気管挿管〜現実世界の準備あるあるとコツ 〜

ブリーフィングの価値

ブリーフィング=事前の作戦会議。役割分担、作業手順、悪化時の対応など。
作業手順;薬剤投与、ポジショニング、薬剤投与のタイミングなど。
これをやっておくだけで、めっちゃスムーズになる。時間はかからない。15秒くらいしゃべるだけ。

準備はOK?記録は?薬剤投与は?介助は?プロポ5, ロクロ7を同時投与。30秒ごとにおしえてください。1〜2分で口頭展開開始できるはず。薬入れたら、IPAP=EPAP(CPAPモード)にします。そのあとポジションをとり、筋弛緩できたら喉頭展開します。直前までNIVマスクはつけておきます。挿管できたらジャクソンリースをつけます。

ヤンカーの素晴らしさ

太くて硬い。先端を吸引ポイントに誘導しやすく、しっかり吸える。ヤンカー1択。

準備で忘れられやすいもの

ヤンカー、EtCO2モニター;出してあるけどセットされてないことが多い
まくら系(医師によって違うので好みを正確に伝えるべし)
BVMやジャクソンリース;自発呼吸・酸素投与からの挿管だと、普通に忘れられることがある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?