キャッシュ勉強記録



1. トリプルバレルキャッチ(BTN vs BB)

BTN vs BB

1. プリフロップ

BTNからの2.5bbオープンに対するBBのKハイのコール下限はK9oと記憶していたが、環境によってはK8oはコールもあり。
今回はBTNからの2bbオープンなので、K8oをコールしてもよいと思う。

2. フロップ

BTNは33%CB。THMKは降りられないが、レイズするほど強くもないので、コールでよいと思われる。

3. ターン

Thはフラッシュ・ストレート完成カード。

BTN 30% bet
BTN 75% bet

30%betでは、Kヒットは降りない。75%betでは、Kxsの弱キッカーはフォールドが多いが、Kxoはコール多数。どちらでもよさそう。
50%betに対しては、降りてもよさそうだが、8キッカーはコールしてよさそう。
KQoはプリフロ、フロップのレイズでほとんど消えてる。

4. リバー

5cはラグ。

BTN 60% bet

Kヒットはindifferentで、コールとフォールドも半々くらい。

2. シンバリュー(UTG vs BB)

UTG vs BB

1. プリフロップ

特になし。

2. フロップ

UTG

レンジ全体では、50%頻度で33%、50%、75%の混合(一部125%あり)でCB。セット、フラドロを除いて、どのアクションでもよさそうだが、99含むミドルポケットはチェック優勢で大きいサイズは使わない。

3. ターン

全体としてチェック多め。99含むミドルポケットはやはりチェックが多い。なお、QQやJJはここでバリューベットすることが多い。

4. リバー

UTG

99含むミドルポケットで、リバーでシンバリューを取るべきか。Tヒットやフラッシュはターン・リバーで打ってきてそうなので、シンバリューもあり。もっとも、一部5のトリップスやTヒット弱キッカーもBBのチェックレンジに含まれるため、チェックもあり。

3. ミドルヒット(BTN vs BB)

BTN vs BB

1. プリフロップ

特になし。

2. フロップ

Qヒットやポケットはチェック多数。一部カバレッジを除きチェックでよさそう。4ヒットはかなりベット寄り。

3. ターン

BBのハーフベットに、QJoはコール一択。
QcJcはレイズ一択になっている。セットや2Pに混ぜてヒットフラドロでセミブラフレイズ。

4. リバー

d持ちのQJoはコールかブラフレイズ(ブラフレイズしてみたい)。d持ってない場合は、Jc抑えていればフォールド、c抑えていなければ半々。

なお、リバーがラグ(2s)の場合、QJoはコール頻度が下がるが、Jd、Jcを抑えていないコンボでコール。

4. AKハイボードのシンバリュー(BTN vs BB)

1. プリフロップ

特になし。なお、BBのA7oは半分くらいは3ベットで対抗。

2. フロップ

超有名ではあるが、BTN vs BBのAKハイボードのCBは、小さいサイズは基本使わず、ポットオーバーとチェックの混合でポラライズする。バリューではセット(AA除く。)、2P、TPGKを、ブラフではSD、BPを中心に、一部Qハイ、Jハイ弱キッカー、下ポケでベット。A4oのようなTP弱キッカーはチェックでよい。

3. ターン

フロップをチェックしたことでBTNのレンジはマージナルに寄っているが、BBもターンをチェックしたことでストレート、セット、2P等の強いところはやや少なくなっている。これに対して、BTNは、バリューでAヒットの一部や2Pを、ブラフでQハイ、Jハイ等のGSSDを使ってベット。この時、ベットサイズは大きいものは使わず、50%、75%が多い。

4. リバー

特徴的なのが、リバーのベットサイズにハーフサイズに加えて、ポットオーバーが出てくるところ。
バリューではセット、2Pの強いところでは、ポットオーバーが用いられる。他方、AヒットMキッカーなどのシンバリューハンドでは、ハーフサイズが用いられる。
Aヒット弱キッカーは、シンバリューは取りにいかずチェック。

5. AK滑り@4bp(CO vs BTN)

CO vs BTN

1. プリフロップ

BTNの3ベットに対して、AKoはピュア4ベット。4ベットのサイズはもう少し大きくてよかったかも(2.5倍~3倍弱)。

2. フロップ

高頻度CB。サイズは、ダブルポットAI、ハーフサイズ、1/4。
AKoはどれでもよさそう。ハンドのスートによってサイズは変わるが、あまり考えすぎなくてもよさそう。
AJoはAIが多い。AIレンジがあるのは、QQ、AKs、AKo、AQo、AJo、KQo、KJsあたり。

3. ターン

全体として安いベットは少数派。AKoはAIが多い。

4. リバー

ターンで安ベットの場合、AKoは諦め。

6. ミドルポケット at 3bp(UTG vs CO)

1. プリフロップ

COからの3betに対して、99は4bet、call、foldどれでもよい。

2. フロップ

フロップのハーフCBに対してはコール。Aハイや一部の2オーバー、下ポケのみフォールド。

3. ターン

ラグが落ちた後のダブルバレルには、99以下のポケットはフォールド。TP以上のみコール。
セットもあまりレイズはしない。

4. リバー

リバーはTに救われているが、ラグが落ちた後のトリプルバレルにはフォールドでよさそう。そもそもターンで降りておくべき。

7. A middle at 3bp(BTN vs BB)

1. プリフロップ

A5sはBBの3betにコール。思ったよりライト4は打たない。ライト4を打つのは、AQo、AJo、ATo、A8s、A7s、A6s、K9sあたり。

2. フロップ

BBのハーフCBにAヒットは全てコール。KQsもBDFDのあるものまでコール。このフロップではレイズレンジなし。

3. ターン

AI要求に、Aヒットはコール。

なお、BB側には本来AIレンジはなし。ハーフか75%程度のベットを使う。A強キッカーをバリューで、他はSDVのないQハイ以下でベットしている。もっとも、そもそもQハイ以下の弱いハンドで適切にライト3を打てている人は少なそうなので、恐らく実践上はバリューに寄っている。エクスプロイト的に、A middleは降りてもいいかも。

7. ペアボード at 3bp(SB vs BTN)

1. プリフロップ

COオープンにBTNコールが入った場合のSBのレンジは上記。BTNコールが入った場合はスチールの利益があるので、3betのレンジが広がるかと思いきや、BTNコールが入っていない場合に比べて3のレンジは狭め。BTNコールが入っていない場合は下記。

今回の分析はA5sで代用。

2. ターン

フロップはレンジCB。ここでは、カードの種類でCB頻度が異なるかの分析はしないが、別途してみたい。サイズは、33%~50%が多い。

SBの安CBに対して、BTNはほとんどコールかチェック。AQoとSDVのなさそうなハンドでレイズしているものの、実践上はレイズレンジを作らなくてもよさそう。

BTNのレイズには、AK、AJ、A5sあたりでブラフレイズ。
自分はこのボードでBTNがバリューレイズできるandする必要があるハンドは少ないと考えた。奇跡的に6を持っている場合やQQをプリフロでコール止めしていた場合、BTNは間違いなくコールする。AQやKQもスケアカードが少ないのでコールしてよそう(レイズしてもAAやKKにつかまっちゃうだけな気もする)。となると、ペアボードのCB頻度の高さに注目したカウンターの高頻度レイズという可能性が高く、リレイズAIには耐えられない可能性が高い。AK等AAやKKをブロックしているハンドやSDVないハンドでリレイズAIするのも手だと思われる。

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