宝塚と私。 ≪前編≫

せっかくなので、今日は宝塚との出逢い、そして初観劇の話でもしてみようかと。(註. めっちゃ長い)
これを本来なら初投稿の時にしろよ、っていう話ですがそもそも初投稿がそれどころじゃなかった、っていうヤツでしたしね。

出逢い

子どもの頃に父の仕事の関係で一時期大阪に住んでいたことがあり、
「宝塚」の存在はその頃から何となく知っていた。
とは言っても、知識としてあったのは「女性だけで構成されている」ということと、
天海祐希さんや真矢みきさんが在籍していた、ということぐらい。(後にアニメ版の「るろうに剣心」が放送された時に親から主役の剣心の声を担当されていた、涼風さんが宝塚出身だと教えてもらったけど)
在りし日の宝塚ファミリーランドには行ったことはあるけれど、ウチの両親が宝塚を始めとした舞台への興味が薄い人なので、観るということはなかった。(手塚治虫ミュージアムは当時行ったのは記憶している。何かナマズいたよね、あそこ。笑)
 まぁ、そんな感じの幼少期を過ごしてまして、成人してからまた大阪で生活するタイミングがあり。
当時の職場への通勤で阪急電車にお世話になっておりまして。
とある夏の日。たまたま駅に掲示してあった公演ポスターが目に入る。
で、(当時は)名前はわからんけど何か気になる人がいて。

因みにそのポスター、

宙組の銀英伝。

これね。

https://archive.kageki.hankyu.co.jp/revue/backnumber/12/cosmos_tokyo_ginei/poster.jpg.html

気になったのが、

後の宙組トップスター、朝夏まなと様。
ただ、当時は宝塚がとても敷居の高いものに感じており、そこで観劇には至らず。

余談だけど、たまたま映画を観に行ったら、ちえねねラストデイのLVとバッティングしたりとかもある。←

そして、観劇へ...

時は流れ2016年冬。1つのニュースが。
この頃から色々な縁があって、外部のミュージカルには少しずつ(映画館で観るNTliveはちょこちょこ見てた)興味を持ち始めていて、翌年3月に東京で開催された「トニー賞コンサート IN TOKYO」のチケットは確保していた。(国際フォーラムの端っこの席で見てましたけど、あれ今思えばなかなか贅沢なメンバーでしたね)

まぁ様がトップになられてたことだけは何故か存じ上げてたんですけど、
みりおん退団後相手役を置かないということに、「相手役がいないって過去にもこういうことあったんかな?」っていう印象を当時は持っておりました。

2017年秋。お花様がタイトルロールを演じる、「レディ・べス」の観劇の為に帝劇にちょこちょこ行っていたので、有楽町の駅前で「神々の土地」のポスターを観て興味を持つ。

観てみたいけど、退団公演じゃチケットないだろうし、宝塚のチケット高そう...とか色々思っていて。
それ以前に正規ルートでスッと買えるもうチケットないよね、っていう←

(それに当時は宝塚ファンの友人や知人がいないのが最早致命的←)

そんな感じで過ごしていて、「どこで宝塚と結びつくの?」って感じですが、「レディ・べス」、私がチケットを取った回はほとんどがお花様の回だったので、観ているうちに沸々と彼女の古巣である、「宝塚を観てみたい」と思うようになり。ちょうどその頃、宝塚で萩尾望都さんの「ポーの一族」が上演されることを知り、宝塚を観るにはベストなタイミングではないか、と思い始める。
(因みに「ポーの一族」はチケットが取れなかったので、観れなかったけど)

これまた今思えばすごい偶然やとは思うんですけど、当時派遣社員として働いていて、ある日派遣会社からメールで「ムラの月組公演に抽選で招待するよ」と。

「  は  い  ?????」

奥底にいるキ●タクが「ちょ、待てよ!!」と連呼して来るじゃないですか。笑

何この青天の霹靂みたいな展開。笑

応募はしたけど、外れました←

当時の月組公演といえば、ヅカヲタはご存知のコレ。

方々に爪痕を残しまくり、3月末で退団された上田久美子先生の宝塚在団中唯一のショー作品となった、BADDYですよ!笑

…今思えば、としさんやわかばちゃんたち、すごい作品で退団したなぁ。笑

で、その年の外部といえば。

東宝1789再演→M!新演出版と続いていて。且つ、古川くんが新たなヴォルフガングとして名を連ねた訳ですが。

希望日が帝劇で全く取れず、「それなら、梅芸行くわ!」と思うも、梅芸も全く取れず。(一応御園座で確保はしたけど、名古屋帰省とバッティングして譲ることになりましたけどね、無念)

「じゃあ、どうするかなぁ…」なんて思ってたら、ふと「宝塚観に行ったらええやん!」と思い、宝塚を調べる。

GWあるし、GWに行けば良いんじゃない? と思って、近くの公演を調べ始める。

星組で公演があるぞ? へぇ、初舞台生もいる。
そして、偶然にもGWに関西に行く予定がある。

「これはもう行くしかないんじゃない??」

で、何でGWに関西行く予定があったかと言いますと、ムラからほど近い尼崎の塚口サンサン劇場。
あそこでインド映画「バーフバリ」のマサラ上映2本立てという、なかなか酔狂向けのイベントが過去にありまして、(マサラ上映は説明するのは面倒くさいんでググってくださいね)それのチケットは確保してたので観に行く予定があって。

写真幾つか残ってた。笑

クラッカーの中身や紙吹雪で埋め尽くされた床↓
(余談ですがクラッカー200個持参しましたが足りませんでしたww)
尚、同じスクリーンにFM802のパーソナリティの仁井聡子女史がいらっしゃったので、翌日の生放送のラジオでそのレポが当時オンエアされておりましたw
家のどこかにプリントアウトした様子のおかしい写真があるはずwww (当時の公式ブログに残ってそうだけどww)

話ズレましたね(よく脱線する)

昼の15時?とかから見て、終わった時にはもう真っ暗でしたね笑
映画通の間では割と塚口サンサン劇場さんは有名な映画館なので、機会が有れば是非。(個人的にマサラ上映盛り上がるしオススメだけど、この状況下ではなかなか厳しい部分多いよな…)

で、来ました、観劇当日。
何故か宿を東三国にしてたせいで移動が非常にめんどくさいことになって、痛みを後々知ることに…。。(せめて、新大阪か梅田。妥協して西中島南方あたりにしとけよw)
ていうか、何で宿を東三国にしたんですか???←←
(知らんがなwww)

多分、昔の家の最寄り駅が江坂やったんで、土地勘多少ある場所の方が安心やろ、って感じで取ったかと思われる(覚えてない)
この頃、ユースホステルとかゲストハウスとか、所謂外国人のバックパッカーが泊まるような場所に泊まるのハマってたんですよね。

話を戻して。
阪急経由で行き、西北でれいこさん主演のラスパの広告を観たのは覚えてる。
ムラに到着がギリギリやったもんで、幕間に撮りますよね。
2018年5月時点で星96は額入りしてたのは当時トップ娘役のあーちゃんだけやったんですね。今や残ってる人数が全体で残り3人しかいない93期ですら、キャトルのQのあたりの真ん中あたりになってたんですね、星組だと。


現在のトップスターの礼真琴さんが端から数えた方が早いよ、これ。笑

いきなりSとかは刺激が強すぎると思ったワタクシ、Bで最初は観ました。
(今やSもガンガンに手を出しておりますが。笑)

でもね、最初Bで良かったかもしれない。
結構俯瞰的に観られるのは美味しい。

観劇当日の初舞台生の口上。
たしか、これ上手く探せなくて見つけた時には次のソワレに差し代わってたと言うね爆

なので、こちらでご確認を。
惜しいな、真白くんの口上、あたしニアミスしとるやん。

因みにマチネで観たので、るる・ここ・すわんの可愛い娘役ちゃんたちの回でしたね。

観た当初は礼真琴さんの歌が上手すぎる、有沙瞳ちゃんかわいい、綺咲のあーちゃんがお人形さんみたいで可愛すぎる、という記憶。

そして、個人的にチャキチャキの有沙瞳ちゃんが良かったなぁ、とか。
阿漕好きだ、とか。(あんるちゃんですね)
あと、腐ったサバ食べて死ぬ七海喜六とか。笑

礼さん歌うますぎやろーー! となりながら劇場を後にするのであります。笑

初観劇時、キャトル入るのにちょっと勇気がいって(小心者)入れず、東京で雪組凱旋門観るまでキャトルはしばらく保留になるのでした……

そして、初観劇から経ること数ヶ月。
たまたま、三井住友カードの貸切がご用意されまして。
初の東宝。雪組凱旋門。
そして、昨年退団された、轟悠さんを唯一この目で観た公演になるとは当時は夢にも思わなかった。
この時、時のトップコンビのだいきほは2作目の大劇場公演。
一般チャレンジしたら、「あれ?カートに入ったよ?」とビビってキャンセルしてしまう私(決済しろや)
ファントム以降はだいきほの雪組公演は全く掠りもしなかったので、火がつく前に観られたのは貴重。
あの時はあーさがすごく可愛かったなー、とかひとこちゃん良かったなーとか凪様カッコよかったなーとかそんな感じ。
VISA貸切ご用意されて、楽間近で観れたのもまたよかったです。
そして、星組エルベ、月組夢現無双、星組食聖と着実にヅカヲタの階段を登っていくも、花組と宙組にはなかなか縁がない私。

みりおさんは悉く縁がなく、ガイズでやっとお目にかかれる!と思ったら、公演中止で観れず…。。
(前回はポーの一族を緊急事態宣言発令により遠征断念…。そろそろみりおさん観たいです……)

各組のんびり観ながらご贔屓になる方見つけて行けばいいか、ってスタンスでいたけど、星組が観る率高かったので気付けば星担になっていった感じ。

礼さんは好きだけど、特定の贔屓がいるって感じじゃなくて、星組全体が好き、という所謂組ファンという位置付けでしたね。

紅ゆずるさんの退団前ラストバースデー公演は運良くご用意されてたので、行きましたよ!
初観劇のときは殿堂の存在とかに気付かなくて、スルーしてしまったし、その後も毎回星組公演はムラ行く、っていう感じでもなかったのでムラをのんびり堪能しようと…したのもこの時。
この時はちゃんと殿堂行ったよ!

でも、当時夏の暑い日やったので、日差しに負けてフルールでダラダラしてた爆


わー、当時撮った写真が少し残ってたよ!(撮っても過去の写真あまり見返さない人)

コロナ禍入る前に殿堂でシャンシャンを持って殿堂のスタッフさんに撮ってもらった写真があるけど、あまりにもラフすぎ且つ自分がキモすぎるのでそれはデジタルのブラックホールに投げ入れるとします。笑

因みに食聖はムラで2回、東宝で1回観た。
トップ退団公演だからってしんみりしないのは良いですね。
そもそも、紅ゆずる(敬称略)にしか出来ない、Another Worldから始まってるし、まぁトンチキだ何やと言われてもあの頃の力技でねじ伏せてやろうという星組のエネルギーが好きだった。(今も好きですが)

礼真琴・舞空瞳(敬称略)体制になって、今後も星担なんやろなぁー、なんて思っていたら星担と言える時期の終焉を宙組との出会い、今のご贔屓様との出逢いにより突如迎えるのでした。

今の贔屓組である、宙組の話は字数的に5,000字越えるので(既に4,500字越え)後編って形で別で出しますね。

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