どんなに待たされても怒らない私は素敵な女性だった

彼と仕事おわりに会う予定だった。

「少し、遅れるかも」

と連絡がきたきり
2時間待っていた。


「少し遅れる」

みなさんは
どのくらいの時間でしょうか？

私は、15分以内。

わたしは大事にされていないと
悲しさや怒りが
溢れ出しそうになった。

怒り、不安、悲しさが湧いた時、
昔の自分は
ありのままの気持ちを
元彼たちに伝えていた。

気持ちを伝えた後、
元彼たちは、
「わかったよ、ごめんね」
と謝って、私の言う通り
行動を直そうとしてくれた。

そんな姿勢に愛を感じて、
不満を感じる度に彼に伝えていた。

私がどんどん愛を感じていく一方、
元彼たちの気持ちは
どんどん冷めていった。

「何時間も待たせる
　なんてありえない！
　そんなに遅くなるんだったら
　早く言ってよ！！」

と感情のまま
伝えることもできる。

でも、
冷静に考えることにした。

この先、
彼と一生パートナーとして
生きていく覚悟を持っている。

もし、
自分が彼の立場だったら？


疲れ切った体で、
早く帰りたいのに帰れない。
彼女を待たせている罪悪感がある。
もしかしたら、彼女は怒るかもしれない。
こんなに仕事を頑張っているのに、
彼女の機嫌まで損ねて、
何のために努力しているのか
何のために彼女と付き合っているのか
わからなくなる。

そんなことを
ぼんやり考えながらも
「自分はやっぱり大切にされていない」
という悲しさが怒りに変わって
沸きだしそうな状態だった。

ネガティヴな感情のまま
彼に会うのが嫌だった。

だから、改めて
彼と自分の素敵なところを
書き出すことにした。


すると、
これが効果抜群。

結局、
4時間待っていたけど、
ぽかぽかしたあたたかい気持ちで
彼と会うことができていた。


「遅くまでおつかれさま！
  お腹すいたでしょ〜！」

って笑顔で彼にハグをした。

「いや〜！ほんと疲れたよ」

彼は、ニコニコしながら嬉しそうだった。

何時間待っても怒らない
自分が素敵だなって思えたし、

お互いの素敵なところを
書き出すとこで、
彼も自分も
ますます好きになれていた。

ネガティヴに感じた時は、
素直に感情のまま感じきることも必要。

でも、時には
「相手はどうされたら嬉しいか」
を考えて、
自分の行動を
冷静に選択することも大切。

せっかくなので、
彼を待っている間に、
ポジティブマインドになるきっかけになった
お互いの素敵なところを思い出す
メモも残しておこう。

彼の素敵なところ

◎いつも対等。上から目線の物言いしない

彼は、私は一回り年上だけど、
私の話を否定したり、
上から目線なアドバイスしたこと一度もない。
いつも対等で物腰が柔らかい。

◎お願いしたことを実行してくれる

昼間のデートがしたいと言った時、
出張中に写真を送って欲しいと伝えた時、
少しの時間でも週に1,2回は会いたいと伝えたこと
全てちゃんと覚えていてくれて、実行してくれている。

◎私の気持ちを汲み取って行動してくれる

私が食事に行きたいと言った時、
食事をしたいんじゃなくて話をしたいということを
汲み取ってくれてしっかり時間を作ってくれた。

◎器が大きい

私が料理がそこまでできなかったり、
彼のためにできることがほとんどない。
なのに、不満も言わず、
要求もせずありのままの私を受け入れて
側にいてくれる。

◎食事の作法が上品

食事の作り方がとても丁寧で美しい。
お鍋の盛り付けが綺麗だった。

◎穏やか

とても穏やかで感情的になることはない。
ニコニコした笑顔も素敵。

私の素敵なところ

◎感情的にならないところ

不満や不安を持っても、
ネガティヴな感情をぶつけずに
一度、冷静になっているところ。

◎相手を尊重するところ

連絡が少なくても、既読スルーがあっても
文句を言わない。
「まぁ忙しいから仕方ないよね。」
とスルーできて、相手の事情を尊重している。