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最後を見ないと落ち着いて読めないの……

ちょくちょく読み物の話をこのnoteにアップさせてもらっている。読み物と言っても、ほぼほぼマンガなのだが。
ネタバレを防ぐために、内容にはあまり触れないようにして、且つ、その魅力が伝わるようにして、この気持ちを共有してもらえれば、なんて考えているが、バレていてしまったら申し訳ないでしかない。

そんな大好きなマンガであるが、最近読み方がかなり変わってきてしまった。それは、ジャンプやマガジン、サンデーで毎週読んでいた頃とは全く違う。あの頃は、次週乞うご期待!と本当に期待して待っていた。月曜日、学校から帰ってまず本屋へ行くのが定番の行動。七時間目の授業のようだ。友達みんな、そうしていた。
そして、火曜日には、昨日見たジャンプの話題で持ちきりになるのが当たり前だった。

今は。
もう待てない。次が待てないのだ。

読んだら途中で止めることができない。次が気になって仕方がない。大人の経済力に任せて“大人買い”してしまうこともちらほら。
だから、ある程度巻数が発売されていないと、手を出すのを止めてしまう自分がいる。

もっとひどいのは、とりあえず最後を確認してしまう自分がいることだ。
読み進めて行く中での途中のドキドキワクワクはたまらないのだが、それが不安みたいなもんに変わってしまう。
そうすると、「この人物、これからどうなってしまうのだろう」と先行きの安否が心配になってしまって、、つい安否確認をしてしまう自分がいるのだ。

そう。
途中をすっ飛ばして、最後の方を読んでしまう自分がいる……。
そして、安心してからまた前に戻り、読み進めてしまうのだ。

昔はこんなことなかったのに、なんでこんな風になってしまったのか。
歳をとったからなのかなあと思うのが一番大きいかもしれない。

時間がない。
感情移入しやすくなっている。
その分、涙もろくなっている。
そして、納得いく形で終わってほしい(ハッピーエンドなら最高)。

時間がないのが全てなのだろうが、このマンガを読むという時間をもったいないものにしたくない自分がいる。なにがもったいないかというと、結末にまったくもって納得いかなかったときのあの虚無感を味わうということだ。読むのにかけた貴重な時間。次はいつこんなにまとまった時間がとれるのかわからない。だから、あんな虚無感は絶対に味わいたくないのだ。

好きな終わり方をしてほしい。
納得いかせてほしい。

うーん。なんともわがままになってしまったではないか。
だけど、もう傷つきたくないのだ。いやーな気持ちで終えたくないんだもの。。。

そんな私でも、我慢しているものもあるのだ。

ガラスの仮面
HUNTER×HUNTER
バガボンド&リアル

どうか、どうか、ハッピーエンドでありますように……。

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