キャッシュ勉強記録
1. トリプルバレルキャッチ(BTN vs BB)
![](https://assets.st-note.com/img/1721146146417-89qNkTJM1w.png?width=1200)
1. プリフロップ
BTNからの2.5bbオープンに対するBBのKハイのコール下限はK9oと記憶していたが、環境によってはK8oはコールもあり。
今回はBTNからの2bbオープンなので、K8oをコールしてもよいと思う。
2. フロップ
BTNは33%CB。THMKは降りられないが、レイズするほど強くもないので、コールでよいと思われる。
3. ターン
Thはフラッシュ・ストレート完成カード。
![](https://assets.st-note.com/img/1721147013126-ex0xL5B2BA.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721147049490-p7fQkTn0re.png?width=1200)
30%betでは、Kヒットは降りない。75%betでは、Kxsの弱キッカーはフォールドが多いが、Kxoはコール多数。どちらでもよさそう。
50%betに対しては、降りてもよさそうだが、8キッカーはコールしてよさそう。
KQoはプリフロ、フロップのレイズでほとんど消えてる。
4. リバー
5cはラグ。
![](https://assets.st-note.com/img/1721147586949-tJDmkrVvIr.png?width=1200)
Kヒットはindifferentで、コールとフォールドも半々くらい。
2. シンバリュー(UTG vs BB)
![](https://assets.st-note.com/img/1721211489380-b6c2WvzKDu.png?width=1200)
1. プリフロップ
特になし。
2. フロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1721211802947-nxa3AQ1UQH.png?width=1200)
レンジ全体では、50%頻度で33%、50%、75%の混合(一部125%あり)でCB。セット、フラドロを除いて、どのアクションでもよさそうだが、99含むミドルポケットはチェック優勢で大きいサイズは使わない。
3. ターン
![](https://assets.st-note.com/img/1721212268527-cwRFv7zwk4.png?width=1200)
全体としてチェック多め。99含むミドルポケットはやはりチェックが多い。なお、QQやJJはここでバリューベットすることが多い。
4. リバー
![](https://assets.st-note.com/img/1721212341879-8YREnzvDG3.png?width=1200)
99含むミドルポケットで、リバーでシンバリューを取るべきか。Tヒットやフラッシュはターン・リバーで打ってきてそうなので、シンバリューもあり。もっとも、一部5のトリップスやTヒット弱キッカーもBBのチェックレンジに含まれるため、チェックもあり。
3. ミドルヒット(BTN vs BB)
![](https://assets.st-note.com/img/1721293462103-Fdt1EPKBZs.png?width=1200)
1. プリフロップ
特になし。
2. フロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1721293823221-ST16CDP53s.png?width=1200)
Qヒットやポケットはチェック多数。一部カバレッジを除きチェックでよさそう。4ヒットはかなりベット寄り。
3. ターン
![](https://assets.st-note.com/img/1721294093292-EEFvQfnSS6.png?width=1200)
BBのハーフベットに、QJoはコール一択。
QcJcはレイズ一択になっている。セットや2Pに混ぜてヒットフラドロでセミブラフレイズ。
4. リバー
![](https://assets.st-note.com/img/1721294444651-qpQ6TzfJL5.png?width=1200)
d持ちのQJoはコールかブラフレイズ(ブラフレイズしてみたい)。d持ってない場合は、Jc抑えていればフォールド、c抑えていなければ半々。
![](https://assets.st-note.com/img/1721294763637-s0xBIBh6pm.png?width=1200)
なお、リバーがラグ(2s)の場合、QJoはコール頻度が下がるが、Jd、Jcを抑えていないコンボでコール。
4. AKハイボードのシンバリュー(BTN vs BB)
![](https://assets.st-note.com/img/1721391514054-9rQ6PLaH5B.png?width=1200)
1. プリフロップ
特になし。なお、BBのA7oは半分くらいは3ベットで対抗。
2. フロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1721392082032-M9MwM8TqaO.png?width=1200)
超有名ではあるが、BTN vs BBのAKハイボードのCBは、小さいサイズは基本使わず、ポットオーバーとチェックの混合でポラライズする。バリューではセット(AA除く。)、2P、TPGKを、ブラフではSD、BPを中心に、一部Qハイ、Jハイ弱キッカー、下ポケでベット。A4oのようなTP弱キッカーはチェックでよい。
3. ターン
![](https://assets.st-note.com/img/1721392750752-MoYlSfnpZR.png?width=1200)
フロップをチェックしたことでBTNのレンジはマージナルに寄っているが、BBもターンをチェックしたことでストレート、セット、2P等の強いところはやや少なくなっている。これに対して、BTNは、バリューでAヒットの一部や2Pを、ブラフでQハイ、Jハイ等のGSSDを使ってベット。この時、ベットサイズは大きいものは使わず、50%、75%が多い。
4. リバー
![](https://assets.st-note.com/img/1721393442858-tgI5Wprs9o.png?width=1200)
特徴的なのが、リバーのベットサイズにハーフサイズに加えて、ポットオーバーが出てくるところ。
バリューではセット、2Pの強いところでは、ポットオーバーが用いられる。他方、AヒットMキッカーなどのシンバリューハンドでは、ハーフサイズが用いられる。
Aヒット弱キッカーは、シンバリューは取りにいかずチェック。
5. AK滑り@4bp(CO vs BTN)
![](https://assets.st-note.com/img/1721669951857-5BLSSzjjMp.png?width=1200)
1. プリフロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1721670494747-dCNCYXmleT.png?width=1200)
BTNの3ベットに対して、AKoはピュア4ベット。4ベットのサイズはもう少し大きくてよかったかも(2.5倍~3倍弱)。
2. フロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1721670407560-EmLxZwMZfL.png?width=1200)
高頻度CB。サイズは、ダブルポットAI、ハーフサイズ、1/4。
AKoはどれでもよさそう。ハンドのスートによってサイズは変わるが、あまり考えすぎなくてもよさそう。
AJoはAIが多い。AIレンジがあるのは、QQ、AKs、AKo、AQo、AJo、KQo、KJsあたり。
3. ターン
![](https://assets.st-note.com/img/1721671181406-MZPmypUQt6.png?width=1200)
全体として安いベットは少数派。AKoはAIが多い。
4. リバー
![](https://assets.st-note.com/img/1721671412240-wqlTfMy7o4.png?width=1200)
ターンで安ベットの場合、AKoは諦め。
6. ミドルポケット at 3bp(UTG vs CO)
![](https://assets.st-note.com/img/1721761249260-792YuAAR72.png?width=1200)
1. プリフロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1721761591307-iDRgaIEYSc.png?width=1200)
COからの3betに対して、99は4bet、call、foldどれでもよい。
2. フロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1721761891401-HMKaxIi5Je.png?width=1200)
フロップのハーフCBに対してはコール。Aハイや一部の2オーバー、下ポケのみフォールド。
3. ターン
![](https://assets.st-note.com/img/1721762041632-uMW8TFdznM.png?width=1200)
ラグが落ちた後のダブルバレルには、99以下のポケットはフォールド。TP以上のみコール。
セットもあまりレイズはしない。
4. リバー
リバーはTに救われているが、ラグが落ちた後のトリプルバレルにはフォールドでよさそう。そもそもターンで降りておくべき。
7. A middle at 3bp(BTN vs BB)
![](https://assets.st-note.com/img/1722877154499-jx2APKtfZm.png?width=1200)
1. プリフロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1722877202079-obNamaNB9B.png?width=1200)
A5sはBBの3betにコール。思ったよりライト4は打たない。ライト4を打つのは、AQo、AJo、ATo、A8s、A7s、A6s、K9sあたり。
2. フロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1722877434447-nesoxedTdn.png?width=1200)
BBのハーフCBにAヒットは全てコール。KQsもBDFDのあるものまでコール。このフロップではレイズレンジなし。
3. ターン
![](https://assets.st-note.com/img/1722877696365-hU4bfdfdBj.png?width=1200)
AI要求に、Aヒットはコール。
![](https://assets.st-note.com/img/1722877726453-3mUD3D6AGJ.png?width=1200)
なお、BB側には本来AIレンジはなし。ハーフか75%程度のベットを使う。A強キッカーをバリューで、他はSDVのないQハイ以下でベットしている。もっとも、そもそもQハイ以下の弱いハンドで適切にライト3を打てている人は少なそうなので、恐らく実践上はバリューに寄っている。エクスプロイト的に、A middleは降りてもいいかも。
7. ペアボード at 3bp(SB vs BTN)
![](https://assets.st-note.com/img/1722968897515-w60A4O3VCI.png?width=1200)
1. プリフロップ
![](https://assets.st-note.com/img/1722969063461-4h9UaoJE27.png?width=1200)
COオープンにBTNコールが入った場合のSBのレンジは上記。BTNコールが入った場合はスチールの利益があるので、3betのレンジが広がるかと思いきや、BTNコールが入っていない場合に比べて3のレンジは狭め。BTNコールが入っていない場合は下記。
![](https://assets.st-note.com/img/1722969141259-NPfF5siKkN.png?width=1200)
今回の分析はA5sで代用。
2. ターン
![](https://assets.st-note.com/img/1722969393285-kyFeIgP9WS.png?width=1200)
フロップはレンジCB。ここでは、カードの種類でCB頻度が異なるかの分析はしないが、別途してみたい。サイズは、33%~50%が多い。
![](https://assets.st-note.com/img/1722969543741-lcZIyWdF3P.png?width=1200)
SBの安CBに対して、BTNはほとんどコールかチェック。AQoとSDVのなさそうなハンドでレイズしているものの、実践上はレイズレンジを作らなくてもよさそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1722969663130-SR649viNwT.png?width=1200)
BTNのレイズには、AK、AJ、A5sあたりでブラフレイズ。
自分はこのボードでBTNがバリューレイズできるandする必要があるハンドは少ないと考えた。奇跡的に6を持っている場合やQQをプリフロでコール止めしていた場合、BTNは間違いなくコールする。AQやKQもスケアカードが少ないのでコールしてよそう(レイズしてもAAやKKにつかまっちゃうだけな気もする)。となると、ペアボードのCB頻度の高さに注目したカウンターの高頻度レイズという可能性が高く、リレイズAIには耐えられない可能性が高い。AK等AAやKKをブロックしているハンドやSDVないハンドでリレイズAIするのも手だと思われる。
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