【馬券 流浪記】スプリンターズSとステイヤーズSを走った馬…

 先週の的中レース。

・京都新聞杯     馬単10点 1520円
          3連単20点 4100円
・ブリリアントS  3連複15点 17790円 

 NHKマイルCのピクシーナイトは12着。「差す競馬」なら面白いと期待したが、馬が一気に行ってしまい、スタートしての2Fが12秒2ー10秒2。この時点で諦めた…。
 鞍上は「馬がエキサイトしていた」とのコメント。初の関東への輸送もあっただろうし、逃げから差しに戦法を戻すのも難儀なこと。う~む、残念というしかない。

 勝ったのはシュネルマイスター。いまや異例のローテーションが異例でない時代とはいえ、弥生賞2着からNHKマイルの勝利は何とも異例。距離適性を見越しての陣営の決断には恐れ入る。血統的なモノもあったようだが、決め手は弥生賞のラスト1Fという。スローとはいえ伸びそうで伸びず、距離の限界と判断したようだ。

 それにしても時代は変わった。
 1976年、スプリンターズSを勝ったジャンボキングはオープンを挟んでステイヤースSに出走して9着。1200mから3600mと3倍の距離延長。当時、大橋巨泉さんがずい分と批判されていたことを思い出す。
 その後、大川慶次郎さんも某オープン馬について批判。すると、厩舎から取材拒否。所属していた専門紙のTMも同様だったという。
 それから数十年。いまや批判する競馬評論家はいないし、評論家といえる人物も見当たらないですな。

 さて、今週はヴィクトリアM。人気の中心はグランアレグリア。1200m、1600mでGⅠを4勝し、前走は初の2000mとなる大阪杯に出走して4着。巨泉さん、大川さんが健在だったら、どう判断されただろうか…。


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