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2021年クリプトラクトGOTY選評

あと少しで年越しを差し控えていますが如何お過ごしでしょうか。今年は良き年になりましたか?そうであるなら幸いですし、そうでないならわたしがあなたに来年こそ良き年になるよう祈りを捧げます。

Gentei Of The Year略してGOTYにようこそ。五帝に引っ掛けてもいますし、例の祭典にも合わせてます。え?限定ならlimitだからLOTYですって?細かい事気にしたら禿げますよ。

今年も環境破壊して阿鼻叫喚の渦に叩き込んだ勇士達の総評を個人的に付けていきたいと思いますが、
大体のキャラが借りてそれなりに動かしてみた感じでの評価なので、


自前でならもっと生かせる!とか、もっと上でしょ、もっと下じゃない?とかは基本的に知りません。此処ではわたしが法でありわたしが秩序でありわたしがルールを作る。

2021年キャラは特定の編成や特定のキャラとの組み合わせ前提が多かった気がするので、そういった編成難易度が高いキャラは再現性が低い、ポテンシャルを引き出せる層が少ないという理由等により、あらかじめ評価が厳しめになるのは前述しておきます。

それでは総評のスタート。

EX級 評価規格外 唯一無二にして最強 他と乖離した強さを有する
1位 闇サシャ
「世界樹の加護ってやつですね。なんちゃって」

総合評価EX

入手推奨度SSS

アタッカー性能EX

オート性能SSS

汎用性EX

今年1位は彼女しか有り得ないです。他と比べる必要すらなく環境をぶっ壊した最強かつ最凶にして最恐キャラ。世界樹から加護を貰いすぎた説。

固有特殊能力の会心の陣が本体で、闇サシャが場に出ている状態でクリティカルバフを掛けられた味方キャラの攻撃力が2.5倍になる。

2.5倍になる。

誰でもそうなってしまう。

……何を言ってるんだお前は?

この会心の陣があまりにも汎用性が高く、ヤオヨロズや解放スズシロの解放三千世界すら上回る火力を叩き出し、三千世界の様に専用のステータス調整をせずともその上を軽々行く。

「潜在解放キャラに金剣付けて会心しとけばいいや」

「限定新キャラに金剣つけて闇サシャと組ませればいいか」

「とりあえず闇サシャ入れとこ!考えるの面倒くさいし」

という横暴がまかり通り、そのせいで持つ者と持たざる者の差が尋常ではなく広がりました。

2021年からは制限クエストか始まりましたが、とりあえず先制、会心の陣、追撃、光属性キラー、闇属性、ナイトなどあらゆるサシャの構成要素を制限対象にして高難易度からサシャを追い出しています。そのせいで同項目制限に引っかかったキャラは泣きを見たり。というか、制限クエストは闇サシャの使用制限の為に作られたとさえわたしは思っていたりします。

あまりに強力無比ですがちゃんと弱点も存在し、まず闇サシャのスキルに防御無視がついていない為、膨大な防御力を持つ敵には歯が立たない。
これに関しては防御デバフなどで無理やり突破も可能ですが、サシャを弾き出した場合他に明確な適正キャラを用意してくれているので、サシャゴリラにならずそちらを使用した方が楽に出来る場合が多いです。

サシャゴリラ(学名ヒノヒカリニナッテミセマスゴリラ)
闇サシャに頼りきるプレイスタイルにより知能指数が著しく低下してしまった領主の成れの果てが変異した形態。闇サシャを使えないステージや闇サシャ対策がされたステージでは尋常ではないストレスを感じる『闇サシャ禁断症状』を発症してしまっているので、極めて迅速な治療が求められる。症状が酷い場合は極めて早急に新キャラを補充する事で緩和する事もあるが更に症状が悪化する可能性もある対症療法。経過観察による自然治療が有効。

因みに適正キャラを用意出来ない場合は皆ゴリラになるしかないです。ゴリラを覗く時、貴方もゴリラと化している可能性を忘れてはいけない。正しい用量を守って楽しく闇サシャを使いましょう。

SSS級 最上位級 環境破壊者にして対人の頂点
2位 火ワルドティリオ
「纏めて消え失せろ!」

総合評価SSS

入手推奨度SS

アタッカー性能SSS

耐久性能C−

対人性能EX

ユニバトや1の祝福キャラを丸ごと破壊したクリプトラクト界の破壊神。
単一キャラで全てが超高レベルで完結している完成度の性能を有し、クリプトラクトでも最上位に位置する種族、魔族の頂点。

性能は極めて簡潔。孤軍奮闘を軸に全体アンチ1の祝福や孤軍奮闘により火力が最大4倍化する連撃で全てを薙ぎ払う。性質上、燐光の盾や膨大なHPで防ぐしかない。

2021年のキャラで闇サシャを除外した場合、真っ先に1位に座する悪魔で、クエスト周回でサシャが人権であるとするなら対人関連では火ワルドティリオが人権と言ってもいい。

対人の天敵では水魔族やアンヌが挙がるが逆を言えばそれくらいしか止められず、火魔族側で対策すればそれにも対応出来るので魔族には魔族をぶつけるんだよ!の頂上決戦は今後も白熱していくのは予想出来るし、旧来のカットドラグや無敵解放アーカードはおやつにしかならない。解放ギルザや2ターン60%カット等新しい防御LSも出ているが、多少延命したりそもそも意味が無い等でそれらも火ワルドティリオの前に沈む。

対人以外では性質上、普段使いがしにくいものの毎月必要に迫られるという意味では会心の陣の上位互換アタッカーが出れば取って代わられる可能性があるサシャと比較して、火魔族である点や上位互換が出にくい性能の火ワルドティリオはある意味で将来的にサシャよりも長く使える。その為、コスパが非常に良い。

サシャとワルドはどちらも召喚限定なので召喚だけ回し続けてこの二人が揃うまで粘る価値は十二分にある。というか、リセマラでサシャとワルドを出すか、次に紹介するキャラを取るかが現在のクリプトラクトのスタート地点と言ってもいいだろう。

SS級 上位級 非常に凶悪かつ個性が尖っていて腐りにくい
3位 水アナコンダ
「溶けて無くなっちゃえ」

総合評価SS

入手推奨度SS

アタッカー性能S

オート性能S

汎用性S

対人性能S+

神話限定のアナコンダが今年も帰って来た。元のアナコンダも円環編成で今でも一線級だが、ではこのアナコンダはどうリメイクされたのかというと……

全体に5万の固定ダメージを与える円環キャラか、先制ウォーリアのスピードを80%上げつつコンバートに全体デスを備えた対人キャラを選べる。

……んんん?もう一回要点を見てみよう。

『全体に5万の固定ダメージ』

『コンバートと全体デス』

……どっちも強すぎるんですけど?

まず進化について概要に触れると、LSが経験値上昇でインフレを考慮しても非常に長く使えるし、円環のみ所持し従来の先制や二回行動に祝福などは捨ててきた。火アナコンダと相性が非常にいいが、ではこれがデメリットなのかというとそうではなく、性質上円環キャラは先制が無い方が行動順を落としやすく制御しやすい。先制で2回行動や紫電、円環をすれば蘇っても通常ターンの1週目をスルーしてしまうので、つまり円環キャラであるならば二回行動は欲しいものの先制は要らないのだ。祝福も円環とは相性が悪いので要らないし、二回行動は引き継いで欲しかったものの今開催している極限戦域では円環しか所持していない、そして有用な円環キャラが集結している水属性である為に特殊能力が少ない為、むしろ極限戦域では最強キャラと化している。敵が攻撃力10倍やスピード5倍でも倒せる手段を持つのはこの水アナコンダだけであり、逆を言えば

あの闇サシャや火ワルドティリオでさえステータスの暴力で殴られたらどうしようも無いが、進化水アナコンダはステータスの差をひっくり返して敵を倒せるという唯一無二性を有しているとも言える。


次に契約は先に述べた通り、先制ウォーリアのスピードを80%上げるLSを所持し、コンバートに先制、全体デスにこちらも優秀だが400%の全体攻撃に超確率遅延が付いたものを持っている。構成要素全てが対人面で強い。

コンバートとデスの相性の良さは極めつけで、HPが上がれば上がるほどデスの即死圏も当然上がる。HPを上げ切ればあの解放HP極振りドラクゼロスすらデスの圏内に収められる手前まで伸ばせるので、実質的にアナコンダのデスを耐えられるキャラは祝福や燐光以外では存在しない。

先制のウォーリアというのも利点で、水アナコンダのHPを削る水パイソンや時限持ちのリンドウや水チェリオ、全体スタン持ちの闇ノーチェに打ち消し特化のユースティアや同じコンバートのスアデラ等が居る。火魔族や水魔族とは違った意味で凶悪な面子が勢揃いしていて、こちらも完成すれば厄介な対人編成となる。

総括すれば進化契約どちらも非常に個性が尖っていて腐りにくい性能をしている。超召喚でリセマラするならこの水アナコンダを複数粘りたい。3体出せればおめでとう。あなたは極限戦域1位を狙えます。

リメイクされても相変わらず恐ろしいキャラです。

S+級 汎用性に優れていて使いやすい 三大ヒロイン魔族
4位 光テイル
「ちょっと本気を出そうかな♪」 

総合評価S+

入手推奨度S+

アタッカー性能A

サポート性能SSS

耐久性能B−

汎用性S+

 あの恒常キャラでは最強クラスのサポーターのテイルがリメイクされて限定で帰って来た。この事実だけで既にやばいのだが、安心してください。

案の定やばいです。


進化は今までのテイルとは違い祝福を捨てた。代わりに得たのが単体の5ターン100%攻撃力バフとクリティカルバフである。多段他傷もさせられるので光テイル自身は闘争本能を持っていないが非常に闘争編成と相性がいい。但し、削り過ぎればテイルは普通に落ちる点とテイル自身に短縮する必要があるのは注意点。

様々なワンパン編成や速攻編成で目にするキャラでわたし自身も迅雷ワルドティリオや会心クイックカーリー等に組み込んで遊ばせて貰いました。インド神話が99%カットを有していなければ恐らくテイルサポーターでワンパンが横行していたでしょう。悲しいね。

ワンパン以外でも防衛戦で活躍したり、チェンジで要所要所に刺さったり非常に扱い易い。入手出来れば是非使っていきたい超優秀サポーターである。

契約も非常に強く、従来のテイルバフと単体攻撃を有している。連撃では無いので水ではなく火に寄せてきたイメージが近い。しかし、実質的には火の上位互換に等しい。

まず代償が味方全体25%から自身のみの99%に代わったので、どの編成にも入れやすくなった。更に祝福は10に上昇しており、火テイルはどう頑張ってもアタッカーはきつかったが光テイルは単体アタッカーとしては非常に強い。つまりサポーターでありながらアタッカーでもあるというアルテラ以来の高いバランスを有するキャラ。

欠点はヒロイン限定キャラである為、排出が中々厳しい事。煌結晶ならば確実だが、可能ならば有償や宝結晶を貯めて挑む事をお勧めします。

5位 闇クラリーチェ
「うわっ!大惨事だよ〜……」

総合評価S+

入手推奨度S+

アタッカー性能B

サポート性能SSS

汎用性S

あのクラリーチェもテイルと同じく帰って来ました。但しまさかのフランシール以来初の同ガチャで同キャラが限定に所属しているという優遇っぷり。では性能はどうなのかと尋ねられればやはり優遇されてます。

進化はリバースで烙印や停滞を相手に付与出来ます。リバースの烙印は非常に珍しく、闇リーチェや樹エンラに昇華グレーテル辺りしか存在しません。CTも0である為短縮要らずで烙印を気軽に使えるのは利点。但し単体である事から全体に烙印をかけたいなら樹エンラとお好みで選ぶといいです。ただ、本命は契約にあります。進化だけならここまで高い評価ではないです。

本題に入りましょう。契約は自身に麻痺を付与する1CTの1ターンテイルバフと同じく自身に麻痺を付与する高倍率の単体攻撃と紫電のみ有しています。

これの何処が強いのかと言えば、「自分にテイルバフかけて単体攻撃して誰かにテイルバフして後ろに下がるよー」や「闇サシャにテイルバフ付与して本命サポーターのバフは道中温存するよー」がチェンジで可能になります。闇サシャのチェンジバトルでの相棒と言っても過言ではなく、とにかく会心の陣との相性が抜群です。

特に紫電を絡めたテイルバフ確定交代はチェンジでは非常に汎用性が高いので闇サシャが入らなくても控えに契約闇クラリーチェは雑に入れられるレベルで重宝します。

攻略面で今後も非常に息が長く、闇サシャが会心キャラで上回られても闇クラリーチェはそちらに就職すればいいので非常に腐りにくいです。

欠点はやはり光テイルと同じでヒロイン限定である事でしょう。契約が一人いればとりあえず困らないので一体のみ抑えておけばいいのですが、煌以外では沼る時は沼るのでまだ未入手であればピックアップ等で光テイルと同時に狙うのが良いと思います。

6位 水リリアンヌ
「あま〜い夢を見せてあげる!」

総合評価S+

入手推奨度S

アタッカー性能A+

サポート性能S

耐久性能A

オート性能A+

汎用性S−

あのプリン大好き魔族も帰って来た。今年のヒロイン三大魔族がS級を独占。

性能は進化が純粋な水魔族編成に入るサポーター。契約はリバース編成に入るアタッカーとなっていて、個人的には進化がやばいと思っています。

まず進化に触れていきます。先制に祝福10、そして敵全体に超高確率キューコン化連撃と3ターンの間、味方の攻撃力とスピードが100%上昇するバフを持っています。

3ターンの間、味方の攻撃力とスピードが100%上昇するバフを持っています。

まさかの契約2火アテナバフの上位互換性能バフを持っています。

あの火アテナが今でも使えるのは周知の事実ですが、あれを上回るバフを有しています。これはやばい。しかもキューコン化は敵のスピードが下がります。更にやばい。そしてダメ押しに水魔族なので解放契約水アルテラのLS対象です。やばすぎます。

味方を超加速させて敵を鈍足かつキューコンにする悪魔。それが進化のリリアンヌです。契約セーレ辺りと組ませればオートで比較的何処でも回れるかと思います。対人でもクエストでも活躍が見込めるので非常に強いです。

契約は祝福の代わりに再生強とリバースを所持。超確率遅延の全体連撃と30連撃の打ち消し連撃持ち。リバースアタッカーで打ち消しがあるのは有難く、サポーターでしか打ち消し出来なかったのがリリアンヌで代用出来るのは枠を他に回せますし、遅延耐性と闘争以外では受け切れない超確率遅延も非常に良いです。リバースアタッカーとしては珍しい相手を抑え込むセットプレイを得意とした性能をしていて、アークとは違ったリバースメインアタッカーとして活躍してくれます。

欠点は三大ヒロイン魔族全員に共通してヒロイン限定である事。S+級サポーターを狙うなら同時ピックアップの時がやはり狙い目かと思います。サポーターは腐りにくく息が長いのでコスパも良いですし、獲得に一考の価値はあります。

S級 最上位を除けばトップクラス どれも凶悪な性能を有している
7位 闇ノーチェ
「蒼穹の空に打ち上げてあげる!」

総合評価S

入手推奨度S

アタッカー性能S

サポート性能A

汎用性A+


進化契約共に素晴らしいアタッカーです。現環境でもトップクラスの制圧力と火力を両立してます。

進化は先制と紫電を特徴にした先制高火力アタッカー。全体に高火力連撃とスタンを付与する攻撃と単体高倍率の攻撃を所持していますが、全体で自身に麻痺を付与して単体へ入れる為に先制ターンでの制圧力が凄まじいです。打ち漏らしても大体の敵が耐性を持っていないスタンまで付与するので事故に対しても強く、安定感と火力の両立を成し遂げています。特に闇サシャとは進化契約どちらも相性が良く、闇サシャをスタンで守ったりノーチェ自身が軸にもなれるサシャノーチェ編成は個人的に気に入っている組み合わせです。

契約は進化と打って変わり先制と紫電をオミットして加護を獲得。但し再生を持たないのは進化と一緒ですが契約は1でも減ればFS条件が満たせなくなる為、昇華ルシファーや契約火テイルなどノーチェを対象にした無敵LSで守れる上に加護を起動する回復や火力を上げるバフを有するキャラと相性が良いです。加護状態の契約闇ノーチェの火力は凄まじく、会心の陣と合わせればキラーが入らずとも大体の敵を薙ぎ払える制圧力があります。

0CTである為に回復やバフのみに注力出来るのも利点ですし、その為契約光テフレアや後述のリース同様に進化光テイルと組み合わせるのも強いです。

クリコレ限定枠が増えすぎた為にピックアップ機会や排出はやや厳しいですが、現行アタッカーで間違いなく最高クラスのキャラと断言出来ます。

8位 火シェオール
「別に……テオドアの為じゃない」

総合評価S

入手推奨度A+

アタッカー性能S

サポート性能A+


2021年最新にして最後の限定キャラ火シェオールの立ち位置はどの辺か迷ったのですが、契約光テフレアや契約闇ノーチェ、契約リースと似た性質を有しその上でシェオールの個性を加味してこの位置にさせていただきました。

では進化から行きましょう。進化はギア20と猛撃を所持しており、敵全体超確率雪だるま連撃と単体高倍率連撃に指定対象のCT9短縮効果。連撃と全体通常攻撃は契約と共通。大きく違うのは進化CTが9であり契約は0である点ですが、これはデメリットになりません。そう、迅雷編成ならね。

進化光テイルや進化樹ホロウ組み合わせるのがベターですが、闇バルドル辺りでも短縮役なら有りです。先述した通り、迅雷に組み込んで短縮をそれに依存するのも楽しいと思います。迅雷に入れれば猛撃全体通常と〆のスキルで自身のギアを一瞬で天井まで上げきるのでサポーターの短縮に依存しないギアアタッカーとしては非常に自己完結性が高いです。

契約は裏ギアと追撃を所持し、FSのCTは0となっていますが、その為クイックカーリー同様に光テイルやクイックを付与して水ペルシャで裏ギア全開にするのが最高に楽しいです。進化も契約もカーリーに特化した性能をしていますが相手がカーリーでなくとも非常に強く、特に裏ギアを上げきったクイック契約シェオールの爆発力は凄まじく、CT0と追撃を合わせて敵を全滅させるまで止まりません。

進化が雪だるまや短縮付与でしたが、契約は停滞や防御無視に変わったのでカーリー戦以外の汎用性も上がっているのも利点です。進化契約どちらも金剣で攻撃力7200まで上昇し、リアムや古いボルテージ解放キャラを除けば最高の攻撃力を持っていますし、そのキャラが動き続けるというのは単純にアタッカーとして強すぎます。ギア自体がサポートしやすい能力であるのも追い風です。

超召喚は水アナコンダやゼフォン、リースにテフレア辺りなども強いのでそれらと並行して狙うのが良いと思います。

9位 闇フランシール
「あなたに拒否権は無いわ」

総合評価S

入手推奨度A+

アタッカー性能S-

耐久性能B−(D)


ナディアやサシャの次に五属性制覇を成し遂げたキャラ、フランシール。その最後の闇フランシールは如何程なのか。

共通しているのは追撃で、進化は二回行動とリバースを所持。単体攻撃と単体連撃どちらも倍率が高く、所持キラーも特殊能力キラーの祝福と再生キラーである為刺さりやすいです。烙印などで条件を満たしてあげれば更に火力は上がります。

背水戦線では毎回お呼びがかかる程の高レベルアタッカーで、サポーター以外ではほぼ7編成の内いずれかのアタッカーを務めるのは様式美。背水戦線はアタッカーが上から順に選ばれていくのでそのどれにも入ったりするのは闇フランシールが環境に適しているのもありますが、単体アタッカーとして完成されており評価が高いのを裏付けていると思います。

契約は1の祝福15を所持。ただし条件達成は異常ではなくHPなので進化リンシャンやリュウイ辺りと組ませると達成しやすいです。進化闇フランシールがリバースアタッカーであるので自分にバフをかけて完結していますが、契約闇フランシールの利点を語るならやはり単体の倍率が進化よりやや高いこと、そして全体に遅延が付与されている点にあります。遅延はまず外さない異常として他キャラ同様信頼性が高く、雪だるまや石化並に腐りにくい付与効果なので敵の展開を遅れさせつつ攻めに転じられるのが契約の強みでしょう。

欠点は進化が単体アタッカーなので全体に攻撃するのが遅れる点と進化は防御能力を持たないので耐久性が不安が残り、契約は単純な遅延高倍率アタッカーとしては火シェオールや火トゥシュ辺りと役目を奪い合っているのもやや向かい風。

但し背水戦線では自前で持っておきたいキャラなので、クリコレで有用な闇ノーチェや光レイレイ、光リーラ辺りなどと並行して積極的に狙っていきたい性能のキャラです。

10位 樹ラプラス
「退屈させないでね?」

総合評価S

入手推奨度S

アタッカー性能S

サポート性能B+

オート性能B+

汎用性A

ラプラスは進化と契約で非常に性質が変わるキャラです。しかしどちらもトップクラスのアタッカーであり、非常に強いです。

進化は先制と紫電、そして闇フランシール同様の特殊能力キラーを所持。全体打ち消し攻撃と全体超確率遅延連撃と汎用性が高く、どちらにも麻痺付与がついているので確定でどちらも先制ターンで撃てるのが強いです。倍率だけ見るなら合計で全体435%の打ち消しと超確率遅延を確定行動出来るので敵側の無敵やCT加速済みという現環境にも適していて、周回や高難度にも度々お呼びがかかる性能をしています。

契約は先制の代わりに再生強を獲得し、特殊能力キラーが水属性キラーへと変わった事で対水属性アタッカーとしては非常に刺さる範囲が広いです。連撃が打ち消しに変わり、全体攻撃が石化へ変わりましたが打ち消し連撃には麻痺が付いているので確定行動には変わりなく、全体に合計373%攻撃をした上で属性補正や属性キラーまで入るので水属性への火力は会心の陣込になりますが光属性への闇サシャ全体と比べて遜色が無いレベルまで到達しています。

弱点を挙げるならば進化契約共に闇サシャ同様に防御無視が一切付いていないので数値よりは若干ダメージが落ちる点。普段使いならば気になりませんが一部の敵には明確なダメージ差が出るので、防御力が高い敵には適したアタッカーを用意した方が良いです。

使いやすい進化、水属性への制圧力がある契約と枝分かれしていて複数居ても困らない性能であるので大召喚祭で闇サシャや火ワルドティリオを狙うついでにラプラスを期待して回すのはわたしは有りだと思います。

11位 リース
「祈りが届くといいですね」

総合評価S

入手推奨度A+

アタッカー性能S

耐久性能B

オート性能B+


何やら影がある訳あり清楚お姉さん。スアデラとアンヌを合わせて闇を抱えた病みの三義姉妹。長女がスアデラとリースで悩むところですが、長女がスアデラ、次女がリース、末っ子がアンヌでしょう。

何の記事だったっけ?と思っていませんか?大丈夫です、ちゃんと選評記事のままです。


性能について触れていくと、何と進化は400%全体連撃を持ちながらキラーを一切所持していません。しかし敵に攻撃力上昇を付与するのでリバースが多い英雄神話では猛威を振るいます。単純に倍率が高いのとリース自身が自身対象の火力LSを持っているので火力はそこまで気になりませんし、何より400%連撃がCT2なので解放光スフィアや解放樹アストリアと組み合わせれば永久にこれを連打出来ます。鍵集めイベントでも採用されたりするキャラで、やはり高倍率短CT連撃は強い。

契約は一転して契約光テフレアに近い性能になり、0CTの全体連撃超確率遅延や防御無視高倍率単体を有しています。但しそれらに麻痺が付与しており、リース自身が紫電を所持していないので無敵か麻痺LS、或いは紫電が必要になります。但し無敵や紫電だと契約リースが獲得した追撃が腐りやすいので契約リースを採用するなら深淵か麻痺回避LS編成で行くべきでしょう。燐光の盾も獲得したので遅延と相性が良く、遅延で敵の展開を封殺しながら燐光の盾で敵の攻撃をシャットアウトするという自己完結性が非常に高い性能をしています。

契約は胸の谷間に杖を挟み込んでいますがこんなにどストレートな扇情的キャラが通るなんてクリプトラクトの懐は深いなぁ。

某艦隊ゲームにはもっと扇情的なのがいくらでも居る?あれは多分規制の限界に迫っているので比較してはいけません。

リバースや敵側の開幕FSが当たり前になった現環境ではアタッカーとして個人的な評価が進化契約どちらも高く、声や見た目もウケが良いと思うので超召喚でこの闇属性お姉さんを狙ってみてはいかがでしょうか?

12位 光ロレーユ


「私を止められると思っているの?」

総合評価S

入手推奨度S

アタッカー性能A

サポート性能A+

オート性能A

封殺性能S

闘争本能獣編成のある意味核になりうるキャラ。というか実質的本体。進化のやっている事がとんでもなくえげつないです。私の口車に乗りなさい。

まずは契約から行きます。両方時限攻撃で全体時限と単体高倍率時限を所持。敵の行動待ちになるのでやや火力発揮はしにくいですが、先制と二回行動キラーという対人で刺さりやすいキラーを所持しているので別キャラで遅延を用意すれば時限は安心して発動出来ます。進化火ツキノ辺りに任せるのがベター。

そして光ロレーユの本命は進化。全体時限と全体確定遅延。この組み合わせは非常に凶悪で、カーリー3wの表カーリーをただ一人で封じ込められる構成をしています。時限と遅延の相性は契約光ロレーユの所で触れましたがそれを一人で両立している事、そして火ツキノのLS対象であるという二点を同時に達成しているのが進化光ロレーユの強みです。

敵が円環や圧倒的なスピードもしくは0CTのFSを有していない限り光ロレーユ単体で延々嵌められるのが闘争本能獣編成が強い真たる理由で、いわば獣編成が強いのは光ロレーユのお陰が8割です。残りは火ツキノ1割昇華ロウリー1割くらい。

でもやはり欠点もあって、まず敵が闘争本能だと向こうもCT加速してしまうので上手く遅延を挟まないと想定外の反撃を貰ったり、そもそも遅延耐性がある一部の敵には効かなかったり、時限は麻痺で消せるので紫電持ち麻痺付与をする敵キャラとは相性が悪い。闘争本能ギア持ちとも相性が悪くカーリーを封じられるがバリアを貼らないと逆に消されてしまう側面もある。

逆を言えばそれ以外はほぼ無敵に近いのですが、後はやはり獣編成自体に突出した火力が無いので周回には向いてなくて、高難度外地クリアや新神話の初見にお勧めみたいな立ち位置になるかと思います。

それでも火ツキノと光ロレーユの組み合わせは一年近く経った今でも最強クラスの完成度を持つのでまだまだお世話になる事でしょう。

13位 光ムニン
「綺麗って言ってくれて……良かった」

総合評価S

入手推奨度A+

アタッカー性能S−

サポート性能A

オート性能A

今月登場したばかりの限定キャラでリバース編成においてアタッカーにも短縮役にもなれる器用な子。
進化は妖精かつリバースキャラのスピードを80%上げるLSを所持し、自分以外では昇華グレーテルや光リーラに光ノワール、契約2アシュリーや契約2フギンや光フレデリケ辺りが編成候補となる。

全体連撃に高確率遅延が付属した物と高倍率単体連撃を所持し、先制とリバースに紫電を所持しているのが進化で火シェオールやリースの項目でも触れましたが、遅延が付いたアタッカーは雑に強いです。80%編成であるのもまだまだ新規キャラを考慮すれば上げ幅を期待しても良いです。リーラがソーサラーから妖精に転向したように新規キャラが妖精に鞍替えするのもまだまだ有り得るので期待値は高め。

契約は契約で何と675%の全体連撃を持っています。カウント砲ではなく普通の連撃です。しかもCT待ちなしの全体短縮まで使えるので非常に強い。進化光ムニン契約光ムニン契約2フギン光フレデリケ辺りがベターだと思いますが、単体短縮でひたすら契約ムニンの全体連撃を連打するのも良いです。

進化と契約どちらもリバースキャラとして高いレベルにあり、アタッカーでありながら80%LSを有するので火ツキノや水アルテラの様に長い目で見られる子なんじゃないかなと。

欠点はやはりヒロイン限定である事くらいです。これはヒロイン限定とクリコレ限定の全員に言えるのですが、宝結晶や煌結晶に頼らない限りは指定限定はヒロインやクリコレから中々引き摺り出せないです。元の確率が低いのと、他のピックアップが邪魔してくるのは良くありますし、ムニンが欲しい方は相応の準備をしてヒロインオブセントレアを迎え打ちましょう。

14位 水マリキュラ
「先に死んじゃダメだからね?」

総合評価S

入手推奨度A+

サポート性能S

汎用性S−

封殺性能A


何とまたヒロイン限定です。今年は魔族限定がどれもこれも強い。過半数以上の新規限定魔族がヒロインというのも闇を感じますが、とりあえず選評を。

進化は全体確定遅延と割合所持。先制や反撃と吸収は共通でこちらは祝福10。

水魔族も進化水リリアンヌを得たことで火力発揮はしやすくなったのですが、それでも敵が膨大なHPがあると時間がかかりますし闘争本能に弱いです。それを一人で埋めてくれるのが進化マリキュラで、割合や遅延という水魔族が欲しかった物を両立しています。

しかし水魔族は激戦区の中の超激戦区なので人によってはチェンジでないと入らない可能性もありますが、確実に水魔族編成の面子に食い込める実力があるのは太鼓判を押せます。

契約は割合と時限を所持し、祝福をオミットした代わりにリバースを獲得。リバース嵌めの核になりうるキャラで、アシュリーや光リーラに光ノワール辺りの遅延と絡めれば敵に何もさせず封殺出来る戦術の強さはカーリーですら何も出来ない程です。

割合も最近の膨大なHPの神話に適していますし、敵側が紫電等で対抗してこない限りはまず安心して攻略出来るので水マリキュラも自前で一人は欲しいキャラ。幸い今年のヒロイン限定は粒ぞろいですし数ヶ月単位でヒロインにのみ注力して揃えるのは有りです。

欠点はまぁ……そろそろくどいのですが、やはりヒロイン限定であるという1点のみ。性能的な弱点が無いのであればここしか弱みがなく、逆を言えばヒロインキャラはそういう壁が高いから強いのかもしれませんね。それ以外ならばリバース恒例の防御特殊能力の皆無性による脆弱さ。HP吸収に耐久性依存しているので想定外で落ちたりも稀にあったりする。

15位 樹エンラ
「あんまり騒がないでくれる?」

総合評価S

入手推奨度A

アタッカー性能A

耐久性能B

サポート性能A+

汎用性B+

S級最後もやはりヒロイン限定キャラとなりました。

今年のヒロイン限定は魔界かな?


わたしが見た感じ、今年のヒロイン限定の性能平均だけ明らかに飛び抜けてるんですよね。これは多分気のせいじゃないし、人気キャラの新属性ばかり集めているのも多分気のせいじゃない。ヒロインは$箱。

閑話休題も済みましたし、本題に入りましょう。ぶっちゃけて言えば樹エンラは進化に限り、烙印所持キャラでは最強クラスです。烙印キャラってソロモン以降はサポーターに回ったイメージなのですが、樹エンラは烙印キャラでありながら単体アタッカーとしても強いです。

全体烙印は烙印攻撃の中では高めの倍率となっていますし、単体攻撃も自身の烙印で異常特攻を満たせば800%。アンヌと同じ先制と再生キラーで割と広い範囲に刺さりやすい。二回行動もあるのでそれが1ターンで出来ることもある上にリバースアタッカーではあまり見ない極光もあるので場持ちも中々。烙印キャラの中では使い勝手が非常に高いです。

契約は二回行動と極光をオミットした代わりに先制と燐光を獲得。そして2CT割合と異常特攻単体攻撃を所持していますが、レユニカに割合異常が実現しているのを考えるとちょっと出るのが早い性能だったかもしれませんけど普通に強い。契約は燐光持ちなので進化より更に場持ちが良いですし、アタッカーでありながら割合所持は非常に珍しい組み合わせをしてます。なので、ばんばん割合を使って弱らせてから単体〆が定石になるかと思います。

欠点は……流石にしつこいので、そろそろほかの切り口で行きます。今年の限定が背水で使われることを意識した性能なのでサラスヴァティには無類の強さを誇りますが、それ以外の敵にはケースバイケースといった所です。烙印が強いとはいえ、リバースではないもののチェンジであれば契約2ヨモギや進化リンシャンで烙印付与して引っ込めて、は出来るので烙印付与が出来る自己完結アタッカーだけでは突出した強みにならなかったりもします。そもそも特殊能力キラーが刺さらなければ烙印は異常特攻を満たす物にしかなりませんし。

ですが、それでもやはり魔境ヒロイン出身だけあって強いのは強いので、S+級キャラやS上位ヒロインと合わせて狙っていきたいキャラとなっています。

A級 ある環境を支配 特定状況ではS級を凌駕する実力を有する猛者
16位 闇アストリア
「皆を導く光となる!」

総合評価A

入手推奨度A+

アタッカー性能A+

サポート性能A+

汎用性A+


あの第一皇子が漸く凱旋しました。S級入りをするかしないかぎりぎりレベルで悩んだのですが、迅雷編成が完成すれば評価は相対的に上がると思います。昇華ミーリアがあからさまに闇アストリアを意識した内容なので使わざるを得ないかもしれませんが、一先ず闇アストリアの評価を先に。

まずは進化。先制追撃を所持しており、スキルは単体高倍率連撃にクリティカルバフが付いていて、全体連撃には回復が付いています。どちらも倍率が中々高く、加護サポーターとしても迅雷サポーターとしても会心サポーターとしても悪くない性能。

進化アストリア自身の火力にバフや回復が付いているのは嬉しい事で枠の圧縮に一役買ってくれます。

契約闇アストリアはといえば先制がオミットされ、追撃のみとなり迅雷の全体連撃と解放ギルザすら上回る単体連撃を所持していますが、その代わりにCTがどちらも9。闇アストリア以降の限定キャラでCT9キャラはつまりそういう事ですね。迅雷を使いなさいと神が言ってます。

タイプが闇ナイトなのでアストリアはサシャのLS対象で会心と迅雷がどちらもクリティカルやクリティカルバフで起動するのでこの二人の相性は殲滅力を高める上で非常にシナジーがある。

キラーが刺さらなくとも突き抜けた火力の単体連撃は30万程のダメージを出すのでインド神話や英雄神話のボスでないとまず耐えられません。それを迅雷で何度も撃つので堪ったものじゃない。アストリア以降は迅雷を意識したキャラが増えたのでそういう意味でも革命児。

大召喚祭で余力があれば狙いたいキャラですし、今後は恒常キャラにも迅雷を意識したキャラが来る可能性もなきにしてあらずなので、出来れば優先回収対象として扱ってます。まぁ恒常はほぼユニバト周回用になったのでその線は薄いとは思ってますが、限定キャラの迅雷要求はまだ続きそうですし……やっぱり居た方が良いです。

欠点は敵側がこちら以上の速さで天候張り替えを行う場合だと無力化する点。その状況だと敵に対して打つ手が無いので、敵側に天候キャラが居ない神話を選んで編成したら心配は減るかと思います。

昇華ミーリアについては契約闇アストリアはほぼ確定採用ですがクリバフを選ぶなら進化闇アストリアでもセレンディでもお好みになると思います。防御面を気にするなら進化アークと組み合わせるのも良し。

迅雷編成はまだまだ先がありそうなので今後もキーマンとして扱われる第一皇子の今後の活躍に期待してます。

17位 ゼフォン
「これ以上、自分を偽りたくないの!」

総合評価A

入手推奨度A+

アタッカー性能A

耐久性能B

サポート性能A

新要素共鳴の2キャラ目。エルピスと共鳴したという事はゼフォンには犬の要素が含まれてる可能性もあります。わたしには見えますよ、ゼフォンが尻尾振ってるの。あなたはまだ見えませんか?なるほど……

では契約の評価から。闘争本能と紫電、そして燐光という極めて珍しい組み合わせを成立したキャラで闘争本能と燐光は相性が良いのでこれからも出て欲しい組み合わせだったりします。バリアを貼る必要が減るので枠圧縮が出来る可能性がある。

超高確率沈黙付きの全体連撃、そして自分に麻痺を付与する全体攻撃を所持しているので全体攻撃を確定で二回撃てるのが強いです。ラプラスでも触れましたが全体攻撃を何度も撃てるキャラは強い。沈黙は二回行動や紫電ですり抜ける可能性があるのでやや怖いですが、それについては及第点。

共鳴は引き続き燐光を持っていますが創世の楔も所持していてそれが0である為、自然にCT回復しません。ですが何と680%の全体連撃に6ターン127%攻撃力を上げるバフを付与するスキルを所持しています。どちらにせよ紫電は必須。実質的に昇華フローゼのお供。闘争本能確定を潜在解放以外で初めて持ってきたキャラであり、この点から恐らく解放エルピスも闘争本能確定が決まった筈。

二回行動キラーや祝福キラーを所持しているのでそれらが刺されば全体連撃の倍率は1000%を超え、圧倒的な火力を出せます。契約光ムニンと共鳴ゼフォンの全体連撃は頭一つ抜けた火力をしてる。

今後の紫電アタッカーで長期バフを貰いたいキャラが居れば共鳴ゼフォンを入れても良いですし、そういう意味では紫電併用前提のバフ枠で生き残りがある程度出来る事から超召喚祭の中でも比較的上位に位置する。未所持であれば機会があるなら、積極的に狙って行きましょう。

18位 光リーラ
「これでも魔女なんだから!」

総合評価A

入手推奨度A+

アタッカー性能A

サポート性能A

汎用性A

スコア適正A+


まさかのソーサラーから妖精へ鞍替えした竜の魔女様。昇華グレーテル編成やリバース編成、そしてスコアキャラとして大躍進しました。

進化は先制とリバースに祝福キラーを所持。クリティカルバフに攻撃バフが付いているため、リバースであれば味方全体にテイルバフを付与している様な物であり、連撃は最大1200%の30連撃超確率遅延。但し麻痺が付与されるのでやはり昇華グレーテル辺りのケアは必要。遅延が30連撃で超確率ともなれば闘争本能以外では敵のCTはガタガタになり再起不能必至です。やはり遅延は正義。

契約は先制とリバースを失った代わりに加護と追撃キラーを獲得。無代償2ターンテイルバフ2を所持していますが、加護状態であればそれが4ターンに増えます。昇華アレクシアのバフに等しい物を無代償で撃てるのは凄まじく、超高確率烙印付きの連撃は1125%も有り、それが加護状態なら約2025%にもなります。そこに祝福キラーか追撃キラーが刺されば3000%を超える超火力を発揮します。

烙印とテイルバフというスコアに必要な要素を1キャラで有しているのは非常に強く、同じ構成で契約リーラの上を行くキャラが出るまで絶対に腐りません。非常にお勧めキャラです。

欠点は殆ど無いのですが、挙げるとするなら進化契約どちらも防御特殊能力がありません。つまり打たれ弱い。何かしらの対策は必須で、特に契約は連撃がHP条件になっているのでそのケアはしないといけません。加護を活かすなら自然と回復は入るとは思いますが。進化はリバースキャラとしては珍しいクリティカル全体付与キャラなので、こちらも息が長いと思います。

それ以外ではクリコレ出身である事が欠点。宝結晶を使えばピックアップ時は3分の1の勝負をかけられますが当たらない時は当たらないので、リーラをとりあえず抑えたいなら煌の使用を念頭に置いた方が良いと思います。

性質上非常に腐りにくいので、わたしは煌の使用をクリコレ内で誰かから選ぶならこのリーラ以外有り得ないとすら思っているのでクリコレ期間間近で煌が溜まる方はリーラの獲得を一考してみてはどうでしょうか。後悔はさせませんよ。

19位 水チェリオ
「天才は人知を超える」

総合評価A

アタッカー性能A+

サポート性能B+

封殺性能B


進化も契約も全体時限に単体連撃という構成に変わりなく、特定の編成で一際輝くのかと言えばそうでもない。ですが単純明快な強さがあるのがこのマフィア娘のチェリオ。

進化は先制に紫電、闘争本能キラーに追撃キラー所持。カーリー特化している性能は進化契約共通ですが、進化契約の差異は倍率差にあり、進化の時限倍率は400%を超える火力を有していたり単体連撃も中々の倍率を持ってます。

しかし有用なのは契約の方で、こちらは紫電の代わりに加護を得ました。それ以外は進化と共通。全体時限に停滞もついています。その倍率は進化にやや劣りますが、加護込みなら圧倒的にそれも上回ります。単体連撃倍率は加護込みならば1404%にまで達し、闘争本能キラーか追撃キラーが刺されば2100%を超えます。これは非常に強い。あのカーリーですら特攻キャラとはいえ水チェリオならすぐに倒せる程で潜在的なスペックは高いです。

欠点としては契約で運用するならチェンジでないと枠圧迫がきつい事、共通して防御特殊能力を持たない事。

やられる前にやれを体現したキャラで潔いとも言えますが、時限を発動した後もチェリオがダメージを受けないように立ち回る事やバリアに引き付け辺りの用意も視野に入ります。領主の腕が水チェリオの強さを左右する。

20位 樹ホロウ
「たくさんのひかり……あたたかい」

総合評価A

入手推奨度A

アタッカー性能A

サポート性能B+

今月出たばかりの最新キャラ。運営のお気に入りキャラであり、恐らくファンが中にいる。絶対に居る。

契約の洋服あれそもそもウェディングドレスに似てません?ヴェールがある洋服なんてウェディングドレスくらいじゃないかな?それともお嬢様チックなのかな?わたしホロウが式を挙げるのは絶対反対なんですけどでもホロウが幸せになるなら涙を飲んで送り出してあげようと思いますいやそもそもわたしがホロウと結婚すればいいのかそうだそうでしたねホロウには三ヶ月分どころか三年分の給料で結婚式と指輪と新婚旅行の費用を使いましょう旅行先は何処がいいかなわたしはやっぱりクリアランドだけどホロウが行きたいなら天空城でもいいし高天原にだってエシェンディアまででも足を伸ばすよああでも遠すぎるからやっぱりホロウ疲れちゃうよねそれならタウゼンレジャーはどうかなウィーンみたいに音楽の街だし遊興都市として名高いしきっと良い旅行になるよ旅行が終わったら皇都セントラルに行きたいけどホロウは騒がしいの苦手そうだしやっぱりグラージャとかがいいのかなそれならわたしが詳しいから案内は任せてね個人的にはレスレクティオが行われる時期が一番グラージャは素敵なんだよ無数の提灯が灯る光景は一度は見ておかないと損だよホロウでもあそこは住むには中々険しい場所だしそうするとグラスウィードで気侭な生活も楽しいかもしれないね定住地を持たない旅は二人ならきっと楽しいよおっと勿論ミーリアの事は忘れてないよミーリアは理解がある人だからきっとわたし達の事も祝福してくれるよふふふそうなるとミーリアの事は義姉か義母かどちらになるのかな呼び方は大事だよホロウこれを間違えると後が拗れる事になるからね失敗してはいけないこれはもはやボウラキアとの戦争以上の大事だよしかしミーリアは寛大だからわたしが呼び方を間違えても許してくれるだろうかああ心配だホロウと上手く付き合う為にはミーリアの理解にも務めなくてはそれならいっそ三人で暮らすべきかそうだそれがいい全てが終われば何処か静かな場所で三人で慎ましく暮らそう晴耕雨読の日々はきっと充実するよ時折近所の人の手伝いをして仲良くお裾分けし合いながら暮らしながらホロウと仲を深める毎日は斬新で素敵なんだろうねうふふ

……おや?どうしました怯えた様な顔をして。怪文書か悪魔でも見たのですか?それはいけない。わたしが看てあげますから此方へ来てください。え、要らないのですか?そうですか……お大事に。


さて、まず進化は加護と二回行動確定を所持してます。更に短縮が単体4ターンですが加護状態なら6ターンに伸びるので12ターンもの短縮が可能になり、超高確率雪だるま付き全体は432%もの火力を出せますが加護状態なら777%にまで達します。サポートをしながらムニンやゼフォン並の火力を出せるのでアタッカーにもなれると考えれば非常に強い。

契約は二回行動を無くした代わりに新特殊能力ギアを所持していて、攻撃力は最大7200まで達します。その攻撃力から放たれる全体攻撃二種は凄まじい火力を発揮するので、進化樹ホロウや解放チェリオ等で上手くギアを上げ切りたい所。どちらにも雪だるまが付いていて敵が耐性を持っていない事が多いのも利点です。

欠点としては契約は加護ギアである為に最大火力を出すのは相応の編成が必要な点、進化契約共に一切防御能力を持たずにHP条件FSを持っているのでホロウの介護は必須である事。ギアが上がる前に落ちるなんて事にならない様にしましょう。

クリコレ限定である事は1周回っていい事かもしれません。何故ならクリコレは確率こそヒロインと同じですが星5さえ出ればピックアップが機能しやすいし、宝結晶込なら期待値は高い。とはいえそれは石を潤沢に持っている前提なので、ホロウをお迎えしたい同志の方は心して準備して下さい。

21位 リアム
「もう……後悔はしたくない!」

総合評価A

入手推奨度A-

アタッカー性能A

サポート性能A


プロメテウスと共鳴した人。なんかファンタジー系のテンプレ主人公みたいですよね。最終的にハーレム作りながら好意を察せないので誰にも手を出さない草食系イメージ。俺、また何かやっちゃいました?って台詞言いそう。天然のなろう系主人公。彼が主人公なら恐らくタイトルは「海底に沈んだ古の大陸から得たチートスキルで異世界を気侭に旅する」。

追撃は共通で契約なら二回行動闘争本能を所持。全体超高確率麻痺と味方に麻痺を付与する単体連撃を持ってますが、麻痺は紫電が怖いのと割と耐性持ちが居るので個人的には評価が低め。単体連撃麻痺付与は紫電を編成しておけばいいものの誰を入れるかとなれば共鳴ゼフォンと紫電キャラにリアムで創世中心編成も面白いかも。

しかしリアムの本命は共鳴で、全体攻撃に4ターン攻撃バフが付いたスキルと単体連撃にクリティカルバフが付いたスキルを有する。二回行動を失った代わりに得たのがボルテージで、ボルテージといえば初期値が低いし上がり切っても三千世界以下という正直微妙な立ち位置だった。

しかし彼は弾けた。


金剣リアムの攻撃力初期値は3600にまで到達し、それがボルテージMAXになれば10800にまで攻撃力が上がる。この時点で並の金剣キャラの会心の陣補正状態に近いのだが、リアムはその攻撃力を会心の陣で上げると27000にまで及ぶ。

もはや意味が分からないレベルであり、このボルテージ最大会心リアムの単体連撃は迅雷状態なら連撃で自身が付与するクリティカルバフで追撃が終わるまで止まらない。しかし27000もの攻撃力で倒れない敵は実質的にほぼ存在しないので、この会心ボルテージリアムは是非一度試して見てほしい。

ほぼ共鳴一択ですが共鳴にも弱点があって迅雷以外ではCT9が中々貯まらない。その為天候に弱いという弱点があり、ボルテージであるが故に倒されればリセットされるものの防御特殊能力を持たない。なのでリアムが死なないように気をつける必要やボルテージが上がるまで守る手段が必要になったりする。そこがリアムの唯一の短所と言えます。

それを除けば最強クラスの火力アタッカーなのは間違いないのでリアムを上手く守って戦いましょう。

因みにクリコレ限定にはラッシュやらボルテージやらギアやら段階を踏む特殊能力持ちが他より居る気がするけれど超召喚にもラッシュやボルテージにギア持ちが居るので月末の二大ガチャにこれらの特殊能力持ちが振り分けられると思っても良いのかも。

22位 光ハミル=ロァ
「さぁ……空を切り裂く舞を見せてあげる!」

総合評価A

入手推奨度A-

アタッカー性能A

サポート性能A

ハミル=ロァが正式名称らしいですがハミルと呼びます。皆ハミルって呼んでますし、そもそも=が挟まってる事に気づいてない人居るんじゃないかな。だから此処でもハミルで呼びます。

ハミルに共通しているのは先制と飛行、そして極光の盾キラーと祝福キラー。え?昔、飛んでる癖に飛行が付いてなかったキャラが居たって?多分跳ねてるんじゃないかなそれは。何処の氷帝なんだろうね。

進化は闘争本能と追撃を所持しており、スキル構成は超高確率石化付きの全体連撃とアンチ極光付きの単体連撃。CT9なので絶対時間か迅雷必須ですが、ハミルは闘争本能獣なのでそちらに入れてあげるのがベター。アンチ極光を有するので5万盾もスルー出来ますが、あれが出る場所は限られているのでインドの1万盾辺りの方が主に運用する主な理由になります。まぁそもそもハミルでスルーせずともツキノの全体で割ったりティーミアの単体で割れるのであまり盾スルーは意味無いんですけどね。アンチ盾で燐光スルーも出来るなら最高でしたがそれはたらればしていても仕方ない。

契約は闘争本能追撃を捨てた代わりに加護を獲得。約350%くらいの超高確率石化全体連撃に全体2短縮を持っていて、加護状態ならば全体短縮は3ターンになり、石化連撃は623%まで上昇します。強い!ん?共鳴ゼフォンが680%全体連撃を持ってる?あれは規格外だから気にしたら駄目。

契約LSが汎用スキル攻撃力であるのも利点で、加護を得ずとも毎ターンノーリスク全体2短縮が使えることから契約が個人的にはお勧め。進化で獣に入れてもいいですが、石化は時限と共存出来ないのでロレーユが腐りやすくなるので個人的には勿体ない感じはしますがそこはロレーユとハミルでお好みなのかも。

召喚祭限定で人によってはいつの間にか所持していたりもしますが、セーレやティアナ辺りと違う運用が出来る全体短縮役なので未獲得であればちょっと欲しい感じのキャラ。

23位 光マステマ
「見苦しく足掻くが良い!」

総合評価A

入手推奨度A-

アタッカー性能A

耐久性能B

サポート性能B

対人性能B

何か神から新しい力を得たらしいです。でも貴方3000年奉仕してようやく新しい力を貰えたってはしゃぐの社畜みたいです。大丈夫ですか。有給貰ってますか。君は一回長期休暇した方がいい。クリプトラクト界随一のワーカホリック。

アトランティカでパンドラが反旗を翻した事や当時の従順な民をやたら買っていたり過去を引き摺り気味でもあったりする。かなり人間っぽいですね。君、多分既に記憶取り戻してるよね?って密かに疑ってたりします。神に忠実なのにやたらと人間味がある不思議なキャラ。

進化と契約でかなり異なるタイプのキャラで、進化の場合はまずLSが神の二回行動キャラ80%スピード上昇。実質的に昇華ウリエル編成となりますが短縮役のバラキエルを短縮に据えると麻痺が鬱陶しいので契約2イスラフィールがベター。
先制に二回行動、燐光に先制と闘争本能キラーを所持しておりFSは超高確率石化連撃に敵バフが付いており、それと高倍率単体連撃というスキル構成となっている。対人ではマステマと樹ガラテアを稀に見かけるが、上を取られやすいので水魔族や闘争本能獣編成はややきつい。

契約は祝福10と闘争本能と闇属性キラーを所持。属性も加味して本命は此方だと思います。多段自傷付きの全体超高確率スタン連撃と超高確率沈黙付きの高倍率単体連撃を所持していて解放ギルザを除けば最強クラスの対闇属性アタッカーとなっていて、これは闇ノーチェ辺りと同じですがスタンと単体連撃組み合わせが非常に相性が良く一人ずつ相手がしやすい。

単体連撃の倍率のみなら限界突破段階次第では闇属性への火力は解放ギルザと良い勝負をしていますが向こうが3CTに対してマステマは6CTなので撃ち合いで比較すればやや厳しい。迅雷辺りで上手く誤魔化しましょう。但しギルザは追撃が付いている闇属性キラーアタッカーである点とマステマは追撃が付いていない闇属性キラーアタッカーであるという差があるので運用はケースバイケース。

欠点は他と比べて分かりやすく、進化は強いは強いが80%編成でありながら神二回行動のみの強みが薄く現状では最速の水魔族、遅延時限の闘争本能獣、火力の火魔族にやや劣る。契約は天候か短縮サポートが無いと自力では回しにくいCTをしている。

それら以外はそれなりに使いやすいとも言えるが対抗馬が強いというタイプの欠点なのでマステマ自体にあまり落ち度はない。

そうだ、神から更に新しい力を貰ってくればいいんですよ。また3000年お仕事頑張ろうマステマ君。

24位 光レイレイ
「誰も傷つけさせないよ」

総合評価A

入手推奨度A+

アタッカー性能A

サポート性能B+

防衛戦に新たな苦行を齎した悪魔的存在。誰も傷つけさせないと言っている割にはスコアラーを傷付けている。

わたしが防衛戦に参戦したのは四年前なので初期のサイクロパスやマキュラなどの一発勝負防衛戦については知りませんが、恐らくわたしが知る中で過去最強最悪の厳選要素を一人で抱えている核爆弾です。防衛戦の闇が知りたい人は飛びこんでみるといいでしょう。発狂しますよ。

どちらにも共通しているのが二回行動で、進化は闘争本能、極光キラーと再生キラーを所持しており、自身に麻痺を付与する高倍率単体攻撃には異常特攻有り。全体攻撃には超高確率烙印と多段味方全体ダメージが付いています。現在の防衛戦の中枢を担っているキャラで、もしかしたらリンシャンと光レイレイと闇サシャと樹スズシロを自前で揃えてからがスタート地点になるのかもしれません。まだ必要な子は居ますけども。

厳選以外では進化はパラディン闘争本能なので昇華フローゼ編成に組み込めるので闘争本能の加速に一役買う他、麻痺をフローゼが紫電で回収するので相性は極めて良いです。

契約は進化の再生キラーの代わりにソーサラーキラーになり、そして先制とコンバートを所持。純粋な打ち消しと全体400%の超高確率石化を有していて、二回行動を持っている為に対人では打ち消しから石化を打つ可能性もあるという現状では唯一の二回行動コンバートキャラなので価値が非常に高い。

敵側で一番会いたくないコンバートキャラはアンヌかレイレイか別れるところですが、遅延か異常どちらでもコンバート解除が出来るアンヌと遅延では二回行動ですり抜けてくるレイレイとでは危険度はレイレイの方が高いと言えます。アンヌは単体を撃つこともありますがレイレイは消せる物が無ければ確実に全体を打ってくる点も厄介。しかし燐光を持たないレイレイは初回を防げば怖くないので確実に二巡稼げるアンヌと遅延をすり抜けてくる可能性があるレイレイはケースバイケース。

欠点は進化が麻痺を受ける都合上、紫電が必要不可欠で二回行動が麻痺で出なくなる事もあるので組み合わせ自体はあまり良くない点。但し防衛戦の二回行動制御は麻痺させればしやすいとも言えるのでこれを欠点として扱うかは難しい。

契約は燐光を持たないコンバートキャラなので異常でやり過ごせば野晒しになったレイレイを放逐するだけなのでコンバート役としては将来的に光ハリエットに解放が来た時が本命になる可能性があるのでその時に期待したい。 

進化と契約どちらも価値があるので自前で一人欲しいキャラとなっていて、クリコレで光リーラと光レイレイは最低限抑える必要がある。闇ノーチェ辺りも自前でかなり欲しい所だが、この二人の価値がクリコレは突き抜けているので一先ずクリコレの最優先獲得対象はこの二人で揺るがないだろう。 

25位 アヌシュカ
「そんな事したって無駄よ!」

総合評価A

入手推奨度B+

アタッカー性能A+〜C+(敵に依存する)

サポート性能A-

個性B

神話限定が漸くお目見え。かなり尖った性能をしていて先述した光レイレイと共に昇華フローゼの一翼を担っている。

まず共通しているのは先制と割合。進化は闘争本能が加わり、純粋な打ち消しと割合を所持している。どちらも多段味方全体ダメージが付いていて自分だけで割合CT回復が可能。昇華フローゼは決定打が薄いのでアヌシュカの割合によるダメージソースは非常に大きく、打ち消しも同様に昇華フローゼ編成では入れにくい物だったので進化アヌシュカの神話適性は極めて高い。

契約は先制のみとなっているが割合バリア構成でどちらも自分に麻痺を付与するので紫電が必須。しかし闘争本能が無くなったので昇華フローゼ対象から外れたのでどの編成に組み込むかはひと工夫要る。バリアCT0という珍しいキャラであり、他でこれに似た物を持つのはエリュオンくらいしか恐らく存在しないので希少性が高い。

サポーターというには進化契約どちらも個性があるのでそこは神話出身と言えるが特徴を見出すなら割合特化しており、それに道を作るなら迅雷クイック進化アヌシュカは嵌れば先制ターンだけで敵の膨大なHPをカットがかかっていようが無視して半分以上削る可能性もあるので非常に面白い。お試しで出たらまず間違いなく確保する事を勧める。

尚、わたしは事故で流しちゃいました。


26位 カマエル
「審判の時だ」

総合評価A

入手推奨度B+

アタッカー性能A

耐久性能C−

諸刃の刃A

アヌシュカに引き続き神話限定が続く。彼女と違って単純明快な性能をしており、単体連撃に特化した武人。

まず共通しているのは闘争本能と祝福で、進化と契約では祝福数が違って居たりもするのだが、進化は祝福10と追撃を所持。どちらも高倍率単体連撃を所持している。但し倍率が高い方の連撃は味方全体に致命傷に近いダメージを与えるのでバリアか祝福、ファランクス等の自衛は必須。しかし追撃が止まるまで敵を切り続けられるので進化光テイルと相性が良く、個人的には進化の方が強いと思っていたりもする。

契約は追撃の代わりに二回行動を所持し、祝福は5となっている。相変わらず片方が味方に致命傷を与える代償を持っているが実は条件達成時は最大火力は契約の方が僅かに高い。まぁ代償ある方の連撃が倍率大幅に減ったのでトータルならやっぱり進化なんですけどね。

欠点は進化契約共に単純明快。味方を危機に追い込むので何かしらの対策が無いと反撃で全滅に追い込まれます。高い火力には相応の対価を払う必要があるという事。バリアなしで解放ヤオヨロズ辺りを使えば即座に消えるのでネタ的には必見。

いざ参る!わっちの世界へ→カマエル行動→ヤオヨロズ盟約で消滅

自分の世界を展開した瞬間に死ぬ……身体を張ったギャグかな?

27位 闇マルコ
「覚悟はできてんだろうな!?」

総合評価A

入手推奨度A

アタッカー性能B+

サポート性能B+

個性B

渋カッコイイ皆の兄貴。進化契約どちらも非常に楽しいキャラとなっています。

進化は紫電追撃に闘争本能キラーと追撃キラーを所持。どちらも単体連撃ですが片方には超高確率停滞付与付きのアンチ闘争本能、もう片方には異常特攻付きの対象CT加速が付いていて敵のCTをこちらがコントロール出来るというオンリーワンキャラとなっています。特にカーリーやドゥルガーと相性が良く、一キャラで表裏どちらのカーリーにも有効打を持っているのはこの進化闇マルコくらいでしょう。

契約は二回行動とも猛撃を所持しており、どちらも9CTのアンチ闘争本能付き単体連撃。違うのは全体に攻撃力上昇とクリティカルバフをばら撒く点で、あの進化樹ガラテアのバフより高い倍率の全体バフを使えるのは利点。迅雷や猛撃を挟めばそれを二巡使えるので契約マルコはアタッカーをある程度こなしながらサポーターにもなれる器用なキャラとなってます。

欠点はまず最近のキャラに多い防御特殊能力が皆無な点。進化は敵のCTコントロールが可能なのでそれも少しだけ抑えられますが契約は本当に何かしらの対策は用意して然るべき。

更に契約は迅雷を使う前提の様なCTとなっているので闇アストリア辺りとの併用が前提で自前コストや敷居が高い。フードゥル辺りもベターだが闘争本能を加味すればマルコとはあまり相性が良くないのでやはり闇アストリアが欲しい所。光フードゥルに解放が来れば火力は落ちるもののそちらでも代用が可能となる。現状の迅雷マルコで迅雷役にフードゥルは流石にそこまでしてマルコを使うかという疑問が首を傾げさせる。

しかし強力で個性的なキャラである事は間違いなく、進化性能は敵が多様化してきているのでアタッカーでありながら息が長い可能性があるのでクリコレでリーラやレイレイを回収して余力があるなら狙いたい。

28位 レユニカ
「白き魔女の魔法……ご覧に入れよう!」

総合評価A

入手推奨度B

アタッカー性能B−

サポート性能B+

汎用性B

端末本体への負荷S


割合に革命を齎した人。但し演出が過剰で周回を徐々に重くしたりもする。

進化は割合に呪いが付いていて、もう片方の単体連撃は異常特攻が付与されているので自分だけで条件達成が可能。特殊能力は共通で先制と紫電、そしてリバース、進化のみに先制キラーや祝福キラーが付いていてドゥルガーに特化している。

契約は何と減らす%を減らしたことで1CT割合にスピードアップバフが付いていて麻痺付与される為に紫電で毎回これが使える。回復も所持していて自分が加護キャラではないのに明らかに加護を意識した構成。契約闇ノーチェや契約光リーラ、樹ホロウや水チェリオ辺りと組ませると楽しいだろう。

背水戦線キャラであり旬が過ぎつつあるが加護サポーターとして生き残る道があり、契約のスピードアップバフ付き割合はチェンジで有用なので進化の単体アタッカーではなく契約の割合メインのサポーターとして今後は運用していくのが正解だと思われる。 欠点はやはり改善されたものの機種次第では未だに使えば重くなる事、そして加護キャラに依存した性能を契約はしているので手持ちの加護層が薄いと真価を発揮出来ない事。あくまでレユニカはサポーターと割り切り、強力な加護アタッカーを入手するのがレユニカ救済の道となるだろう。

29位 火トゥシュ
「ともだちいっしょ!ぼうけんいっしょ!」

総合評価A

入手推奨度B

アタッカー性能A

サポート性能B−

迅雷の申し子。全体連撃二種と追撃を両立するので新キャラ次第では鍵イベントの鍵を握っているかもしれないキャラでもある。

ギャグでは無いです。


進化と契約に差異が殆ど無くリバースであるか否かという性能だが、とりあえず比較するなら進化は超高確率麻痺と超高確率停滞の連撃を所持。それと追撃とリバース、全体通常攻撃に祝福キラーと闘争本能キラーを有している。CTが契約に比べて軽いのでメインで使うならばこちらだが麻痺付与するのは一長一短なので使い所は見極めるべき。

契約はリバースをオミットして麻痺付与の連撃が味方に攻撃バフを与える内容に変更され、CT9になった代わりに威力上昇が行われている。実質的に迅雷前提でありこちらを使うならば闇アストリアやフードゥルの用意は必須。

欠点は強いレベルにあるアタッカーなのは間違いないが最近、似た性質を持つキャラが生まれた。火シェオールだ。

火シェオールは火トゥシュと比べて最終火力が高く、更に契約であれば0CTで迅雷すら要らない性質も持つのでオート以外の盤面では中々火トゥシュが火シェオール相手に強気になれる要素は少ない。

しかしギアで調子を上げるまでシェオールは時間がかかるし、トゥシュは即座に動けるので開幕であればトゥシュにも勝機はある。

クリコレでリーラやレイレイ、ノーチェを狙った際についでに出ると嬉しくなると思われる。

30位 スアデラ
「ふふっ。私もパパが大好き……」

総合評価A

入手推奨度B

アタッカー性能B+

耐久性能B

偽りの恋人EX

ファザコンEX

サークルクラッシャーEX

自分を偽る事に長けた重度のファザコンでクリプトラクト界のサークルクラッシャー。

コンバートキャラとしてはアンヌ以来の限定キャラだが燐光を所持していないので落ちやすいものの周回にも採用されたり中々使い所はあったりする。

進化は先制に闘争本能、コンバートに二回行動キラーとランサーキラーを所持。こちらの利点は全体攻撃の演出がとにかく早い。まあほぼ契約2ブーケの使い回し演出なので当たり前ですが……もう片方は低倍率の高確率麻痺連撃。麻痺を押し付けるだけの連撃であり、正直こちらはあまり使わない。進化の全体攻撃とコンバートの有用性だけを覚えておけば間違いない。

契約は本性を表したらしくエラピダエや火ワルドティリオの様に味方全体を退場させる代償付きの高倍率連撃と味方全体蘇生を有する。特殊能力は先制に極光、祝福10に先制キラーや二回行動キラーなど割と防御特殊能力は充実している。

契約にもコンバートを持ち越して欲しかったのだがアンヌ問題でデリケートな運営にそれは厳しかったらしく、アンヌの後のコンバートキャラなので少し大人しめにされた感はある。但しユニバト周回で要求される事があるので可能なら大召喚祭で回収しておくべき。

欠点は割とあるのだがやはり進化に二回行動や燐光が付いてないので他のコンバートキャラに比べるとや派兵にはキツイ印象を受けますし、契約は円環起動するなら他にもっとそれに特化したキャラが居るので進化契約共にもう一声欲しかったな、とも思います。

しかしA級ラストなもののスアデラやこの近くに位置づけられたキャラは弱い訳ではなくA級の中で少し差があるという事もあって、実際はA級はほぼ緩い傾線の横並びと思った方が良いです。場合次第ではS級に行くキャラも居ますし、比べることにあまり意味がなかったりもします。

B級 一般的には強いレベル シナジーがある今後の新キャラに期待
31位 水ジョット
「纏めてぶっ飛ばしてやる!」

総合評価B

入手推奨度B-

アタッカー性能B

シスコンEX

アイアンクローSSS

ザドキエル特攻EX

めちゃくちゃ夏を満喫してる皆の兄貴二人目。

進化と契約がかなり運用が似ていたりする。先に述べておくと水ジョット自体は弱くないです。A級と比較したら地味だなってだけなので普通に使える範疇です。

進化は紫電にリバース、極光キラーに再生キラーを所持。スキルがどちらもCT1で、オートの場合は自身を対象にした単体クリティカルバフと全体攻撃を繰り返す。クリティカルバフに麻痺付与効果があるのでこれを毎回できるのはそこそこ強い。会心の陣を気軽に使えるがリバースキャラの運命か闇サシャと相性はそんなに良くもない。

契約は追撃が追加され、進化のクリティカルバフの代わりに単体連撃を獲得。こちらを使えばそこそこの火力は出るが全体攻撃と単体連撃が出来るリバースキャラとなればアークでいいとなりがちだし、何より特殊能力キラーが片方刺さってようやくアークに並べる程度なので戦術的価値は少なくとも希少性や独自性には無い。

本命は夏の解放火レイン極周回だったのでそれも仕方ないが、次回の夏回廊もジョットが適正である事を祈るしかないだろう。

欠点は最近のリバースアタッカーにしてはやや抑え目な性能である事、そして何より神話限定なので出ない人は本当にジョットの旬が終わってから出る人も有り得る事。

他の神話限定が一応役割がある事を考慮すればかなり厳しい立ち位置だが、ジョットならばその荒波も多分乗り越えられる。頑張れジョット。

32位 光リティシア
「天涯の大地に……穏やかな日々を」

総合評価B

入手推奨度C

アタッカー性能B+

運営とノアの悪意EX

失恋SS

運営の実験により被害に遭わされたキャラ。

今年の限定で誰が一番扱いづらいのかを決めるなら恐らく満場一致で決まるだろうというのがこの光リティシア。出るのが後半年遅ければこうはならなかった筈。契約はまだしも進化の運用しにくさが半端ではない。

まず先に本命の契約から語る。特殊能力は追撃と飛行を除けば再生キラーと二回行動キラーであり、味方全体のHP99%を削る超高確率石化付きの高倍率全体攻撃に自身のHPが1%以下なら威力上昇する単体攻撃を有する。ヴィシュヌ特攻とでも言うべき性能をしていて、開幕を凌げばすぐにヴィシュヌを撃破出来るのは契約の強み。

しかし、あまりに全体使用デメリットと単体の威力上昇条件がきつくバリアを使用しないと壊滅の引鉄を引く事にしかならない。わたしが見た限りでは少なくともヴィシュヌ以外でこの契約リティシアが使われた場面は見た事がない。わたし自身がどうにか運用したいと模索してみたが、そのデメリットの割に今の環境のアタッカーならばもう少し火力があってもいいのではないかとすら思えてくる。ゼフォンの様に実質680%の全体攻撃手段を持ちながら紫電でデメリットをメリットに変えられるキャラが居る環境では契約の味方全体のHPを限界まで減らすというデメリットは看過できない。二回行動キラーがリティシアとゼフォンが被っているのもリティシアにとっては向かい風であり、再生キラーで勝負したいものの再生キラーのライバルにはアンヌや契約光テイルが存在し、そちらの方が安定するという側面もある。

だがそれでもまだ明確な使用する場所があるだけ契約はマシだという事実。


問題は進化。こちらには追撃が無い代わりに燐光とリバース、飛行と同じく二回行動キラーと再生キラー。単体は高倍率でHPを削るもののまだ条件が指定されておらず使いようはあるが、問題は全体攻撃のティーネブリス。これも契約の全体攻撃と同じく高倍率全体攻撃だが使用したら味方の攻撃力が上がる。

リバースキャラなのに通常バフを受けてしまうという事は回復しないと攻撃力が半減してしまうのだ。


じゃあ回復してデバフを消せば良いと思うじゃないですか?そうですね、それなら確かに補える。でも契約光ムニンはキラーこそ進化リティシアと違いますが同じリバースでありながら実質675%の全体連撃をほぼ無代償で使えるんですよ。

回復を挟まないといけないリティシアと紫電で麻痺を回収すれば追加行動すら貰えるムニン。回復を挟む事が1手の損なら紫電で1手得しているムニン側は2手の差をリティシアに付けている。それも全体攻撃に大きな倍率差をつけた上で。

リティシアは恐らく全体攻撃を500%に近づけた場合のデメリットをユーザー側で使用感の意見を募る為に敢えて投じられた試金石であり、その経験を生かされて生まれたのがゼフォンやムニンの様な存在という事。今の優れたサポーターならばリティシアをそれなりに生かすことも可能だが、それならば他の更に尖ったキャラをサポートした方が強い事実がそれを阻む。推しキャラであるのに使い辛い現実が待っている。

総括して、デメリットが時代の後ろを歩く足枷になってしまったのがリティシアの現状という事になる。

これで2021年クリプトラクトGOTY選評は以上です。如何でしたでしょうか?

賛否両論、意見感想などは各々あると思います。気兼ねなく投じて下さい。あなたが投じた一石の感想がクリプトラクトの新しいキャラの性能を左右する波紋を生むかもしれません。

































わたしは進化光リティシアの救済を待ってます。

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