台湾で美味しかった料理と甘味

台湾の旅の醍醐味といえば、ご飯。
台湾料理を抜きにして、台湾旅行は語れない。
日本人からすると中華料理に近いのだけど、実は沖縄料理に近かったり、タイ料理に近い料理なんていうのもある。

まずボクが大好きなのが魯肉飯。
ルーローファンと読む。
これまで4回の渡航で15軒ぐらい食べたけれど、台湾人の友人に連れて行ってもらった北投の市場内にある魯肉飯が1番美味しかった。

継ぎ足し継ぎ足しでやっているらしい。
奥のものは卵と豆腐を一緒に煮込んだもの。
これだけで酒がいける。

場所によって味付けが全然違う。朝ご飯、昼飯、夜食、いつ行っても、屋台にはある。ちなみに15元〜30元(1元=3.6円)が相場で100円を切る。

餃子もとても美味しい。
日本の焼き餃子ではなく、こちらでは水餃子が主流。辛くて酸っぱい酸辣湯と一緒にいただく。どこでもオーダーは直接もできるが、紙に書いて提出するスタイル。餃子は1つ5元ぐらい。

ご飯が置いてある屋台には必ずといっていいほど麺料理も併記してある。味付けは大味だが、美味しい。香辛料が効いてクセになる味。

謎の麺。

謎の麺パートII
これは鰻のような魚の切り身がたくさん入っていた。台湾の友人もなんの魚なのか日本語だとわからない、と言っていた。穴子?

店の人が英語が喋れるという奇跡的な展開が訪れるか、台湾の友人がいれば話は別だが、基本的にメニューや料理名など書いてあるが8割ぐらいは読めないので、イメージでの注文となる。期待値がものすごく低いので、どれも美味しいと感じてしまうのかもしれない。よって、たまに外したときは残すのもあれなので全部食べるのだが絶望的な気分になる。まぁそこまで外すことはないのだけど。

牛肉麺という日本のラーメン的な麺もあって、これも必ず食べるべき料理。魯肉飯と同じく、そこら中に店が点在している。このどす黒いスープにラー油的な油たらしていただく。見た目によらず繊細な味。

小籠包と空芯菜は必ず食べるべき料理かもしれない。仕事で行くと、これに台湾ビールが基本。よって、太る。ちなみに台湾ビールは世界で1番プリン体が多いビールらしい。よって、太る。

チーローファンという七面鳥を魯肉の上にのせたご飯も必ず食べて欲しい一品。左奥の汁は、アサリと鶏肉の出汁がマッチングしていて超絶美味でした。

お茶卵というお茶で煮た卵料理は、個人的にめちゃくちゃうまいと思ったかと問われればそうでもない、のだけど、どこのコンビニでもある台湾の伝統的な料理だ。ちょ、お茶で卵茹でてみよっかなー的なノリで生まれた料理だと思う。

台湾フードを語る上で、スイーツも忘れてはならない。この下のスイーツは、かき氷の上にこれでもか、と芋がメインの餅がのっていた。九份で食べた。

これもかき氷に謎のシロップをかけてピーナッツを煮た物がのせられていた。甘さは控えめで美味しかった。千葉県の特産品である落花生もこうやって食べればいいのではないか、と思った。

上記もかき氷の上に、これでもかというほどの餅とハトムギ的なあれと、コーンの甘く煮たものがてんこ盛りになっていたもの。

日本の杏仁豆腐はホンモノの杏仁豆腐じゃないと言われ食べたのが上の杏仁豆腐。濃くて、もはや木綿豆腐。杏仁の味がものすごい。

下記はインスタ映えすごいけど、こんなに食べれないから、なやつ。フルーツスタンドなどによくある。

タピオカも忘れてはならない。タピオカはデザートなのか、わからないけど、最近は黒糖のタピオカがトレンドらしい。ここの店は台南で連れて行ってもらった店で超絶美味しかった。

これは台湾のハンバーガーだ、と言われて食べた。モチモチのパンに揚げパンと卵焼きが挟まれているという奇跡のサンド。重すぎた。

台湾に渡航すると、食べて→飲んで→食べて→飲んで→食べて、のルーティーンがすごい。それだけ魅力的な食べ物がある。この国では、食文化を体験することが観光なのかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?