国内MBAの受験(筑波・都立)

2022年に筑波、都立、一橋のMBAを受験したので、これらの大学のMBA受験を目指す方の参考になればうれしいです。
受験したMBAは、いずれも夜間のプログラムです。
現在の仕事を続けながら、通える大学院の受験をしました。

受験した大学院

筑波大学 - 経営学学位プログラム(ビジネス科学研究郡)  …合格
東京都立大学 - 経営学プログラム …合格
一橋大学 - 経営管理プログラム …不合格

※一橋については、最後の試験となる面接までは進めたので受験の流れなどはわかりますが、結果不合格で参考にならないと思いますので、本記事内では割愛します。

合格倍率ですが、筑波と都立は3倍弱、一橋は約4倍でした。

試験科目

筑波、都立いずれも「研究計画書」+「小論文」+「面接」の3つが試験科目になります。

それぞれの科目の採点比重は、それぞれの大学院ごとに異なる印象ですが、研究計画書が大きなウエートを占めているように感じました。


・筑波…研究計画書 > 面接 > 小論文
・都立…研究計画書 > 面接 = 小論文
※あくまで個人的な印象です。



受験スケジュール

詳細なスケジュールは各大学院のホームページから確認できますが、大体以下になります。
都立大は、他の大学院よりも全体的なフローが2か月ほど早いので、先行して準備する必要があります。

都立大
・出願手続き(研究計画書提出)…7月
・小論文+面接…9月
・合格発表…9月末
筑波大
・出願手続き…9月
・小論文+面接…11月
・合格発表…12月
一橋大
・出願手続き…9月
・小論文+面接…11月
・合格発表…12月

研究計画書について

筑波と都立は、入学後にどのような研究を進めていきたいかについて詳細に記載し、出願書類を作成する必要があります。
下記のような構成です。
筑波はA4で6枚以内、都立はA4で4枚以内です。

1.問題意識・研究テーマ
2.関連研究 

3.研究の手順・方法
4.期待される成果 
5.参考文献
+ 志望動機(都立の場合)

(出願時に提出した研究計画書を見返すと、大体A4一枚当たり1,000字程度でした。)

小論文について

小論文は、筑波、都立、一橋 で出題形式に違いがあります。
小論文の回答の書き方などは、各大学院で共通(結論から書くなど)ですが、都立大は事前に経営学やマーケティング、会計学の知識のインプットが不可欠です。(選択式で1問選択)

過去問については、それぞれの大学院のホームページから確認することができます。

都立

筑波

一橋

試験対策用の経営学の事前インプットとして、私は『世界標準の経営理論』を一通り読んで、それぞれの用語について説明ができるまで勉強をしました。(主に都立大対策)

面接について

主に研究計画書の内容について、聞かれます。
具体的には、下記のような内容です。

・入学後、どのような研究をしたいか?
・それはなぜか?
・どうやってその研究をするのか?
・その研究をすることで、どのような新規性があるか?

事前に提出する研究計画書をもとに面接が進むため、研究計画書をしっかり作成しておく必要があります。

かなりざっくりですが、国内MBA受験の概要になります。
次は、研究計画書についてより詳細に書ければと思います!

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