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大学院生活の振り返り

この記事は九州大学医療管理・経営学専攻22期 Advent Calendar 2022  17日目の記事です。

みなさん、こんにちは。
この4月より九州大学大学院医学系学府 医療経営・管理学専攻で学ばせていただいています。私は大学病院での看護師経験を経て、現在は企業にて産業保健師をしておりますが、今回は受験の経緯から、学生生活の様子などを少し書かせていただければと思います。

受験の経緯

看護師時代より、漫然と大学院に進学したいとは思っていました。はじめは慢性期や地域看護学分野に行こうと思い、大学院説明会に参加したり、実際に研究室訪問もしていました。しかし、これを突き詰めたい!といった修論のテーマになかなかたどり着けず、そのうち看護師も離れることとなりました。

産業保健師として企業に勤めだしてから、ご安全に!という号令が飛び交う世界に触れるうちに(医療の世界では全くなじみがありませんが、労働の現場では色々な場面での合言葉が、みなさんご安全に!です。)、もともと医療安全に関心があったこともありその分野について考えるようになり、当専攻のHPにたどりつきました。そして同時期に機械学習などに触れる機会もあり、データの解析についても関心が湧いていました。それが昨年の夏頃の話です。そこから産業保健分野や看護分野からみた医療について調べたり考えたりもするようになり、ここで学びたいと思うようになりました。そして職場に許しを得て、年明けに後期試験を受験しました。
当日はずたぼろの試験と面接で(傍から見てもそうだったようです・・・)、私なんかが夢を見すぎたんだと泣きながら帰りましたが、こうしてご縁をいただけて本当に有難い限りです。

大学院生活

私は平日9-18時勤務のサラリーマンです。丸一日火曜日が講義デーとなるため、基本的には土曜日を出勤とし、火曜日はお休みをいただいています。
火曜日は8:40‐20:00すぎまでPC画面の前にいることが多く、完全に運動不足です。夜になると足ががくがくします。そんな日々を一緒に乗り越えている同期のみなさんとは、入学時の説明会で一度お目にかかったきりで、その後対面でお会いしたのは、後期の集中講義の際でした。毎週画面上で会っているはずなのに、人となりや雰囲気まではなかなか掴めないこともあり、少し人見知りしてしまいましたが、本当にみなさん気さくで優しくて、そして立派な方々ばかりで、恐縮しつつも、ご縁をいただけたことにうれしい気持ちでいっぱいです。残りの大学院生活、たくさんみなさんから吸収しながら、世界を広げていけたらと思います。

8か月経って、そしてこれから

もう8か月も経ってしまうのかと、今打ちながら動揺を隠せませんが・・・この8か月は非常に色々な刺激を受けました。
先生方のご指導はもちろんですが、外部講師の先生や活躍されている卒業生のお話を拝聴したり、ゼミの先生が展開されるセミナーでさまざまな研究に触れたり、ゼミの懇親会で先輩の生の声をお聞きしたり、学生してる~!という感じです(肝心の研究はこれからですが・・・)。そして何より、同期のみなさんのさまざまな専門領域の知識と経験に触れ、こんなチャンスをいただくことができて最高だなぁと思う日々です。残りの日々、満足のいくように過ごしつつ、今の立場で何ができるか、そしてこれからどうありたいかを考えながら、学びを深めていきたいと思います。


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