「人間ドラマ」と稚拙さへの後ろめたさ
映画「シン・ゴジラ」を巡る感想から「『人間ドラマ』とは、幼稚な登場人物が個人的な我儘で事態を混迷させる事を指すという偏見を獲得してしまった」というツイートが流れてきた。
これはある点でその通りだと思う。「人間ドラマ」にも色んな種類があるけれど、私達が「稚拙さ」に人間味や親しみを感じるのは間違いない。例えば、ボストン・ダイナミクスのロボットのアトラスが何か失敗したときに「人間っぽい」と感じるのはそれだと思う。
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