配信とは

折角なので思ったことを述べたいと思う。

私も昔配信を行っていた、それなりに来てくれている人がいた。勿論他の配信をよくみる。私が配信していたのは遠い宇宙遥か・・・そんな昔のことだ。古(いにしえ)のオタクの思い出話を踏まえ聞いてほしい。      時折ディスってると思われても仕方ない発言もあるが、一個人の意見として寛容な心をもって聞いてほしい。

某箱が人気がある。しかし、私は某箱が大嫌いだ。この箱の人たちはゲーム実況者なので私はアイドルは思えないし認めない。アイドルは『偶像』だからいいだろという意見もある。それは解っている。ゲーム畑を目指していた私にとってゲームは楽しむもの、友人家族恋人とわいわい楽しむ。また、製作者の遊んでほしい楽しんでほしいという思いが込められていると思っている。ゲームで楽しみリスナーと和気あいあいと楽しいひと時を過ごし、謎解きに至ってはリスナーと一緒に悩み考え答えにたどり着く、そういう配信なら楽しく感じる。しかし、一部配信者はそんなことなく、ゲームを金儲けの道具としてしか見ていないと感じるのだ。ゲームを使ってリスナーに楽しんで貰いたい。そう思う配信者も多いし、確かに面白く感じる配信者は多い、しかし前途述べた箱は好きになれないのである。

その箱のとある配信を見た。そのゲームはパロネタ満載のゲームだ。その中でとあるBGMが流れた。そのBGMはそのゲームの別作品に使われたBGMなのだが、その配信者はその音楽に関心を持っていなかった。知らなかったのだから仕方ないのだが、マネージャが前もって調べ、「ここでこの音楽がながれるので反応してください」といったリストを作っておけよといいたくなった。番組内でもそのゲームに関するコメントが数回流れたのだが、それを拾わずにいた。知っても知らなくても「それなにー?」とコミニケションを取ってほしいものだと思った。何もかもリスペクトを感じなかったのである。

そのBGMのゲームはかなりの人気作品でキャラクターも熱狂的なファンが居て、マイナー漫画にもネタキャラとして登場し、話を広げられる作品なのだ。私が面白いと思っている実況者だと、確実にそのBGMを話題にし話を広げられるものをと残念に思ったのである。

さてさて、残念な話はここまでにしてここからは真面目な話をする。前途述べたように私も元配信者のはしくれで「配信」というものがどういうものかだいたいわかる。コメント0で30分しゃべり続けたり、話す内容をテキストに羅列し、延々と一人でしゃべり続ける。そんな枠は言うに二桁は超え、それなりに人が来てくれるようになった。全盛期ではコメントが絶えず大いに盛り上がり。6時間しゃべり続けることもあった。そういった中で感じたことがある。

配信スタイルには二つあると思う。一つはぐだぐだ文句いったゲーム実況配信。ゲームで起きる事を説明し回答しアテレコする実況という言葉通りの配信。これはアニメやドラマを見続ける感覚と似ている。いくつものコメントで目に付いた、気になったを拾って受け答えするスタイルである。そしてもう一つは雑談や歌配信。リスナーのコメントに対して受け答えし、皆で会話するスタイル。歌もそうリスナーのリクエストで配信者が歌うジャズバーのような配信。配信者の歌声を聞きつつ酒をたしなんだり、物思いにふける楽しさがある。

ゲーム実況はゲーム実況者単独が主役であるのに対し、雑談、歌配信はリスナーも配信者なのだという事、配信を作り上げるのは配信者だけでなく、リスナーもまた配信の製作者であるという事、面白いコメントをうつ人もいればリスナーが一丸となって配信者をいじったり、リスナーのコメントが被り同じコメントをうったという嬉しさというか喜びも感じるのである。私はこのスタイルがとても好きだ。顔も本名もどこに住んでいるのかも知らない多くの第三者と同じ時間を過ごし、配信者と楽しいひと時を過ごす。楽しんでいるのは自分だけじゃなく、第三者も楽しんでいるということ。それを感じるのが雑談、歌配信なのである。

ゲーム配信もそうなのだが、こちらの場合はそう感じないが私の感想である。がんがえーと応援したくなるような配信であったり、SUGEEEと絶賛する配信者もいるだろう。そういう配信者は伸びてほしいものだ。そうなれば私の意識も変わるかもしれないが、孤独感を感じてしまう。


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