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韓国ドラマの効能 9

今日は
「ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です」
を紹介します

ストーリー

父親と遺品整理会社で
遺品整理士として働いている
グル(タン・ジュンサン)は
ある日突然
父親を病気で亡くしてしまいます
 
一人ぼっちになった
アスペルガー症候群のグルは
刑務所から出所したばかりの
叔父のサング(イ・ジェフン)と一緒に
父が残した遺品整理会社で
働くことになります
サングは財産目的で
後見人としてグルの前に現れたのでした


繊細な演技が素晴らしすぎる
タン・ジュンサンさんと
わたしの大好きなイ・ジェフンさんの
死や愛について
深く考えさせられるドラマでした

私が初めて
身近な人を亡くしたのは
祖父でした
私は小学生だったのですが
それをきっかけに
「死」というものが怖くて
たまらなくなりました

今何かを考えている
自分という存在が
消えてなくなるということが
理解できなくて
怖くて眠れない夜が
しばらくの間続きました

作中でグルは
「遺品を見ると故人の話が聞こえてくる」
と父親が言っていたと話します
「でも聞こうとしなければ
何も話してくれません」
と続けます

またグルは叔父さんのことを
複雑だけれどいい人だと言います
表面上は怖くても
思いやりのある人はいい人だと
父親が以前言っていたからです

人は目の前の人の
裏の顔までは見えません
話をしていても
ただ言葉だけを聞いていては
その人の本当に伝えたいことを
理解することはできません

グルは亡くなった人の思いを
遺品から見事に解き明かしましたが
人は亡くなってからも
対面で話をしているときでも
伝えられない思いがあるから
その思いを汲み取った人は
また誰かに優しさを渡せるのでしょう

このドラマの効能
 
私がグルから受け取ったバトンは
心のままになること













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