華アスタロトです。ハウザーやヴァネイトは7周年以降の強い要素だけ集めたキャラ達なので強いのは当たり前なのですが、何がやばいかといえばこのアスタロト、6周年時代の性能と要素のままで戦える性能をしています。水魔族というシャーマンを超えかねない史上最強勢力のリーダーであるという1点のみでアスタロトはハウザー達に次ぐキャラとして追走していて、アタッカーとしてはギアもないし加護もない。水魔族は単純な手数と妨害のみで敵を封殺するという6周年時代の動きが今もなお通用する唯一の勢力といってもいいでしょう。もしここにギアや加護持ちまで出てくれば再び潮流に乗るのも夢ではなく、いつまた先頭に出てもおかしくないです。

加えて、水アスタロト自身がハウザーやヴァネイト達と比較して無課金キャラであるというのも強みと言えます。
水魔族自体は歴戦やヒロイン、召喚などあらゆるガチャに散らばっているので今からの収集は容易ではないですが、対人戦でのTierはつい先日強化を受けた火魔族と並んで今でもトップなのでユニバトを頑張りたい人は収集を頑張るのも手です。

4位 昇華サシャ

「生きます。自分の罪を、全部償うまで」


ここからはどれだけ強みを有しているか、腐りにくい性能をしているか、他キャラと比較した場合の固有性があるかという点で考慮していきます。
それらを熟慮した上でわたしが推すのは昇華サシャです。ヴァネイトやアスタロト同様にナイト仲間が超一流……とまでは言えませんが一流クラスのキャラであるという強みが他より浮いています。
あの闇サシャがナイトに属しているのでナイトカテゴリー自体が上位にいるのも強み。
また、昇華サシャ自身が単一で使いやすく癖のない性能をしていてナイト編成でなくても使える性能である点も強みです。アスタロトと並んで無課金キャラでありながら昇華キャラ上位の性能をしているのも評価要素としては高く、アトランティスの絶淵で樹サシャが求められる序盤の難所ステージがあるのでどうせなら昇華サシャだと上手くあそこを乗り越えられるという点もプラス項目。
まぁあそこは今環境ならいくらでもやりようがあるのはあれですが……それはともかくそういった点などから腐りにくいという点は光ローランや火リズ、闇アルテラや解放テラなど全体短縮が潤った今環境でも高めだと思います。作って損はないでしょう。

5位 昇華フレデリケ

「二人称の死とはすなわち一人称の死に他ならない。今なら分かるわ。これがどういう意味なのか。本当よ?」


あのハウザーと同日に昇華したせいでやや影が薄く、詳らかになったその性能が元の方向性とは打って変わった為、エゴサしてみると「昇華フレデリケは微妙」という話を散見するのですが―――

んな事あるわけないでしょう。昇華フレデリケは一流キャラといっても過言ではないです。


まず明確な強みは先制かつ紫電持ちの全体クイック持ちであること。ベラドンナを除けば先制ターンで全体クイックをリセット無しに発動できるという動きが出来るキャラはおらず、ベラドンナがチェンジ限定の動きであるのを考慮すれば実質これはフレデリケの固有の強みであることは疑う余地がないです。また、割合が単体であることを嘆かれていますが、逆に全体0ctの割合を有していれば多少倍率を落としていても火アナコンダやレユニカが円環やスピードバフという付属効果があるものの単純なDPSで負けるのは断言できるのでミュゼットやアルヴィナなど軽CT割合持ちを死なせないためには必要な処置だったといえます。

ここからはフレデリケを加えた編成での強みを語りますが、妖精カテゴリーは闇グリムと光ムニン、解放グレーテルやヘクセンハウスなど敵味方のスピード差を更に突き放しつつ動く前に決めることもできなくはないという疾風に似た動きを疾風なしで疑似再現できるというのは大きな強化要素を残してるとも言えます。疾風に入れただけでミュゼットが大暴れしている現状、割合に特化した妖精が専用サポートを手に入れれば上に行くのも夢ではないです。そういった仮定要素を外しても上記のグリムを軸にすれば神話や外地でも十二分に戦える性能をしていますし、何より神編成がミカボシ参戦により大幅に飛躍したのを考慮すれば、今回の神話で妖精が次々加入してくるので年末まで妖精の強化要素は来続ける可能性が高いです。
更にミレーアなどガチャキャラでも妖精がちょくちょく来ているのでユーザーが何と言おうとも運営は妖精を押し上げる気があるでしょうし、今時点での特化した用途でのみの使い道による評価の断定をするには早いと言えるでしょう。

それを抜きにしてもわたしはフレデリケが強いという意見をやり取りした事があるのですが意見のズレを感じませんでしたし、先制確定全体クイックという一点のみでも評価に値します。欲を言えばリバース妖精でなければよかったのですが既存の妖精がリバースで染めてあるので潮流から外れるには行かなかった……というのも理解しているのでこの順位に付けました。リバースが無ければもう1個2個上でもおかしくないです。ドリル同様に尖りすぎた性能ではありますが最終的に作って損はないと言える、というのがわたしの見解です。

6位 昇華グレーテル

「あたし、帰らなきゃ。ヘンゼルが待っているもの!」


フレデリケと全く同じパーツを共有しているので自然とグレーテルも順位は高くなるのですが、わたしがグレーテルを評価したのはその点ではないです。0CTかつ二回行動や先制など背水で減点要素がない烙印キャラである、という一点です。
これがどれほど重要で替えが効かない要素であるのか、というのは背水をやりこんでいる人ほど理解していただけると思いますが、グレーテルは烙印キャラとして個人的にソロモンユウラリンシャンに並ぶ四天王レベルの完成度で扱っています。光レイレイとかいう防衛戦外道は知らないです。許されざる一撃を喰らえ!

烙印キャラの役目とはつまり「烙印付与以外にいかなる価値を有しているのか」という勝負であり、毎ターン烙印をかけるだけならば闇リーチェやリンシャン、アラ辺りでも出来ます。
グレーテルがそこで差を見せたのが基本的に烙印を打っているだけなら無駄行動をせずに、かつ紫電が出来る状況であれば味方の麻痺も外せて、必要ならすぐに落ちれる耐久力であったりリバースでありながら味方にデバフを撒かない点……そういった要素が今でもグレーテルの価値を失わせていません。
背水スコア以外となるとややフレデリケを相手するには妖精パーツとの相性も考えればやや厳しいですが独自性はフレデリケにも負けません。無課金キャラであるという繰り返しの長所もありますし、これ以下の昇華キャラがそれぞれの理由でやや苦しくなりつつあるのを踏まえるとグレーテルは作るのは有り、と言えるキャラであるのは承知いただけると思います。

7位 昇華ウリエル

「あたしの正義は、あたしの炎は、誰かの借り物なんかじゃない!」


これもやや限定的な評価になるのですが、幻影領域において極めて優秀な性能をしています。一定以上の攻撃性能、一定以上の味方バフ撒き、そして150レベルまで上限突破できる点。これらがウリエルの唯一性であると言えます。
ウリエル自身が神であるため、ミカボシ編成のサブとしてチェンジで入れても使えなくはないのですが、絶対に入るオモイカネが重撃を付与するせいで低ctかつバフを撒くウリエルの強みがほぼ奪われています。他に価値を探すならば先制制限クエストかつバフ制限ステージで採用できて燐光持ちである点。つまり連闘でそれなりに使えるのですが、水アイゼンや闇マリステラ、闇アストリアなどでそこは超えられるので特にウリエルである点は強みになりにくいのでやはり幻影で生きるべきキャラだと思います。

個人的にナイアルラやアザトースを幻影で相手取るときに回数優先の挑戦ではぼぼ入る人材なのでその一点の価値は今後も牛わないと思います。なので幻影厳選の際の有力候補である、というのを覚えていただければまだ昇華キャラでも中位以上のキャラに属しているとは思います。

8位 昇華ナディア

「わたしには終わらせるべき戦いがある。救うべき相手がいる。そうでしょ?ノア」


登場当時は使いやすいバリアかつバフキャラとして活躍していましたし、今でも普通に使えるレベルのキャラであるのは事実なのですが、ソーサラーカテゴリーの事実上の闘争排除によりソーサラーカテゴリではややきつい印象を受けます。かといって他編成に出張しようにも今は攻撃面だけであれば光ローランや解放光ハリエット、解放ロゼや解放闇メープルなどなど……攻めに偏重したサポートがかなり強いです。
バリアも今は闇イスナや解放光エステルに樹セリポスなど専用の受け手が攻撃を流してくれるので付与する意味合いも薄くなり、更にはバリアだけならば先制ターンだけで自身のctまで補完できる契約ミレーアが出てきたので何かの一要素だけで特化した面もなく、タイプ編成でも特に強みがないナディアは現状やや厳しいです。
ですが、これより下のキャラに比べればまだまだマシなレベルではありますし、倍率特化型バフではないとはいえ優秀な組み合わせのFSなのは事実なのでまだまだ作るのも有りです。

9位 昇華アレクシア

「フローゼ様の為に……今一度剣を取りましょう」


嘘は言いたくないので正直に言います。解放アレクシアの方が使いやすくなりました。


昇華アレクシアの強みと言えば契約光テフレアの事実上専用サポーターなのですが、ほぼ光テフレアで流せる相手は消せる光ハウラやテフレアで相手取る闇が闘争や二回行動持ちなのでレテやバイロンで済ませられる事が多くなり、契約光テフレアの起用頻度が減った以上、ほぼアレクシアの起用もなくなりました。望みを繋げようにも契約イスナで味方全体にアレクシア同様のバフを撒けるキャラが居たり、今は上記のバイロンやオモイカネにツクナなど自前で強力なバフを有したアタッカーもちらほらいるのでバフだけの一芸で戦う昇華アレクシアは立つ瀬がない……とまでは言いませんがかなり厳しい状況にあります。更には昇華サシャがナイトリーダーの立場を奪ったので超特殊な環境でなければ昇華アレクシアの立場は厳しくなり続けるのは疑いようもありません。単純なバフ使いとしても進化光テイルや進化樹ルージュ、進化水ブリジッタなどで済ませられる事も多いので先制がない、ctが重い、闘争もなければ0CT打ち消しが蔓延していてLS無敵も活きにくい環境などあらゆる要素がアレクシアにとって厳しいです。

幻影において解放進化アレクシアなどで運用する方が実はまだ利用価値があるレベルで、それらを踏まえれば昇華アレクシアは今環境の延長線であれば事実上作らなくても困らない、という評価になってしまう……かもしれません。

10位 昇華ウォルター

「俺は何時か……あの魔女を超えてみせる!」


ナディアを超えてみせると豪語しているところ悪いのですが……ごめんなさい無理です。

ウォルターLSの片方が事実上死んでいて、更には昇華ナディアリーダーで昇華ウォルターを使った方が強いです。なんですか、その回復2倍とかいうのは……ソーサラー編成なら解放デアトート入れられるので100%回復が2倍になろうと100%のままなんですがそれは……。


昇華ルシファーから続く謎の片方無敵だの回復強化だの麻痺回避だのというLS付属物のせいで、昇華ウォルター君が真価を発揮するにはナディア軸で運用した方が強い、という結論で落ち着いてしまっていて、敢えて回復2倍を使う必要は特にないです普通にデアトートでいいです。ソーサラーには闇エルヴィーも入るので麻痺も消せますし……加えて、ソーサラーカテゴリー自体が最近特に追い風要素がないです。
闇エルヴィー単体だけなら背水で普通に現役なのですが、それ以外のソーサラーというとちょっと……専門家に指示を仰いで検討に検討を重ねて検討を加速していきます。

昇華ウォルター本体の性能は普通に強いのですがLSのせいで余計な枠を食うのがもはや大罪レベルなのでもう昇華LSはスキルとスピードのみでいいです。(もう余計な事は)何もするな黄猿。

11位 昇華アズサ

「何が起きようとサカイはウチが守るんや!」


案の上片方LS死んでる同盟の方です。


アーチャー解放にことごとく麻痺が付くというせいでもはや使い勝手は最高に悪く、アーチャーで染めるなら採用は不可避なのですが、時限に頼るならば威力ならばアイドル樹ディオネや光エメロードが居ますし、本当に行動制限するだけならクティーラや進化レーツェルで済みます。麻痺は紫電で消せるのでいいのですが、敢えてアーチャー編成で最速になれる神話はないですし、背水でも特に麻痺アーチャーでスコアを出せた記憶もないです、つまり事実上LSのせいで死んでいます。解放スイラや解放レプティアなど特殊な運用でない限りアズサに組み込まないといけないキャラ達はアズサのLSで割りを食ったので本当に片方特殊なLSという文化は滅ぶべしです(ホッケーマスクとチェーンソーを手にする仕草)

アズサ推しかアーチャー染めでない限り特に使うことはないのでもっと下でもいいのですが、解放アーチャーの火力自体はそれなりに出るのでこの辺が妥当かなぁ……という次第です。

12位 昇華ルシファー

「私はルシファー。堕天使を率いる者にしていずれ神を超える者」

すいませんルシファーさん。あなた神タイプじゃないので神タイプ率いることできないですし、片方LS死んでるLS生んだ元凶ですよね?大言を吐くのはやめなさい。


元祖昇華LS片方改造受けたキャラなのである意味最も罪深いです。堕天使の長だから罰を受けたのか運営の遊び心か知りませんがLSの元凶ってだけでもう大罪なんですよね……まぁ当時は契約闇ノーチェ介護って役目あったので仕方ないのですが別に介護する方法いくらでもあったのでやはり悪でしかない。悪は斬ります。

一応、進化闇フローゼやアイドルキャラ達の対象LSではあるのですが、LS死んでる同盟で言及した通り無敵は0CT打ち消しで剥がされるので片方LS失ってるのと同義です。つまりその場合闇フローゼリーダーでいいので昇華ルシファーは採用になりません。許されざる一撃を喰らえ!!

単純な性能ではアタッカー面では当時基準だとそれなりに悪くはないのですが如何せんLSがもうほんとに……はい……まぁそんな感じなのですよね……あはは、楽しかったですよルシファーさんとの堕天使ごっこ(去っていく天使達)

13位 昇華ロウリー

「シェルムテイルは皆で守る。これからもずっと」


遅く起きてきたチート神、オモイカネ最大の被害者。


先制絶対時間というブラキオとの住み分けがなされていた昇華ロウリーでしたがトウドから罷り越した万能の神、オモイカネ参戦によりほぼ絶命に追いやられました。

契約闇リュナも同義で、ロウリーとリュナ軸で絶対時間を編成組むより比較的CT重めな闘争キャラであればほぼ全員恩恵がある重撃バフまでかかる進化オモイカネを採用しない理由が無いので、闇リュナは進化に逃げればいいですしブラキオは背水で先制なし重力と住み分けでまだ存命なのですが、昇華ロウリーだけは絶対時間枠では固有価値がLS込みでも厳しいので推しとして愛でるしかないです。事実に対して嘘は言わない主義を貫く。
使えなくはないですし、普通に一定の難易度までであれば獣編成は強いのは強いのですが……これといって獣強化がゴウル以外無いですしそのゴウルもオモイカネで使う方がずっと強いんですよね……南無三。

14位 昇華ジョット

「人の強さは目に見えない。今ない未来を掴むのが俺たちの強さだからだ」


昇華原点のジョット。これを軸にした編成をわたしは英雄第二世代(闘争と祝福で回す世代)と個人的に言っているのですが(第一世代は未開放火ギルザ時代)第三世代英雄のハウザー達の登場で凄まじいまでの火力とスピード差があります。ある意味ハウザー登場でジョットがもっともダメージを受けたといってもいいかもしれません。同じLS、同じ手順の昇華手段、同じ入手方法の限定チケットと宝結晶……あらゆる要素で今ジョットを作る理由が無い。既に作って有れば第二世代英雄で組めば今でも殿堂辺りでは通じますが最新神話となると仕留める前に先に死にかねません。祝福で耐える前提の編成は今の神話傾向だと連撃を取り巻きも搭載してたりアンチ祝福などの実装もあったりで厳しいのが主な理由なのですが……単純に火力スピードの両面で三世代に隔絶した差があるのが辛い。

敢えてジョットを作る理由を挙げるなら、昇華の潜在解放がないとは誰も言ってないので、初期昇華のジョットとナディアはそれが来れば真っ先に適応されるのでそれに備える可能性。それに一縷の望みを託しましょう。

15位 昇華ミーリア

「進もう。この新たなる力で」


ロウリーがオモイカネ被害者だとするならミーリアはバイロン被害者と化した。


ミーリアの編成を組むならほぼミーリアに進化契約闇アストリアに会心が定説だがその編成でしようとしていることの上をバイロンと解放ハリエットの2キャラで出来てしまう。つまりミーリアの強みはほぼない。ユニバト時のLS置物としては有りなのだが、それだけで昇華キャラを作るにはコストや手間がかかりすぎる。戦力面では上記の重撃迅雷キャラ達で軸を組んであげた方が纏まりが良い。

本体の攻撃性能も特段高い訳でもなく、元キャラがガチャの星4産であれば十分に強いと言えるのだが再臨ルミナスを作った上でそれを捧げて昇華までさせるというのは特に初心者であるほどコストが無駄にかかりすぎる。熟練者でも特にミーリアを絶対に使いたいと言えるような場面は恐らくほぼないし長く続けている人ほど手間に対しての労力や報酬を期待すると思うのでやはりお勧め度はかなり低いと言わざるを得なくなる。

が、上記で挙げた通りLS置物としてはユニバト限定でこれからも出番があるかもしれないのでユニバトを頑張りたい!という人であれば作るのは有り。

16位 昇華フローゼ

「もう振り返らない。私はもう進むべき道を決めたんだ!」


A.昇華フローゼ使えますか?

Q.解放契約樹リズでいいです。


昇華フローゼは先制なしの紫電極光闘争もりもりアタッカー。LSも普通に優秀ですし、攻撃性能はまぁ高いとは言いませんが極光紫電という一点は珍しいので有りだと思います。

と言いたいのですが。そうは問屋が卸しません。


解放契約樹リズはフローゼが持っている再生キラーを持っていますしフローゼのマリーンキラーはほぼ刺さりません。刺さる相手でもそこまでダメージは出ませんしリズには自前で会心の陣もあります。同じ闘争パラディンですがリズは先制もあって紫電役は契約光プライヤが担うので紫電が無い事のデメリットはほぼないです。極光も無くても倒される前に倒せる火力がリズにはあります。倍率も全体単体どちらもフローゼより高いですし負けているステータスが解放ゆえにリズにはほぼないです。つまりフローゼはLS以外解放契約樹リズのほぼ下位互換に近いです。入手経路も限定チケットか宝結晶だけなのはリズも同じなので猶更今更フローゼを作るよりリズ解放した方が圧倒的に使えるんですね。

闘争がオモイカネの重撃絶対時間でCTが重いほど有利な環境で軽いというのも向かい風が吹いていて、そういったあらゆる面がフローゼにきついですがフローゼ自体は闇で大暴れしてるので世代が移っただけと見るべきでしょう。ですが例のごとくLSだけは優秀なのでユニバト用に作るのだけはありかもしれません。困ったときの置物救済。

17位 昇華ハクキ

「今のウチは優しくできへんで」


契約火シェオールでいいです。


まずハクキの窮地が3つあります。

1.古獣キャラがほぼ無課金キャラでしか追加を望めない。無課金キャラであれば限定と比べて性能は当然格落ちするのできつくなるし無課金で遅延対応した古獣となるとさらに少なくなってしまう。これから追加はいくらでも望めるが、ガチャ産古獣キャラはゴギョウやアサギリ、ミュゼット辺りというのは相当幅が狭く望みも薄い。

2.対抗馬の契約火シェオールの存在。遅延主体の編成である以上どうやってもシェオールとの比較は避けて通れませんが、時限と全体のみで単騎への突破力が無いのはハクキの弱点で、ハクキには先制があるものの闘争キラーと属性がシェオールと被っているのも向かい風。闘争時限というのもアイドル樹ディオネはキラー相手に100万を超えるのでそれが立ち塞がる。そういった明確な二人のライバルがいるので相当な思い入れがない限りハクキの運用はできなくはないがきついと言える。

3.これが一番重症なのだがそういった要素から昇華キャラであるという点が一番痛い。これがただの解放キャラであったり限定ならばまぁパーツ待ちすればいいのだがハクキはただでさえ来にくい古獣遅延編成専用パーツをシェオールより噛み合うキャラで来てもらえないと現状が脱却できない上に、昇華キャラなので手間をかけてまで現存のガチャキャラに大きく立場を危うくされているのは最新クラスの昇華キャラではまずいのではないかという懸念。

それらの点から最も現在使えなくはないけど他でいいというのが強く感じたのが昇華ハクキでした。パーツ待ちとはいえシェオール対策をどうするのかは見所です。

総評

ハウザー~ウリエル(1位~7位)→是非作るべき。作って将来的に損はない。

ナディア~アズサ(8位~11位)→かかった手間に対する価値があるかは断言できないが余力があれば作ってもいいかもしれない。

ルシファー~ハクキ(12位~17位)→毎日コツコツやって気長に完成を目指せばいい。急いで作る価値が現状あるかないといえば……無い寄り。


という感じになりました。重ねて申しますがこれはわたしの私的意見なので順位についての感想はどしどしお寄せ下さっても大丈夫ですが恐らく新規要素があるまでわたしの中では変わらないと思います。一つの物差しとしてみていただければ幸いです。

それではまた何かの記事があればお会いしましょう。

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