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13年前の育児日記⑤ 暑い暑い暑い夏!

 最近本当に暑い!!!何もしないでも汗がじわっと出てくる。こんな暑い日は、お家の中でクーラーを駆使して涼んでいたい。飲み物飲みながら、好きな本読んだりテレビ(再放送ドラマ)を見たり……。

 甘い。
 息子はそんなことを許してくれない。

 外で遊ぶには熱中症が気になる。日焼けも心配だ。祖母のことも心配。一緒になって外で遊んで熱中症になんてなったら大変だ。

 だが、そんな心配はお構いなし。外がどれだけ暑くても、「あっちぃねぇ、あっちぃねぇ」と言って走り回る。じょうろで水をかけたり、スコップで土をいじくったり……。
 まあ、本当に元気だ。もちろん、とてもありがたいことである。

 汗の量もハンパじゃないが、飲む量もハンパじゃない。最近のはやりは黒豆六条麦茶。これはなかなかおいしい。が、息子は一日に1.5リットルは飲む。多い日は2リッター越えのときもある。当然汗もハンパない。頭からバケツで水をかぶったのではないかと思われるくらい上から下までビッシャビシャである。

 日焼け止めは、自分は塗らないくせに息子にはしっかり塗る。
 これはつとに思うことだが、最近の暑さは、自分たちが幼少の頃の暑さとは違うような気がする。紫外線の量も増えていると巷では耳にするが、これも実感する。日焼け止めを塗り忘れた首なんか、あっという間に焼けてしまう。地球温暖化を身近な問題に感じてはいたものの、実感するのはそうないことだろう。次はハイブリッドに乗ろうかな。お金があったらだが……。
(実際あの頃と今と車は進化しているのかな?)

 散々全力で走り回って、もう本当に体力が心配になるので、午後はなるべくお家の中にいるようにしている。午後は暑さがピークになるのもある。

 午前中めいっぱい遊び、お昼ご飯をしっかり食べる。食パン2枚、おにぎり1個、野菜スープ、バナナ1本。大人の量ではないか……。もちろん下から出てくる量も大人並み!!
 これも嬉しいことかな。

 食後に軽い運動(もちろん遊び)をして、私が「もうお昼寝するよ」と半ば強引に家に帰るまで、全力である。
 いつからだろう。この後のことを気にして全力を出さなくなったのは……。そう自分に問うてしまうほど、息子の全力ぶりが羨ましくもある。
 あまりの汗に、最近は毎日このタイミングでシャワーを浴びる。夜中の汗もハンパないので、朝もシャワーを浴びる。シャワー後の息子の、気持ちの良さそうなこと。

 午前中は祖母も相手をしてくれるので助かる。暑さと熱中症が心配だが、祖母の軽い運動にもなるし、祖母も元気になってきているのでありがたい。しっかりと栄養と水分をとるようにしている。
 それに、「息子が義務教育を終えるまでは」と言ってくれるのも嬉しいことだ。孫(正確には曾孫)の魔力は本当に恐ろしい。アメリカの研究で、子どもの笑顔は母にとって麻薬のようなもの、とあったが、妻の実家も含めて、息子に対する溺愛ぶりを見ると、麻薬のようなものというのも大げさに聞こえない。まあ、それだけかわいいのであろう。親にとってみればありがたい存在だ。

 お昼ご飯食べて、シャワーを浴びたら、もうぐっすりである。ご飯食べながら眠ってしまいそうになるときもある。そりゃそうだ。あんだけ全力で動き回るんだもん。

 さて、もうすぐ夏休み。仕事の合間に旅行にはいきたいなあと思っていたが、何しろこの暑さ。息子の体力が心配、だったのだが、こりゃ心配なのは大人の私たちの方だ。
 息子は猛烈に元気でいてくれるし、しっかり食べてしっかり寝てくれる。息子には、本当に感謝である。

 むしろ、最近は自分の体力なさを痛感している。旅行に行ける体力をつけなくてはならないのは、どうやら私の方のようだ。

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