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価値観を知るには「理由」を聞くことが大切って話

ある動画で、「価値観の違い」について話を聞いた。

例えば、気になる人と
「バーベーキューが好き」
という共通点を見つけたとする。

この時点では、
ただ「好きなものが一緒」なだけである。
価値観が一緒ではない。

「バーベーキューが好きな理由」の中に
価値観はあるのだ。

・大勢でワイワイするのが好きだから
・お肉が好きだから
・自然の中でバーベキューが好きだから

「バーベーキューが好きな理由」は多種多様。

もし、
「大人数で集まるのが好きでバーベキューが好き」と言った人と、「大人数は苦手だけど、お肉が好きだからバーベキューが好き」と言った人が、
「バーベキューが好き」という共通点で意気投合し、付き合いを始めたとする。
初めは盛り上がったけど、どんどんなんだか違うなぁと「価値観の違い」で別れるカップルが多いのは、このように「好きな理由」を深掘りしなかったことが原因のひとつかもしれない。

私は、今の彼と価値観の擦り合わせどころか
好きなもの、共通点すら知らない、
ゼロの状態から付き合い始めている。

お互いにパートナーがほしい。
結局付き合ってみないとわからない。
・・ということで付き合い始めたのだ。

付き合って1ヶ月。
彼の好きなものはなんとなく、知り始めている。
・海が好き
・車が好き
・バラエティ番組が好き
・シャンパンが好き
・ハンバーグやカレーなど子どもが好きそうな食べ物が好き
・投資や資産形成が好き
・・・あれ、思った以上にまだまだ知らないことだらけかもしれない。

好きな理由までは深掘りできていない。

・・思い返すと、
恋愛がうなくいかない状態を繰り返し出した、
20代中盤あたりから、「本人に聞く」という
当たり前のことができなくなっていた。

「彼はきっとこうだから」と、
想像し、思い込んで。
本人に確認することをしていなかった。

今の彼に対しても同じだ。
彼を観察して分かった気になって、
彼はこういうタイプだからと
決めつけている。

「○○さんって結婚しても、
 奥さんが晩御飯作って
 用意されるの嫌そうだよね。
 自分が食べたいものを食べたがりそう」
といったことがある。

「そんなことないよ〜。
 むしろ元カノの時は料理はオレが担当だった。
 いつもこれ食べたい〜ってお願いされて作ってあげてたし」

彼が料理好きと、付き合った当初聞いたけど・・。

イメージが邪魔をして、
実際の彼を見れていないことが多々ある。

こういった無意識の「決めつけ」や「押し付け」をアンコンシャス・バイアスというらしい。
アンコンシャス・バイアスのは、「自己防衛心」からで、脳がストレスを回避しようとしているらしい。 「私は正しい」「私は悪くない」といったように、自分にとって都合のよい解釈をしてしまうことから生まれる。

恋愛において、アンコンシャス・バイアスが働きやすいということは、無意識の中で過去の傷やトラウマが反応してストレスを感じているのかもしれない。

改めてこの心の傷と向き合う時間を作りたいと思う。



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