小学校でも外国語学習が始まっています 授業にはどのようなイメージを……その1

小学校でも外国語学習が本格的に始まっている。高学年と呼ばれる5年生6年生では、きちんと評価され通知表に評価と評定が記載される。これで、小学校でも9教科の評価評定がされることになった。
さて、そんな小学校での外国語学習だが、どんなイメージをもっているだろうか。

ほとんどの学校では外国語として「英語」を選択しているだろう。中国語やフランス語、ドイツ語などももちろん「外国語」であるが、外国語学習として多くの学校で英語が選択されているはずである。公用語として用いられているのがその理由の最たるところだと考えられる。

中学校ではすでに英語の学習がずいぶん前から取り入れられている。多くの方が経験したように、発音練習はするもののその主たるものは文法の学習であり、単語や熟語を覚えたものではないだろうか。
テストでもそれを中心に出題され、正しい文法で正しく文型を整えて書くことができるか、とか、きちんと和訳できるか、などを答えたことが多いのではないだろうか。
It's a SONY. は、『それはソニーです。』となる。つっこみどころ満載であるが、直訳ではそうなってしまう。
公用語としての英語を学んでいるはずなのに、そんな風に訳してしまっては全く話せるようにならない。『やっぱ、ソニーっしょ』って自然に受け止められるようになりたい。次第にそういう気運が高まってきて、中学でもずいぶん前から会話を中心にした授業が取り入れられている(はず)。

そして、中学3年間ではなくもっと早い段階から英語に親しませようという狙いから、小学校5年生から英語の学習が始まったわけだ。

(その2へ続く)


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