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三姉妹紹介〜抜毛症になった二女〜

三姉妹のシングルマザー、ゆりこです。

うちの三姉妹、長女の次は二女を紹介します。

小学4年生、10歳の『ももこ』です。
三姉妹の中で唯一女子らしいというか、繊細な心の持ち主。「みんなの妹」キャラで、一歩引いた立ち位置で微笑むような、みんなから愛されるタイプです。

繊細な心の持ち主だからこそ、離婚の時に、一番心配したのがパパっ子だった二女でした。

抜毛症になった二女

離婚して引越しをしましたが、二女の保育園は変わらず、子どものために苗字は変えなかったので、離婚したことは、担任の先生だけに伝え、二女のお友だちには伝えませんでした。

離婚後、しばらくすると二女の顔に違和感が。

よく見ると、まつ毛や眉毛の一部が抜け落ちたような跡がありました。ネットで検索すると、ストレスで髪の毛や眉毛を抜いてしまう「抜毛症」という病気があることを知りました。
本人は抜いている自覚はないみたいです。
担任の先生に相談して、保育園にいる時に、もしまつ毛などを触っていたら、他のことをさせて紛らわすようにしてもらいました。

家にいる時も、保育園でも、ずっと顔を触っているようなこともなく、突然、毛がなくなる感じなので、寝ている時や起きた時など、無自覚に抜いてしまっていたのかもしれません。

二女の場合は、まつ毛と眉毛だけで、髪の毛は抜いていないようでした。
その頃、トイレの失敗も頻発していたので、ストレスが相当かかってしまっているんだろうと申し訳ない気持ちになりました。

「毛を抜く」という行為は、1年以上続きました。やっと生えてきたと思うと抜き、まつ毛と眉毛のない状態で通園し、また伸びてくるのを待つ‥の繰り返し。
仲の良い先輩ママ友に事情を説明すると、毛を抜く行為をする子どもは珍しくなく、思春期にもあることだと教えてくれました。

二女の「抜毛症」は1年数ヶ月でおさまり、小学校に入る前には、まつ毛も眉毛も生え揃い、何事もなかったように過ごしています。

今ではその記憶もないようで、毎日楽しそうに学校に行っています。

まつ毛を抜いてしまっていた二女はもちろん、二女だけじゃなく三姉妹が、何事もなく毎日学校に通っていること、この普通が、かけがえのない日々なんだと思えます。

この日々を壊そうとする元夫から、私は絶対に三姉妹を守りたい。何があっても守ってみせる、と思います。

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