見出し画像

「もう戦争はやめにして欲しい。自分の国に戻って普通に畑がしたい。」

シリアで行われていることは、もはや世界大戦だ。資本主義のビジネスの延長なんじゃないか、と思う。他国の軍人が、関係のない土地で爆弾やミサイルを撃ち合い、全く関係のない一般市民が死んでいく、あまりにも惨い。

2011年にシリアを訪れてから70カ国程の国と地域を訪れたのだが、この国民の異常なまでのホスピタリティを越えた国に出会ったことはない。「シリアの街を爆撃すると1日で1億円近く攻撃した側が儲かる。」と知り合いのジャーナリストは言っていた。

2年前に訪れたヨルダンで、NGOの代表さんといくつかの難民の家を訪問する機会があった。どこかの軍の爆撃によって農作業中に片足がなくなったという農家のシリア人の話を聞いた。

彼の隣にいた友人は、その爆撃によって跡形もなく消えた。彼が目を真っ赤に充血させながら「もう戦争はやめにして欲しい。自分の国に戻って普通に畑がしたい。」と訴えていたことが、シリアで悲惨なことが起こり続けているというニュースを目にする度に、脳裏によぎり、心が痛む。彼らの革命は、利害関係が多すぎて、長すぎて、犠牲者が多すぎる。戦争なんてクソだ。シリアの難民の願いは1つ「戦争が早く終わって、戦争がはじまる前の姿に戻ったシリアに帰ること。」 アメリカのレイシストな大統領の顔を見ていたら、何かを書き込みたくなった。
#syria
#jordan
#refugees
#warisover

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?