【自転車】ジロ・デ・イタリア2024のベストレース3選
こんにちは、サイクルロードレースファンのゆるりです。
とうとうジロ・デ・イタリア2024が終わってしまいましたね〜!ポガチャルの強さが大爆発した大会でした✨
今回の記事では、今大会印象に残ったレース3選をランキング形式で紹介していきます!
3位 第7ステージ(個人TT)
勝者は現役最強ライダー、ポガチャル。中間計測ではガンナに負けていたのに、登りで大幅にタイムを縮めたのが衝撃的でした。ポガチャルがフィニッシュに近づくにつれ、ワイプに映るガンナとプラップの顔が強張っていくのも印象深かったです。昨年のツールの山岳TTで、ポガチャルはヴィンゲゴーに大きくタイム差を付けられたので、たくさん登りのTTを練習してきたのかなと想像しました。
個人的なことですが、あまりにもレースの展開が衝撃的でなかなか寝付けず、翌日アイドルのライブに遅刻するという大失態を犯しました。ポガチャルめ…!(褒めてます)
レース時の興奮とその後の個人的な出来事が衝撃的だったので、このステージを3位に選出しました。
2位 第12ステージ(丘陵)
勝者は、みんな大好きアラフィリップ。去年のジャパンカップでアタックしまくって日本のサイクルロードレースファンを虜にした選手ですね。
アラフィリップは120km以上残っている中で、POLTIのマエストリと共に逃げ出しました。
長距離を単独で逃げ続けるのは元世界チャンピオンのアラフィリップでも難しいので、「二人旅を続けるための工夫」をしていました。
登りでマエストリが遅れそうになったら少しペースを落とす、スプリントポイントを譲ることでイタリア出身のマエストリに花を持たせる、など。
勿論、これらは自分が勝つための戦略ではありますが、マエストリがアラフィリップから遅れる残り11km地点まで、ふたりはまるでチームメイトのように協調していました。
私はサイクルロードレースの「同じ目的のために、別チームの選手同士が協調する」という点が大好きなので、このステージを2位に選出しました。
協調のことばかりに触れましたが、アラフィリップの走りはキレッキレで、「復活」を感じさせられました。
落車による怪我が続いていたこと、しばらく勝利から遠ざかっていたこと、監督から冷遇されているのではとの報道があったことから、何かと心配だったアラフィリップ。この勝利で得られた自信を基盤に、今後もアラフィリップらしい走りを見せてくれるはずです。
1位 第15ステージ(山岳)
勝者は、またまたポガチャル!
残り13km地点で最終アシストのマイカから飛び出します。この時点では先頭とのタイム差が3分もあり、私は「さすがにポガチャルでも先頭には追いつかないでしょ」と思っていました。
ところが、驚くことにポガチャルはあり得ないスピードで先頭との差を縮めていきます。途中、ヴァルテルなどの有力選手を含む逃げ集団がありましたが、彼らを信じられないスピードでぶち抜き、若手クライマーのシュタインハウザーをぶち抜き、最後にキンタナをぶち抜きました。まるで、新幹線が特急列車を追い越していくようでした。
ポガチャルが逃げの選手を次々とぶち抜いていく様子に驚愕したので、このステージを1位としました。
印象に残ったレース3選、いかがだったでしょうか?皆さんの印象に残ったレースもぜひ教えてください!
ゆるり
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