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母のように強く生きたい!

私の母は、専業主婦だった。
子供4人(一人は、1歳の誕生日を迎えずに亡くなっている)
一番上は、兄、私、妹。
私は、亡くなった二番目の兄の生まれ変わりと言われてた。
まあ、産むタイミングだったと思うけど。。(笑)

一番上の兄とは、8歳違う。子供の頃の思い出は、ほとんどない。(笑)
高校から下宿していて。大学は、東京、就職は、大阪だった。
結婚して、子供2人に恵まれ、幸せそうだった。
そして、ある日、突然、(突然では、なかったかも)
体調を崩し、入退院を繰り返し、何年もつらいリハビリを続け、職場復帰。
そして、家族と一緒に食事をしたあと、眠るように亡くなった。

何度も両親が京都に住む兄のところに通っていたのを覚えている。
ビジネスホテルに寝泊りをしていたそうだ。
私は、当時のことは、あまり、覚えていない。というより、聞けなかった。
両親も見れば、わかる。。聞けない。

今、親になってわかること。
もし、息子がそうなったら、間違いなく2億パーセント!私は、気が狂うと思う。

母は、強かった。絶対に涙を見せなかった。
冷たい?っていう人がいたけど。そうじゃない。
泣いたって、戻ってくるわけじゃない。
最愛の息子との別れをしてたんだと思う。
そして、離れて暮らしていた息子が自分のそばに戻ってきたとも思ってるのかも?
こちらの世界の人がいつまでも泣いたりして悲しんでいると、亡くなった人が成仏できないと言われたんだと、後から知った。
そうかぁ。。あの世でも幸せになれるようにと願っていたんだね。

なぜ?母は、耐えられたのかな?今でも聞いていない。

ちょうど、その頃、私の息子は、小学生。
両親は、兄の名前で呼んでたらしい。
まあ、息子なりに気を使ってくれてたが、だんだん、我慢の限界になったそうだ。(笑)

私に取って、兄との思い出は、少ないけど。
本当は、自慢の兄だった。彼は、すごく努力家だった。
学生時代もだけど、就職後も仕事をしながら、勉強をして、資格を取っていた。
たぶん、いま、私が同じように学びを続けるのは、兄を見ていたからなのかもしれない。

いま、あちらの世界では、父と二人の兄が仲良くしてるはず。

な~んて、母と話したことがある。まだまだ、3人にしておこうと!

私は、母のように強く、生きられるだろうか?

知らないうちに母を人生のモデルとしているのかもしれない。

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