今日のお菓子 5/20
夏も近づく八十八夜。
今年も、新茶の季節が回ってきた。瑞々しい香りと、鮮やかな新緑を溶かしたような水色。目も舌も美味しいお茶が、また飲める。
まずは、お湯を用意。いつもはカップを温めるために少し多めに沸かすのだが、今日は飲みたい量だけで十分だ。沸騰したら、湯量をメジャーカップで測ってからマグカップへ。湯気が立つ中へ、ゆっくりとティーバッグを落としていく。ケトルから直接カップに入れる方が楽ではある。だが、そうするとせっかくの新茶が台無しだ。
茶葉には適温がある。紅茶やルイボスティーは熱湯でないとうまく抽出できない。だが、新茶は温めでないといけない。ただでさえ少ない時間でうまみが溶け出すのだ。熱すぎると雑味まで溶け込んでしまうのだ。
少し温めの緑茶にクッキーを一枚。ちょっと塩っぱいそれは、ことのほか優しい緑茶に合った。