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関東大震災朝鮮人虐殺から100年:韓国の反応

関東大震災朝鮮人虐殺から今年で100年。

国内ではさまざまな追悼行事が行われた。

こちらでもさまざまな場所で追悼式典の様子が語られている。

私が知らなかったもの、また新しく始まったもの、認知されるようになったもの。

ちなみに韓国では日本の追悼式典に参加した議員が本国の与党「国民の力」から議員としての除名処分を求め、取り調べを受けることになった。

一連の追悼式典の参加者として捕捉するが、尹美香議員は確かに朝鮮総連の式典にも出席された。

しかしニュース記事にもある通り、横網町公園の追悼式典と文京シビックホールでの式典にも参加している。

その一方で在日本大韓民国民団(略して民団)の追悼行事には出席しなかった。

記事だけを見ると「尹美香議員=朝鮮総連」とまるで反社の集まりに参加していたかのようである。

記事の内容は本当に正しいのか?

今年の民団追悼式典は?

日本にありながら朝鮮総連であれ、民団であれ日本人にはほとんどご縁がない。

その後民団側でも関東大震災の追悼式は行われたらしい。

こちらの追悼式典では「韓国人」犠牲者にも言及され、日本共産党の小池晃議員も参加している。

そして朝鮮人の命を助けた当時の横浜市の鶴見警察署長だった大川常吉の話にも言及された。

そして大川署長の孫、また大川署長の事を伝えた在日コリアン作家の朴慶南さんも参加されたようだ。

民団も犠牲者の追悼式は行っていたが、朝鮮人総連合会が関係していると難しいのかもしれない。

その分断の元を作ったのは日本だが、改めて高い壁を感じてる。

尹美香議員の考えも支持している。
強いて言えば与党「国民の力」、つまり尹錫悦政権による虐殺犠牲者、韓国から見れば自国民を貶めたことにならないか?

日本人が言えた義理ではないが、各地で日本国内の歴史修正主義や隠ぺい、一部のエセジャーナリストや差別主義者による様々な嫌がらせから守ろうとする当事者や一部の善良な市民や議員により、辛うじて「虐殺を無かったこと」にしないでいられている。

何よりこうした歴史修正主義やレイシスト、エセジャーナリストを陰日向からサポートをしている日本の国家権力が最大の加害者である。

「権力を振りかざす暴力」に私たちはどう戦えば良いだろうか?

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