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ワンピカード総論〜勝率を1%でも上げるためのカウンター〜

はじめに
ワンピースカードにおいて、非常に重要になるファクターとして、カウンターがあります。相手のカウンター値を読み、アタックする回数と値を決め、それが価値に直結する非常に大事なファクターです。
私がこのカードを最初にやり始めた時、リソースやカウンターという重要性が全くわかっていませんでした。カードゲームというコンテンツに触れてこなかったこともあり、このゲームが実力と知識が大半を占めるゲームという認識もなかったからです。
負けた時に、【あとカウンター1000あれば勝てたのに】【相手のハンドが2000カウンターがたくさんあったから負けたんだ】こういうことをよくいっていました。
今となっては、【デッキの特徴を掴んでないから、そりゃ負けるよ】と当時の自分に言ってやりたい気分です。
改訂前まで猛威を奮っていた青黒サカズキですが、唯一弱点がありました。カウンター値が思った以上にないということです。フラッグシップに参加した際、相手のハンドが10枚ありました。こちらの次のターンがないということもあり、思い切って12000リーダーでサカズキにアタックしたところ、カウンター値が4000しかなく勝てたという経験すらあります。これは事前にサカズキのデッキにはカウンター値が少ないという特徴を知っていたからです。
それぞれカウンター値について考える、感じる点はあるかと思いますが、各リーダーの特徴をまとめてみましたので、少しでも勝率アップに繋がると嬉しいです。


各デッキのカウンター値のカウントについて

デッキカウンター値の平均値を3月末時点のテンプレを元に考察してみました。
計算方法は、合計カウンター数/50枚で計算しています。
また、イベントは0カウンターのみカウントしています。カウンターレスが1000カウンターとなり、イベント自身は2000カウンターの意味を成すためです。

【エネル】

テンプレA 某カードショップ販売デッキ
2000カウンター12枚
1000カウンター11枚
カウンターレス23枚
0コスイベント4枚
カウンター合計47000
カウンター平均940点

テンプレB 3on3優勝デッキ
2000カウンター12枚
1000カウンター15枚
カウンターレス20枚
0コスイベント3枚
カウンター合計48000
カウンター平均960点

エネルにとってのカウンター値はさほど重要ではありません。マリガン基準を大型にすることが多く、最初の5枚とライフ1までノータイムで受けると考えると
最速で8+経過ターンのドローで10〜11ルックすることになります。
上記テンプレで見ると、5枚が大型のカウンターレス、残りの5枚のうち、2000カウンターと1000カウンターの割合が理論値だと均等になります。
また、エネルの特徴はロングゲームになるケースが多いです。デッキの大半を見ることになることから、残りのカウンター値の予測がしやすいです。最初は大型を、後半はカウンター値を多く抱えておく進行となるため、大型の一定数を確保したのちは、リーダー効果やしらほしなどでカウンター値保持にシフトしましょう。

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