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経理部には、引継書が意外と少ない

昔、2次会で行った居酒屋さんでマグロを沢山食べた写真(今回もブログ記事となんら関係はないです)

自分も苦手な引継書

十数件の経理の引き継ぎを支援して、つくづく感じるのは、引継書をつくるのはメンドクサイと感じることです。

いざ、経理の引継書をつくろうとなっても、何を書けばよいかを考えてしまうものです。


「自分が大事だと思うことを書きとめておいてくださいね」
なんて、会計事務所時代、さらっと伝えて、経理担当者にお任せしていました。
お恥ずかしながら僕の大失態です。

いざ、自分が引継書を準備しておかなければいけないと思うと、何を書けばよいかわからなくなるのです。

もっというと、何が大事なことさえわからないのです。
自分にとって当たり前過ぎることを引継書に残す必要があるのか、なんて考えます。

では、何を書けばよいのでしょうか?

自分が知りたかったことを書き残す

いま、自分が気になったタイミングで、必ずメモ書きを残す(Evernoteに)ようにしていることがあります。

それは、
「自分が当時、教えて欲しかったこと」です。

経理が上達するための書籍であったり、
ウルトラCがつかえる秘伝の技、
ITを強くするための方法、

そんなことを僕は昔知りたかったです。
結局、牛歩の如く、自分で調べて身につけたことばかりです。

でもこれらのことって、一子相伝なことではなくて、将来の後任、または日本中の経理の後任が知っていたら、無駄な時間を省けるのに、とふと思いました。

そんなのが残すことができればなーと思いなが、このブログをそのような記事を載せるのも良いなと思い、今回はそのきっかけを記事にしてみました。


まとめ

やっぱり、経理は色々なリスク対応をすることが役割のひとつでもありますが、自分が明日死んだ時のリスク対応、すなわち引継書というものは残している人は少ないものです。

だって、メンドクサイからです。引継書をつくるのは。
「黙って技を盗んでください」というのは簡単ですが、それは教えることができない上司の常套手段にしかすぎません。

僕もそれを言えれば楽なことだけど、効率化を日々行う身としては、いつかは断たなくてはいけない、引継書がない無限ループです。

世間一般の人がメンドクサイと思うこと、嫌がることは、なぜか楽しくなってしまう自分にとって、美味しいことがやってきたと感じています。
少しずつ、ブログを通じて言語化していこうと思います。

引継書にはどのようなことが載っていると嬉しいですか?

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