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YOASOBIと配信でNice to meet you!

2021年12月4日。
チケット争奪戦には敗北したものの、配信でYOASOBIに会えた日。
ライブを見終わって、感じたのは「全力と感謝と未来」でした。
遅くなりましたが、せっかくなので、noteに書いておこうと思います。

始まる前から楽しい!

ライブまでの日々、公式twitterアカウントから流れてくる楽しい情報たちに、みなさんワクワクが止まらなかったと思います。
近づくにつれ、「抽選会やるよ!」「席少しだけ追加するよ!」「みんなYOASOBIにコメントちょうだい!」と、たたみかけるように情報が流れてきて、チームYOASOBIの「やれることは全部やってやるぞ!!」という気迫を感じました。
そして、それに反応するファンのみなさんの暖かさと参加意欲の高さ。
始まる前から、この一体感はなんだろう…。すごいな。

ライブの配信はSDGsだよね

始まる前から、現場組も配信組も「全力で楽しもう!」という空気を
twitterで感じながら、私は「THE BOOK 2」を流して、いそいそと夕飯を作り。
配信の良いところは、ぎりぎりまで自分の事情を優先できるとこですよね。武道館にはいきたいけど、配信の方が都合がいい面もある。選択肢があることが、子育て世代の「ライブに行ってみよう、見てみよう」のハードルを下げていたりします。

これは、YOASOBIだけではなく興行全体ですが、コロナ禍で確立されてきた「ライブの配信」という文化は、持続可能な社会を作るSDGsの1つだなと思っています。産業と技術革新の基盤を作るってやつ。
通信の速度が速くなり、音響や映像の技術も進み、それを活用して、会場と遜色ないステージを届ける。言語を越えてつながっていける音楽が、時間も場所も越えて、最強になる瞬間だと思います。

配信があると大変さが2倍だと思いますが、それでも配信に踏み切ってくれたチームYOASOBIには感謝しかありません。これからも、ライブ配信はぜひ続けてほしいなと思いつつ、話が本題からずれてきたのでライブの話へ戻しましょう…!

いざ「はじめまして」へ!(最初から感涙)

ライブの感動ポイントはいくつかありましたが、やはり登場シーンは格別です。

配信の画面が武道館の外の映像から、ステージに画面が切り替わり、映し出される大きなステージ。
…え、大きいな?なんでこんな大きいの?ダンサーか大阪桐蔭吹奏楽部でも出てくるの?みたいな邪推をしていると、
お客さんの手拍子と、手を挙げステージに上がってくるYOASOBIのお二人!
この時点で、すでに泣きそうな私。始まった1曲目は、

「あの夢をなぞって」

いや、泣かせにきてるじゃん?
ikuraちゃんのアカペラで始まって、足元のステージには花火。
大きなステージは、大きなディスプレイなのね!だから大きかったのね?!

四隅にバンドメンバーを携え、中心にayaseくんとikuraちゃん。
お客さんともバンドメンバーとも360度顔が合わせられるステージは、
「みんなと一緒に」という気持ちが感じられました

夢を追ってきたYOASOBIと、歌詞が重なって、もう1曲目から涙をこらえきれない!!
かっこいいと、かわいいと、舞台装置すごい!と、始まった嬉しさと、いろんな感情がぐっちゃぐちゃになったオープニング&1曲目でした。

初めてだからね!

2曲目の「大正浪漫」。ここで印象的だったのは、
ayaseくんが「みんな、立っていいんだよー!」と声をかけていたシーン。

そうか、YOASOBIだけでなく、お客さんも初めてのYOASOBIライブ。
みんな立っていいのか、踊っていいのか、探り探りだったのかな。
ライブでの定番の動きが出来上がってるアーティストなら、初参加でも周り見て「こうすればいいのね」とわかるけど、今回はなんていったって全員が初めまして。
今日ここからYOASOBIライブの文化ができていくのか…!

11曲目「優しい彗星」の時に、客席がみんなスマホのライト?を点灯させて振ってたけど、これもきっとYOASOBIライブの文化になっていくのかも。
そして、できあがる文化になぞって、グッズが作られていって、さらに一体感が増すんだろうな。

「初めて」に立ち会うということが、こんなに未来を感じられるなんて…思ってもみなかったです。

バンドメンバーも事実上の本メンバー

YOASOBIのライブ全体を通して和やかな空気があったのは、サポートバンドメンバーとの関係があるのかなと思います。

正直、サポートメンバーがこんなにMCに参加しているライブをみたことがなかった!笑いあって、突っ込みあって、抱き合って。なんて仲良しなの!!
オンライン上で活動を始めたYOASOBIが、オフラインで活動を始めるために、絶対に必要だったバンドメンバー。幾度となく相談しあって、一緒にYOASOBIの楽曲を仕上げてきたからこその関係が見えました。
ayaseくんとikuraちゃんも、4人をYOASOBIのメンバーとして接しているんだろうなと思います。サポートではあるけど、事実上の本メンバー。

そして演奏も本当にかっこいい!!
私はひかるちゃんのゴリゴリのベースが好きで、個人活動の方の動画も見ちゃいました。へへっ。

YOASOBIは、個人活動という昼の姿があっての「YOASOBI」
それぞれが個人活動しているという点も、集まった時の化学反応が強く出る要因なんだろうなと思います。

伝わるってこういうことか

曲を聞くとき、歌詞を追って、部分的に自分と重ね合わせて聞く人も多いと思います。私も「ハルカ」「群青」「ラブレター」はどうやっても同じところで涙が溢れます。
いつも個人で聞いている時は、自分のことしか思い浮かばないのに、(ディスプレイ越しではありますが)目の前でYOASOBIとバンドメンバーが演奏している姿を見たら、メロディや歌詞に乗って「嬉しい」とか「楽しい」とか「待ってた」とか「ありがとう」とか、ステージ上から色んな感情が全力でぶつかってくるような、そんな感覚になりました

今まで聞いていた同じ曲なのに、同じ曲じゃない。耳と目から伝わってくるのは、自分を重ねていたあの曲じゃなくて、YOASOBIとバンドメンバーが表現している曲なんだと感じました。
誰かが作った物語を、自分たちのものとして聞かせることができるってすごいな~って。見えないけど、この後ろに色ーーーんなものが詰まっているだなって。

そう思えて、年齢と共に緩んだ私の涙腺は、1曲1曲聞くごとに涙をため、最後の「群青」で泣き、アンコールの「ラブレター」では崩壊。ただでさえ、聞けば泣きそうになる2曲なのに、なんていう曲順で聞かせるのか…!!

配信が終わり、泣きはらした顔の私がリビングに出てきたのを見て、子供たちは怪訝そうな顔をしていました(笑)

色々書いたけど、とにかく楽しかったです!!

たくさんの初めてに立ち会って、
たくさんの気持ちを受け取って、
この先に続いていくYOASOBIの物語をもっともっと聞きたいと思いました。

まずは、radikoでANNXを聞かなければ…。

これからも応援しています。

#YOASOBI武道館

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