年始の羽田事故に思う

1月2日に起きた羽田空港でのJAL機と海上保安庁機との衝突事故。奇跡的にJAL機の方は死者ゼロで不幸中の幸いなるも、海保機の5人が亡くなった。前日発生した地震の救援活動に従事されていた中での痛ましい事故。ご冥福をお祈りします。
当初、海保機の滑走路誤進入がその原因のように報道されたが、決して海保機の過失だけではなく、複数の要因が絡み合った結果だと考える。
俺が疑問に思ったのは、海保機は垂直尾翼のロゴライトを点灯していたか、そもそも海保機にロゴライトは付いているのかという点。もし点灯されていたら、進入中のJAL機の操縦席からも容易に視認できたと思う。ロゴライトは垂直尾翼側面の広範な部分を照らすことができる。
海保機が滑走路に進入時には、JAL機からも滑走路に入ろうとした海保機を視認できたのでは?と思ってしまう。
今回、事故に遭ったJALの最新鋭機エアバスA350。最新鋭の機体だけに、火の回りがわりと遅かったのも機体の材質がより不燃性だったからと思う反面、事故発生後に操縦桿が効かず、機内アナウンス装置も作動せずに、更に非常灯もつかなかったというクルーの証言通りならば、最新型のA350の安全性は本当に大丈夫なのか?と思ってしまう。エアバス社としての当該事故の見解も訊きたいものだ。

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