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【実技論述編】キャリアコンサルタント

国家資格キャリアコンサルタントを目指している方向けのnote。今回は実技論述編です。

スクール選び編と学科編はこちら。

論述試験について

さて、国家資格キャリアコンサルタントの実技試験は「論述試験」と「面接試験」の2種類あります。

論述試験は時間は50分で、問題が4つで事例記録or逐語記録を読んで、作文するという試験です。

また、論述試験と面接試験は合計150点満点中90点以上の点数で合格で、論述試験の点数は50点。論述の点数低くても面接でカバーすればOK。と思いますが、論述試験は40%以上の点数、つまり20点以上獲得しないと面接試験の点数が高くて合計90点以上の点数を獲得しても、不合格となります。

団体による違いは?

キャリアコンサルティング協議会では「事例記録」、JCDAでは「逐語記録」と違いがあり、設問内容も若干異なります。

よく、キャリアコンサルティング協議会かJCDAどちらで受験しようか迷う。という話がありますが、この論述試験の解答のしやすさで選ぶのが良いのではないでしょうか?

問題文(事例記録・逐語記録)の長さ、設問の特徴によって、解きやすい解きにくいなどあると思いますので、一度過去問を解いてみて書きやすい試験団体を選ぶのが個人的にはオススメです。

ちなみに僕はキャリアコンサルティング協議会を選びました。JCDAの論述試験は問1に指定語句を使用して作文があるのですが、これが苦手で・・・

論述試験の勉強方法は?

この論述試験は非常に勉強にしくい!というのが感想です。なぜなら模範解答がないからです。各団体のホームページから過去問を確認できますが模範解答例は存在していません。

ではどうするのか?

スクールによっては論述試験対策の講座があり、そこで論述試験の書き方の型を教わることがあると思いますので、それを真似するのが良いです。

いやいや、通ってるスクールに論述試験講座なんてないです。という方は、ネットで調べるといくつか解答例を掲載しているサイトが存在します。

このキャリコンシーオーでは解答例が掲載回答例が掲載されていますので、こちらを参考にしてみてください。

また、書籍でも論述対策の本がありますので、それを活用するのもOK。

実際に行った勉強方法

では実際に僕はどのように勉強したのか?ですが、ざっと以下のことを行いました。

①スクールの講座や書籍で勉強
②模範解答例を書き写す
③知人と過去問を解いて解答を見せ合う
④同じ過去問を繰り返し解く
⑤キャリアコンサルタントの方に見てもらう

いきなり過去問を解いたとしても、正直どう書けばいいのか?さっぱりです。僕はいきなり過去問を解いてみましたが、絶望しました(笑)

なので、まずは論述試験とは?どういう事が聞かれているのか?どういう書き方をすればいいのか?の前提知識をインプットしましょう。

②の模範解答例を書き写すというのは、論述試験の解答の書き方になれるという意味合いが強いです。

パソコンやスマートフォンが普及して手書きで文章を書くことが減ってきていますので、それに慣れるというのもあります。あとは漢字なんだっけ?とか。

実際に模範解答例を書き写していると、いざ自分で解答しようと思った際に、スムーズに書けるようになります。(たぶん)

③ここから実際に自分で過去問を解いてみるのですが、大前提として以下を必ず徹底するのが大事です。

時間をはかって問題を解く
実際の解答用紙を使って解答する

論述試験はとにかく時間との戦い。時間が足りないと感じます。特にJCDAは問題文も長く大変です。なので必ず時間を計測して取り組みましょう。

次に解答用紙を使う意味です。解答用紙を見てもらえれば分かりますが、2行や3行と解答を書ける文章量が制限されています。

これを無視してノートとかに書いてしまうと、実際の解答用紙で書くときに文字数が多すぎる。。。どうしよう。。ということが発生します。

また必ず練習するときは、パソコンなどで文章を書かず手書きで行いましょう。

少し話がそれましたが、解答見せ合いは他の方の着眼点や文章の書き方で真似したい点などが見えてきます。人によって本当に解答はバラバラなので、色々な方の解答例を見ると非常に参考になります。

④の同じ過去問を繰り返す解くメリットは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あります。初めて解答したときの文章と2回目の文章とでは、自分が書いたにも関わらず微妙に書き方が変わっています。

これを見比べて、今回はここに着眼したのか?とかこういう書き方に変化したのか?を客観的に振り返り、自身の解答をブラッシュアップしていきます。

⑤のキャリアコンサルタントの方に見てもらうというのは、やはり自分だけや受験生同士での練習だと、これで大丈夫なのかな?と不安に思うことがあります。

そこで実際に合格された方に見てもらうのです。もちろん合格者の完璧な正解は分かりませんが、実際に合格されているので合格点に到達するような書き方を心得ています。

ココナラなどのサービスで有料で見てくれる方もいれば、Twitterで無償で見てくれる素晴らしい方も存在します。

なので、Twitterは積極的に活用し情報収集するのが大切です。僕は「いちろう」さん(@k_5316)という方に見てもらったりしました。

今もサポートされてるのかな?気になる方は、ぜひコンタクト取ってもらえると!

ざざっと書きましたが、以上です。

論述試験は結構後回しにしがちで、早くから取り組まなくても良いという意見もあります。僕は心配性なので、結構早めに取り組みました。というか、③知人と過去問を解いて解答を見せ合うをやることで、強制的に毎週勉強するという環境を作り出した。といったほうが正確です。

論述試験の点数が高く取れれば、面接試験も安心です。もちろん論述試験の点数は結果がでるまで分かりませんが・・・

面接は緊張して思うようにできなかったということもあると思います。なので、論述試験で点数を獲得しておくメリットは大きいんじゃないかあと感じています。

おしまい!

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