アイマス学会in札幌の発表内容などなど

どうも、ゆさです。

まず書き出し方がよく分かりません。ブログとか初めてなのでお手柔らかにお願いします…。この記事のためにnoteのアカウント作りました。今後活用できるように頑張ります。

そんなことはさておき、本題は…


去る2020年2月22日

「第2回 アイマス学会in札幌」

という札幌でアイマスP有志達で行われたイベントがありました。簡単に言うと「アイマスP達による担当アイドルプレゼン大会」です。

そんなイベントに私もいち発表者兼聴講者として参加して来ました。まず率直な感想としては

めちゃめちゃ楽しかったです。

各々の熱意の籠った担当アイドル・ユニットのダイマや楽曲の歌詞考察は聞いてるだけで楽しかったです。このような大変素敵なイベントを作ってくださった運営サイドの皆様にまずは厚くお礼を申し上げます。

そして先程の通り、私自身もこちらの学会でプレゼンをぶつけてきました。当日聞いてくださった皆様、誠にありがとうございました!

今回はそのプレゼン紹介といろいろ後から付け足したいことも沢山出来てしまったので、せっかくだと思い記事にしました。ぶっちゃけかなり長いので、ゆるっと読んでいただければ幸いです。

それじゃあLet's Go!


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基本の配色は家にあったspoon.2Diの表紙のスーツ姿の描き下ろしを想起させるピンクと黒を基調にしました。
あの描き下ろしめちゃめちゃ好きです……。

という訳で、タイトルは

学生が語るS.E.M

です。SideMに登場するユニット「S.E.M」についてお話させて頂きました。
ただ、タイトルのインパクトそのものは良かったですが、後々の内容のことを考えたら若干タイトル詐欺っぽかったな……。と思っています。最後の余談以外は学生が語ることによる文脈や意味というものが殆ど作れなかったので……。やっぱりこういうのは安易に考えちゃダメですね。

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圧   倒   的   人   数

次に自己紹介。当時の大まかな年齢とアイマスに出会ったきっかけ、あとはSideM以外も含めた弊社担当アイドル達の紹介です。基本的に女の子は「女子校の王子様」「大人っぽいor成人済み」な子が好きになりがちです。若干例外は居ますが。ちなみに舞田類とジュリアに関しては過去に通ってきたコンテンツの関係で中の人補正がかかってます。そして己の優柔不断っぷりがよく分かるこの人数の多さ。

なんと言いますか、女性キャラクターに関しては「憧れ」とか「尊敬」で推しを決めることが多いです。顕著なのはデレの高橋礼子さん。礼子さんみたいに余裕があって芯がある女性に憧れます。あと女子高出身なので、女子高の王子様って聞くと無意識に反応&一目惚れの傾向があります。

あとデレは基本的にCo担当です。唯一例外の志希ちゃんは6thメラドのソロ曲とクレイジークレイジーで叩き落とされました。学会には志希ちゃんのプレゼンもあったので、聞いていて凄く楽しかったです。

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今までの出演対外ライブ
(おそらく当時の15ユニット内最多)
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ライブって楽しいですよね
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辞表はやっぱりインパクトが強いですね(笑)

次は3枚連続で投下してます。これは何故今回S.E.Mについて話そうと思ったかの理由です。

1枚目を見てもらえれば分かると思いますが、S.E.Mは「色んなコンテンツが混ざり合った環境でのライブ出演」がかなり多いユニットです。自分がPになるきっかけになったニコ超2016を筆頭にアニサマ2017、2019年のバンナムフェス…。2018年のアニサマとランティス祭りは個人の選抜なのでユニット全員出演って訳では無いんですが、一応載っけました。

「男性Pを落とすならS.E.M」

みたいなことをちょいちょい言われたりします。担当Pとしては有難い言葉です。男女問わずユニットや作品の魅力が伝わりやすいとお墨付きを頂いたようなものですので。

かく言う私もニコ超出身なので、コンテンツ複合ライブがPとなるきっかけな訳です。

なんですが、こういう環境でのライブというものは当たり前ですが、他のアーティストさん目的に来られる方が大多数で、そういう方にしてみれば幾らキャストがキャラクターを背負って立っていようとも、やっぱり楽曲の良さやキャストによるライブパフォーマンスが楽しむ際の要素の大半を占めており、「キャラクターとしての魅力」やSideMにおける最も重要な要素である「理由(ワケ)」、S.E.Mで言えば「なぜ教師を辞めたのか」って部分は、ぶっちゃけ殆ど伝わりません。
なんなら同じ「アイマス」という括りだったとしても、そこに何か強烈なキッカケのようなものでも無ければ、持ち曲の強さやタケノコダンスのように派手なパフォーマンスのことは知れ渡っても、キャラクターとしての魅力はほんの少ししか伝わりません。
ちなみにキャラクターのことを表そうとした結果、缶バッジになりました。もっとマシなものを探せたろうよ…。

私も作品のことは分からぬままニコ超を見て中の人補正がちょっとかかりつつ(当時は舞田の中の人推しをやりつつ桜庭・翼の中の人も別作品で知っていたので)、パフォーマンスに惹かれてめでたくPになった訳ですが、私みたいな例はかなり上手くいったパターンで事例としては有り得なくはないですが、正直言って数としては少ないものです。

大半は「あのアーティストの曲よかったねー」「あの声優さんかっこよかったねー」等の感想でそのまま終わってしまい、キャラクター・人物像としてのS.E.Mはあまり触れずに終わってしまうのが普通だと思います。

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前職姿のモバエムNカード

なら!今回はS.E.Mの「前職」についてフォーカスを当てることでキャラクターとしての魅力を知ってもらい、よりS.E.Mの存在に興味を持ってもらおうじゃないか!と画作した訳なのです。

最初は魅力の深堀的な感じに持っていこうとしてたんですが、前日になって気が変わって1から作り直しました。突発的になるのは良くない。

ただ、S.E.Mの存在そのものを他事務所Pさんがどれだけ知ってるかどうかは博打でした。「MORとか過去にやってたファスライやアニエム放送、あとはタケノコダンスで名前くらいは知ってくれてる…はず!」みたいな感じのノリで行ってしまったので、もっと根本的な所から切り込むのも良かったなーと思っています。

そしてここからはS.E.Mの根幹、「前職」についての話になります。今回の発表は他ブランドPを基本的なターゲットにした発表のため、元からSideMPをやってる人は振り返りや思い出し的な感じで見ていただけると嬉しいです。

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S.E.Mのプロフィール

そもそも、S.E.Mのユニットメンバー3人は同じ高校で教鞭を執っていました。

その中でも硲先生と次郎先生は更なる旧知の仲であったり、舞田先生と次郎先生はお家が隣同士であったり…。ここら辺の関係については話すと長いのでカットしました。

とりあえずここで言いたかったのは、「教師」と「アイドル」って正直似ても似つかぬ職業同士だよね、ということです。じゃあ何故この2つの職業が交わることになったのか。

ちなみにアイドルの絵を一昔前の昭和アイドル的なものにした理由は、アニエムの第2話を見て頂けると何となくわかると思います。アニメ全話ともめちゃめちゃいいので見てください……!

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全てはここから始まった

きっかけは3人が勤めていた高校の文化祭に、765ASの古参Pさんはお馴染みであろうアイドルユニット「Jupiter」がシークレットゲストとして出演したことに始まります。

ちなみにJupiterのメンバー、伊集院北斗と舞田先生は同じ大学の同じテニスサークル所属だったという接点があります。この話も広げすぎると脱線するので本番ではカットしました。私はテニサーコンビが大好きです。中の人も好きです。(他作品時代から……)

そんな中、生徒たちがJupiterのパフォーマンスに夢中になってる姿を見て、硲先生は突如こんな事を言い出します。

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堂々の宣言!

「私はアイドルになる!」

あまりにも突然の宣言に、同僚の舞田先生と次郎先生もビックリです。何故いきなりこんなことを言い出したのか。

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硲先生の「理由」

それは今まで教師として、全力で生徒たちに向き合い、導いていこうとして来た硲先生なりの答え。生徒たちがJupiterのライブを夢中になって見ている姿を見たことで

「生徒を導くのは教育ではなく、アイドルだ!」

という結論を出したのです。

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実はすごく大事だと個人的に考えている場面

そして、硲先生はJupiterが3人ユニットであることから、同僚である舞田先生と次郎先生をアイドルの職に誘うのです。

この場面は本番ではあまり深く触れなかったんですが、結構重要な場面だと個人的に思います。

Jupiterが3人ではなく2人だったりソロユニットだったら、もし961時代に少しでも歯車がズレて、冬馬と翔太と北斗が散り散りの離散状態になっていたら、

「S.E.M」というユニットは誕生していなかったのかもしれない。3人の関係性にも良からぬ影響があったかもしれない。

そう思うと、Jupiterには感謝してもしきれないな…と個人的に思っています。

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舞田先生と次郎先生の「理由」
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やる気の違いすぎる2人(笑)

そしてスカウトされた2人は、誘いに乗ります。

舞田先生は

「教師としての人生よりアイドルとしての人生の方が楽しそう!」

次郎先生は

「アイドルになって沢山お金が欲しい!」

という各々の「理由(ワケ)」を持って。

承諾の返事も2人で全然違いますよね。舞田先生は即答ですよ即答。強すぎる……。やる気の差がもろ見えです(笑)

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S.E.M誕生!情熱のポーズ!

こうして、元高校教師アイドルユニット「S.E.M」は誕生したのです。「理由(ワケ)」だけで見れば各々の目的の方向性がかなり違っていて面白いなーと思います。やっぱり次郎先生が一番現実味がある理由ですよね(笑)

ちなみにこの「情熱のポーズ」、S.E.Mの代名詞的なところがありますが、自分たちで考えついてオーディションで披露してるんですよね。どっからどう発想して産まれたのか…今でも謎です。

そんなわけでアイドルとしての道を歩み始めたS.E.Mですが、約1年前の2019年3月。担当Pとして「これはひとつのポイントだな」と思ったイベントがありました。

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それが「旅立つ君へ贈るYELL!」というゲーム内イベントです。お仕事の内容は「とある高校で卒業ライブをする」というもの。

私はこのイベントの予告が出た段階でボロ泣きしました。それには2つ程理由があるのですが…。

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アイドルを志したきっかけになった、あの時のJupiterと同じような立場、むしろ文化祭より貴重な「卒業」という節目のイベントにおいて、生徒たちに言葉を贈ることが出来る。

S.E.Mとしてのひとつの到達点にたどり着いたなと私は思いました。

少なくとも最も前職に繋がるワケを持つ硲先生にとっては、このお仕事は大きい存在だったと私は考えています。

しかし、イベストを読み終わったと同時に私は

「ここから新たなスタートだな」

と感じたのです。

このイベントからまもなく1年経ちますが、この間にも3人は様々な仕事をこなしてきました。ライブにお芝居にバラエティに…。

つまり、あのイベントはS.E.Mにとってまだまだ通過点にしか過ぎなかったということなのです。

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「学問に終わりはない」という言葉を1度は聞いたことがあると思います。であればS.E.Mにとって

「アイドル」は「学問」ではないだろうか。

私はそう解釈するのです。

教師時代には伝えきれなかった熱意をアイドルという職業、そして自分たちのパフォーマンスを通して、如何にして伝えることが出来るか。その探求と解を出すには幾らの時間がかかるかも分からず、正に終わりのないものに近しいのかもしれません。

だから私は、その解が見つかる時まで、彼らのプロデューサーであり続けたいと思うのです。

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そして、ここから少し余談。

実はこのゲーム内イベントがあった2019年3月というのは…

私自身も高校を卒業したタイミングでした。

(右の写真は卒業式当日に撮ったものです。スマホのフォルダにたまたま残ってたので、せっかくだと思い貼っつけました。)

察して頂けたでしょうか。予告でボロ泣きしたもう一つの理由はこれです。

イベストを読んでてS.E.Mはもちろん、四季や旬からも卒業のお祝いの言葉と未来へのエールを貰ったような気持ちになりました。

モバエムの劇中劇で泣いたことは幾らかありますが、おそらく劇中劇無しのイベントで泣く経験は後にも先にもこれっきりかなぁと思います。

「旅立つ君へ贈るYELL!」

色んな意味で史上最高に思い出に残っているゲーム内イベントです。このエモエモな流れ、未来永劫語り継いでいきたい所存です(傲慢)(エゴの塊)

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そして最後!

宣伝は基本!!!!!!!!!!!

5thAnniversaryも終盤に差し掛かり、アニバCD連続リリースやプロミ、そして5thライブ…2020上半期、イベントモリモリで勢いがとんでもないです。財布が悲鳴を挙げております:( ;´꒳`;):ヒェッ

5thライブ、MOIW2015からピッタリ5年の日なんですよ!?!!しかも全く同じ会場(メットライフドーム)なんですよ!?!!エモくないですか!?!??!

※本番ではここまで荒ぶった発言はしていません

そんなSideMのことを少しでも気にかけてもらえれば、あわよくば楽曲やパフォーマンス以外の要素から触れてもらえれば、嬉しく思います。

アニバCD、S.E.Mは来月リリースなので宜しくお願いします。

FRAMEとLegendersと一緒なので宜しくお願いします。(必死の宣伝)

※当日こんな荒ぶった宣伝は行っていません

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こういった具合で発表をさせて頂きました。
当日の実際の発表の様子はYoutubeにアップされていますので、気になった方は見て頂けると嬉しいです。

公開された動画⇒ https://youtu.be/WsGR6gkmRHY

ちなみに私が指定したM@STER SONGは安定と信頼のS=Mでした。タケノコダンス
言うて発狂とか立ち崩れが殆どないタイプのオタクなので、曲かかっても「時間やべ!」くらいで留まってしまう情緒の欠けらも無いオタクです。むしろ利用してやろうかレベル。

なお、実際はM@STER SONGどころか10分経過時に鳴らされるベル音すらなかった模様。


-反省と感じたこと-

後々振り返ると、複合コンテンツのライブ出演云々の話、贅沢な悩みだなぁ…。と担当の話でありながら思ってしまいました。

スケジュールが簡単に取れないような中の人も沢山増えてる中で、単独のナンバリングライブに出演していただけるだけでも本当に有難い話ですが、やっぱり複合ライブというコンテンツの外部に居る人間に影響をもたらせられる上に、浅い所だけにしろ作品そのものや特色を認知させることが出来るという事に対するメリットは計り知れないので…。

あとは単純にパワポに使用した数々のモバエムのスクショたちの貼り付け方があまりに下手すぎる…。あといらすとや一辺倒な所もですね。
まあここら辺は素直に自分の技量不足なので今後とも精進します。


-最後に-

まずは長々とここまで読んで頂きありがとうございました!

この資料を作っていて、担当の根幹の部分を改めて振り返るいい機会になったなと感じています。

今回はSideMの担当ユニットの片翼をお話したので、今度はもう一つの担当ユニット「DRAMATIC STARS」についても話したいです!
あとは女子高出身なので、真や咲耶などの「女子高の王子様」について元当事者視点から語り尽くすのもアリですね!!
だいたい自分の経験則を頼りに題材を生み出しているので、なかなか考察みたいなものが深く出来ないのが我ながら勿体ないところです。

どうやら8月にもう一度やる…?みたいなお話が上がってるので、その際にはどちらかで……!と思います。今から構想練っておきます。

他のPさんのプレゼンや資料展開も個性が溢れていて、一つ一つに聴きごたえや見応えがあって楽しかったです!

繰り返しになりますが、学会での発表の様子は録画したものがYoutubeでアップロードされてますので、気になった方はぜひ閲覧していただければなと思います。

第2回アイマス学会in札幌 再生リスト⇒ https://youtube.com/playlist?list=PL88M41oCnk03OWIjyM8WvSnGLYmRmCXGk

それでは今回はこれにて。
改めましてありがとうございました!!!!!