2024年1月1日

最近忘れっぽくて不安になったので日記をつけてみることに。

まず12月31日の夜にPerfect Daysを鑑賞。
何か大きな事件があるわけではないけれど、トイレに入るたびに思い出したくなる映画。毎日同じことを繰り返しているようで、変わらないことなどあり得ない。日々を大切に生きようと思える映画でした。

映画を見終わって毎年恒例の初詣。今年は小網神社に。小さい神社だけど、1時間半待ちの長蛇の列。並んでいる最中に根付けをもらうが、なんと配るのは今年で最後とのこと。人手不足と価格高騰というなんとも生々しい理由。
参拝して銭洗いして、お守り買って御朱印を買った。御朱印も今年限定のもの谷正月限定のものなどすごい種類。友達に止められて数を絞ったけど結局4種類購入。
さらに近所に水天宮もあるということで、水天宮にも寄るとそこでも多数の御朱印が…。結局もう4種類追加で購入。お気に入りは一粒万倍日限定のやつ。1日で一粒万倍日なんて縁起が良いなぁなんて。
「限定」という言葉の魅力といったらない。どんなに不要だと思っても相手の策略だと分かっていても、今この瞬間しか手に入らないと思ったら、買わずにはいらられない。これは呪いか何かの類だろうか…。

去年は色々なことがあったから、今年は珍しく健康のことや平和な一年を願ってみた。ちょっと欲を出して仕事がうまくいくようにというのも願ったけども。
今までは成功をすることや楽しく生きることしか考えていなかった。でも嫌なことを経験すると、平穏を望みたくなる。だから多くの人は歳をとって経験を積めば積むほど保守的になっていくのだろうか…。
ちなみに初っ端引いた小網神社の勝ち運みくじは小吉だったけど次の水天宮は大吉だった。もちろん大吉を全面的に信じる。

そして初日の出までの時間を潰すべく、深夜シャッターが続く道に煌々とOPENの文字を輝かせる怪しげなビリヤード&ダーツバーへ。パリピな雰囲気感じてビビりながら入ったが、強面ながら優しい店主に客層もそんなに悪くなく、のんびりと過ごせた。
友達が最近蒸留酒にハマっているということで、メスカルを注文。すると店主からメスカルが好きならと蒲田にあるBAR若林というお店を紹介してもらった。
テキーラ、メスカルに特化したお店だそうで、マスターはメキシコに直接買い付けに行ったりするほどとのこと。テキーラはどんなに美味しいと言われているものでもキツかったりするが、気になるのでいつか一回行ってみたい。

5時になり閉店の時間に。初日の出まではまだ後1時間半以上ある…ということで、暖かいところで時間を潰すべく山手線を1周することに。
電車に乗っているのにどんなに長い間乗ってもどこへも行けない…。山手線とは不思議なものです。
秋葉原から新橋まで。最長ルートで向かうと予定より10分ほど遅く到着。去年に続き、今年もついたらすでに初日の出は出ていた。
なんとなく新年の雰囲気を感じながら今年も帰宅。

そういえばゆりかもめにもスタンプが設置されていた。
デジタル版もあるらしくエキタグなるアプリを導入。スタンプラリーという響きにもどうしても目がない。人生における無駄な時間であることは分かっているのだけれど…。

そして友達と別れた後、1人で烏森神社へ。願いが叶ったら返すというものを、叶ってからもずっと来ずにいたため新橋に来たついでに寄ってみた。
願いが叶ったら次はもう一回り大きな願いを込めるとのことだったので、次の願いも祈ってきた。今年中に叶うと良いのだけれども。

実家に帰り、一眠りした後は親戚の家に挨拶へ向かう。
そこで、今年の年末年始の目標の一つだったSwitchの「ゴーストトリック」に着手。タイムリープものの脱出に似ていて、とても私好みの作品だった。ビジュアルも可愛いため、死をテーマにしているのに怖くない。
おじさん、おばさんは思ったよりも元気そうで少し安心した。家の中を探索しようと思っていたが、ゴーストトリックにハマりすぎてひたすらゴーストトリックを堪能した。

突如、警報音が鳴り響いた。テレビが映したのは、石川県で震度7の地震速報。
1月1日からこんなことになるなんて、実家に帰省していた人たちは大丈夫だろうか。正月特番も飛んでしまい、どこの局も地震の話ばかり。
それにしても震度7を生きているうちにもう一回見ることになるとは。東北大震災の時は、こんな歴史的大地震を生きているうちに体験するなんて…と思っていたのだが、これがよくあることになってきたらたまったもんじゃない。
子供の時からずっといつか関東で大震災が起きると言われ続けてきた。関東でこんな規模の地震が起きたら本当にやばいんだろうなと思うし、この地震の頻度を見ていると本当にいつかそんな日が来るんだろうなとも思う。
しかし不思議だ。日本人の誰もが、いつ大きな地震に見舞われてもおかしくないと心のどこかで思いながら生きている。海外の人からしたら理解できないのではないだろうか。子供の頃は地震怖いから海外に逃げちゃおうかなとか思っていたが、実際に大人になるとそんな気は毛頭起きない。一種の先延ばし癖に似ているような気がする。いつか起きる大問題だけれどもいつ起きるか分からないから、目の前の人生が優先される。日本人は不安症だと思っていたけれど、意外と楽観的なのか…。
気にしすぎても仕方ないし、小さい頃から親に家が倒壊したらもう助かりようがないから諦めるしかないと言われていたけれど、それくらいのマインドがちょうどいいのだろう。その時が来たらその時に考えるし、助からない時はどうしようもない。
逆に地震が起きすぎて、本当に関東で地震が来た時には、これくらい想定済みでなんてことない、みたいになれば良いな。

家に帰宅してからもずっとゴーストトリックをし続けた。
1週間くらいかかるかと思ったけれど、1日で半分を超えた。この調子なら明日にはクリアできそう。

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