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A Tale of Thousand Stars 第10話

第10話の感想です!

〜感想〜

1 最初から泣かせないで〜

あー、もう泣いちゃうじゃん。
別れの朝、お弁当箱を見つめながら、初日の夜のことを思い出すTian。初日は、隊長が、夜ご飯を持ってきてくれたんだね。
そのことを思い出して、今にも泣きそうな顔で笑うTianに、心が抉られちゃう。だってさ、自らが望んで帰るわけでもなく、ある種、隊長が自分のことを考えてくれて、バンコクに帰って自分の人生に戻りなさいって言われたから、戻るんだもん。それは、もう、観ていて、やるせなさで私もいっぱいになってしまうよ。
付箋で、次にくるボランティアの人に伝言を残し、家の前の階段を直して、村のところまでやってくるTian。村長、村の人たち、子どもたち、そしてRang。子どもたちが、Tianにそれぞれ渡すプレゼント、Tianみたいな先生になりたいっていうMijoo、子どもたちだけでなく、大人たちも、また、Tianとの別れを悲しんでいるっていうこの状況に、涙がボロボロ出ました。初めて村に来た時、こんなに村のみんなが別れを惜しんでくれるなんて、Tianさえも想像しなかったと思う。この3ヶ月で、Tianは確かに成長したんだなぁっておもったら、もう、だめ。言葉が感情に追いつかなかった。だから、初っ端から泣かせないでよ!!!

2 Torfunのノート

結局、隊長は忙しいからということで、見送りに来ずに、代わりにYodさんがやってきて、隊長から預かったTorfunのノートをTianに渡しました。
迎えの車に乗り込んで、そのノートを読んだTianの目に入ってきたのは、隊長からのメッセージ。Torfunの望みはなんだったのか、そして、それは星の数を数えるまでもなくTianが叶えていたこと…そんなことが書かれていました。

そんな中でなによりも心を抉ったのは、二人の物語はここで終わりにしようという、これが最高のエンディングだ、ここでのことは全て忘れて自分の人生に戻ってほしい、自分の心に従って自分のやりたいことをやってほしいっていう隊長の言葉。誰よりも終わらせたくないのは、きっと隊長で、ここでのことを本当は忘れてほしくないって思っているのも隊長で、書いてある言葉を読めば読むほど、書いてあることと反対の感情が伝わってきて、本当に辛いし切ない。
好きという言葉よりも、好きという感情や愛してるっていう感情が伝わってきて、なんで、こんなにお互いに思っているのに、終わりにしなくちゃならないの???って思っちゃって、私の感情をどこに持っていったらいいのかわからなくなった。
だって、見送りに行かず、遠くで道をみつめる隊長の顔、すっごく辛そうなんだよ???そんな顔をするのに、なんで最高のエンディングだっていう言葉を書いちゃうの???隊長の、ばかぁぁぁぁぁって思ってしまいました。
終わりにしようっていってるのに、自分の身につけていた指輪を渡し、Torfunのノートを渡して。これじゃあ、言ってることとやってることが真逆よ…。これじゃあ、どちらもツライよ。

3 バンコクに戻ったTianと噂される隊長

家に戻ってきて、ベットメイキング、料理などいろんなことをするTian。村に行った時は、料理なんて何一つできない感じだったのに、いろんなことが出来るようになって、成長したんだなぁって、しみじみ思った。そして隊長に家に戻ってきてからのことを手紙にして、送るTian、健気で可愛いなぁ。お返事が来るのを待っているのも、すごく可愛い。もらった指輪を身につけて、隊長に近況報告の手紙を書いて、こんな可愛い子との物語を隊長は本当に終わらせちゃうの???手紙の返事は来ないしさ、もう、見ていてTianが可哀想だよ。Tianに自分の人生を送らせるためだったとしてもさぁ、それはちょっときついわ。
TianとTulのご飯の風景、もぐもぐ二人組、ほっこりするなぁ。こっちで、隊長の噂をしてたら、村では隊長がくしゃみをするし。噂をされるとくしゃみをするって、タイでも一緒なのかな。Nam先生と村長が隊長を揶揄うのにめっちゃ笑った。Tianが豚の脳味噌を初めて食べた時のことを、思い出してニヤニヤする隊長、ちょっと面白かった。あれはさ、からかっちゃうよね。普段の堅物っぷりからは想像できないもん。こんなにTianのことを思い出すのに、これで終わりにしようだなんて、よく言ったよね、隊長。

4 Tianの悩みは人が誰でも持つ悩み

自分が何をするべきなのか悩むTianをみると、自分の人生を生きることの難しさを考えさせられるし、また、そうやって悩んで選んだ生き方が、いろんなことを教えてくれることも思い出して、今の自分の生き方は自分できちんと選び取ったものだろうか?って、自分の人生に疑問を投げかけてしまった。流されて生きることも、また一つの生き方ではあるんだけどね。
だから、ボランティア教師を派遣する機構の偉い人の話は、私にとっても心に刺さりました。やっぱり、惰性で生きるって良くないかなぁなんてね。不安で心がいっぱいでも、一歩踏み出す勇気があれば、見える世界がぐるっと変わる。何か迷ったら、勇気を持って前に進みたいな、そんなふうに私は思いました。

5 Tianの一歩

Tianが家のいろんなしがらみに絡まって生きてきたこと、そこから一歩踏み出す勇気、すごいなぁ。今まで、ママの言うことを全部聞いてきたから、そこに自分の意見を言うのって、本当にドキドキしただろうなぁ。
Tianじゃないけど、なんで村での生活が楽しいものだって思うんだろうね、パパもママも。あれは楽しいとかそういうものじゃないよ。
よかった、教育学を学ぶことへの許しが出たね。でも、なんていうか親の意向に沿わないといけない感じがあんまり好きではないけど。そしてよりよってアメリカ!!!もう、これ以上距離を取りたくないと思っているのに!!!Tianがやりたいことができることは、すごく嬉しいけど、なんでアメリカなの???タイでも学べるじゃん!!!って、Tian以上に思った。

6 結婚式から

Nam先生から結婚式の招待状が届く。一言、俺の友達も会いたがってるって添えたものが。そして、同時に隊長にもしっかり招待状を送ってるNam先生、そして、しれっとTianも呼んじゃったよって言っちゃうの素敵です。
隊長、来れないとか言ってたのに、ちゃんと結婚式に来てる。YodさんとRangと隊長の結婚式場での登場シーン、めっちゃ面白い。ドラマ本編はここも割とシリアスなのに、めっちゃ笑ってしまった。しかも、貸衣装なのね。給与が結構、飛んでったとか言ってたけど。隊長は、とにかくめちゃくちゃカッコいい。スタイルいいなぁ隊長の中の人。キョロキョロする隊長に、Nam先生はTianはまだ来てないよとか言っちゃうし、相変わらずでホッとしました。
Nam先生の結婚相手の方、とんちょんでP'Ampを演じてた俳優さんだよね???あの時は、マジで嫌なやつっていう感じだったけど、今回のこの役は、きれいめ系だけど、ちょっとふわっとした感じがして、可愛いなぁ。ほか、どんなドラマに出てるかなぁ、今年のドラマは、何か出るのかしら???
Tianもめちゃくちゃスーツ似合ってたなぁ。仕立てたらしいけど、お値段はどのくらいなんだろうか…、さすがぼっちゃんって感じがするわ。結婚式場について、会場の中に入ってから、キョロキョロとこちらもやっぱり相手を探していて、そんなに探すなら、なんで、あの時、君たちは別れを選択してしまったのさって本当に思ったよ。二人とも結局忘れられてないんじゃん。
またさ、Nam先生から「隊長は緊急の案件で帰った」って言われて、それを受けて、Nam先生に「隊長は僕に会いたくないのかも」って言った時のTianの顔、捨てられた子犬みたいになってるじゃん。うわー、こんな顔をしてほしいわけじゃないんだよー。笑ってほしいのに。
違うの、隊長はきっと会ってしまったら自分の気持ちが溢れちゃってコントロールも何も出来ないから、会うっていう選択をしたくないだけなの、そこを声を大にしてお伝えしたいよ、Tianに!!!
そして、実はまだ帰ってなくて、会場の遠くから、姿を見守っていた隊長。もーそんな顔をするなら、終わりにしようなんてなんで言ったの???遠くで見守れればいいなんて、綺麗事だよ???もっと、自分の気持ちに正直になればいいのに!!!って本当に思った。あの場にいたら、正座させて説教してたわ。
そういえば、Nam先生がTianにケータイの番号を聞いていたけど、これはこの後の伏線か何かかな。Facebookもやっていないって言ったTianの気持ちを尊重していて、Nam先生、本当にいい人だなぁってまた思ったわ。
幸か不幸かわからないけど、この結婚式への参加で、一つ限りをつけたのか、Tianはアメリカへの留学を決めましたね。隊長にも、アメリカへ留学すること、距離があれば村のみんなや隊長のことを忘れられるかと思ったけど忘れられなかったことを記した手紙を書いて送っていて、その手紙を書くTianをみて、切な過ぎて泣いちゃった。指輪も借りた上着も凧もあって、忘れるには、隊長の空気がありすぎるし、自ら忘れたくないから置いてるし、やっぱり忘れたくないんだよね。あーあーあー、もうなんで忘れることにしちゃったんだよう。忘れようと思って忘れられるものなら、好きになってないんだよ。
忖度コーヒーがここで登場したけど、これさえもTianにとっては、隊長を思い出す一つのもので、私も懐かしくなった。コーヒー濃いめが好きかどうか問題。あの時はまだ幸せだったなぁ。わざわざ2つマグカップを準備して、わざわざ隊長から借りた上着を羽織って、隊長からもらった指輪を身につけて…、どんな気持ちだったんだろう。Tianにとって隊長は、この場にいてもいなくてもすごく大切な存在なんだなぁっていうのが伝わってきて、私の心がダメになる。


7 いよいよ旅立ち

ママとハグ、パパとハグ、悪友Tulとハグ、それだけしてもキョロキョロ誰かを探すTian。
もう行くねって言って、搭乗ゲートに向かって行くTian、ケータイがなる、もしもしって出るTian。掛けてきた相手は隊長!!!隊長ですよ!!!このタイミングで!!!
そして、やっと隊長の口から「会いたいよ」って言葉が出たぁぁぁぁぁ。今まで、絶対に言わなかった言葉!!!そして、本当に会い来てたぁぁぁぁぁぁ!!!
僕のことを待っていてくれる?って隊長に言うTian、まじ、カッコいい。キリッとしてて、また一段と大人になった感じがして。
また、どんなに長くても待ってるよっていう隊長の表情が、これから離れ離れになるのに、スッキリとしていて、よい。

きっと、最後のお手紙でいつの飛行機かとか伝えてたんだろうね、
Tianのケータイの番号は、Nam先生が隊長に教えてたのかな?
やっと、やっと、二人の想いが繋がりました。
お互いの想いが強すぎるハグが2回、なんていうの、今までの気持ちがあふれちゃって溢れちゃって、お互いがお互いを掻き抱かずにはいられないあの空気、Tianの少しだけ儚くなるあの感じ、もう、よかった本当によかった。そして、あの、隊長の中の人Earthくんアドリブのデコチューの尊さっっっ、半端ない。二人の想いが繋がって、初めてのキスはデコチュー。空港の真ん中でデコチューです。空港のど真ん中で、この壮大な別れのシーン、ここでお互いの気持ちをやっとかくにんして、すぐに別れが来るなんて…。本当にこれを見るために私は今までドラマを見てきたんだって思った。よかった。本当によかった。ここは、本当に見てほしい。私の感想も、まじ感動、尊い、ありがとうになってしまう。本当にみて!!!
でも、これ、Tianのパパとママも観てたんだよね。ママの「誰あれ?何が起こっているの?」っていう感じに、激しく同意しました。「急に出てきて、息子をだきしめて、デコチュー?えっデコチューってなに???」って思ったと思うわ。ハグまでは、ありかなぁ(距離近くない???)って思ったかもしれないけど!!!パパの「村でTianの世話をしてくれた人だよ」っていう説明、たぶんママが求めていた説明とは違うと思う。でも、たしなめている姿をみると、Tianと隊長の関係に理解を示してくれそう。
ママからの「えっ、誰アイツ???」っていう視線にTulが、「僕も誰か知らないんですよ。僕も初めて見ましたけど、イケメンですね、お母さん。」って言うの、めっちゃいい。なんか和んだ。
劇伴も良かったなぁ。アレンジがされてるけど、Earthくんが歌っている曲。シーンにあっていて本当によかった。
あと、隊長のデコチューしたあとのなんとも言えない顔、可愛かった。照れてる?照れてるよね???この時のバックミュージック、Earthくんが主題歌を歌っていて、また、その歌詞の内容にさ、隊長の想いがたくさん詰まっていて、もう、切なさと愛しさで心がいっぱいになった。
Tianが隊長に背を向けて、搭乗ゲートに向かうシーン、指輪を見るんだけど、その視線の愛しさが本当に素敵だった。もう、思い出しても辛くないんだもん。アメリカに持っていける大切なお守りみたいになってよかったよね。あー、本当によかった。
Tianが去ってから、隊長、どうやって空港から去ったんだろう。Tianパパとママと何かしらの挨拶とかしたのかな?ちょっと気まずそうだけど。気になる〜。

8  2年後

子供たちは、野菜を作っていて、村全体でも無農薬の野菜を作ろうとしていた。
Longtaeが戻ってきてるのかな。無農薬野菜について説明するLongtaeも見れて、嬉しかった。あの笑顔、可愛いよね。LongtaeとTianの関係も好きだったなぁ。
村のみんなが自分たちの力で生活できるようになっていこうとしているのが描かれていて、嬉しくなった。
Nam先生も元気そうでよかった。
子ども達にグリーンジャイアントの話をする隊長とその仲間達が楽しげでよかった。このシーン、本当にコントみたいでほっこりした。子ども達に揶揄われる隊長、表情が豊かですごくよかった。相変わらずのYodの役回りに笑ってしまった。この人形劇の中で、Tianの話が出た時の隊長の顔がさ、すっごく寂しげでさ、あー早くTianに会わせてあげたいなぁって思った。
子ども達もTianがどこにいるか知っていたんだね。隊長がお知らせしたのかな。
隊長って、Tian留学中は、一切連絡もしてなかったのかなぁ???気になる???でも、連絡取ってたら、あんな顔しないよねぇ。
みんなが、逃げろ〜って去ってから、トランシーバーにパパンダオの崖で何かあったみたいな連絡があって、銃を片手に向かった先にいたのは、隊長が会いたくて会いたくてたまらなかったTian!!!
再会に拳銃って物騒だなぁ笑笑
ボランティア教師としてきたってこと、自分でここに来たくて来たこと、捨てるんじゃなくって自分の人生をここで築いて行くこと、自分の意思で自分の人生を送っていること、そんなことをTianは話していて、身内の気分で「大きくなって…」って思いました。第1話のTianはどこにもいなかったよ。
Torfunの日記を埋めて、自分の日記を書くんだってところに、あぁ、Tianは Torfunに感謝をするとともに、自分のことをやっと赦すことができたのかなぁって思った。
Tianの隊長に対する態度は、相変わらずちょっと強気なのね。隊長の口からも、一緒にいて欲しいって言葉がでて、やっと、Tianが聞きたかった言葉が聞けて、二人の物語がここから始まるんだなぁって思ったら、めちゃくちゃ感無量!!!隊長のさ、見つけた最後の星がTianって言う言葉、ものすごくじわじわときて、多幸感が半端なかった。
言葉では説明できないから、本当に見てほしい。なんかやっと2人が一緒にいることができることの嬉しさしか伝わってこない、あの腰を抱きしめる感じに、ちょっと泣きそうなTianに、
本当によかったぁぁぁって言葉しか出てこない。
私も、2人がいつまでも一緒にいることを心の底から祈ってる。本当に幸せな生活をパパンダオで送ってほしい。
ってとこからの、キスですよ。気持ちがこもったキス。2人の想いが繋がって、ぎゅーっとお互いを抱きしめて、キス。いや、もう感無量。10話の途中まで、本当にどうなるんかなって思ってただけに、本当によかったぁぁぁって、山に向かって叫びたくなった。
しかし、Tianはどうやって両親を説得したんだろう?あの言い方だと、もうバンコクでは住まないって感じだよね。そこんとこ、知りたいなぁ。すごく素敵な最後のシーンでした!!!

9 おまけのシーン(本編からの振り幅がヤバい)

本編とおまけシーンの振り幅に笑った。涙もひっこむし、本編の内容を忘れそうになった。なんなの、あの甘々イチャイチャ。どこに行った、堅物のグリーンジャイアント。そして、Yodになりたい、私も。家が揺れるって、なにをやってたの、2人とも笑笑 2年も離れてたんだもんね、そりゃそうだよね。今まで我慢してたぶん、色々張り切っちゃうよね。
Tianのちゃんとお願いしてって言う感じの態度に素直にやってくれる隊長に、かんわいいなぁって思い、Tianの小悪魔ちゃんっぷりが出てて、Tianの寝るだけでいいの?って言葉に、きゃぁぁぁぁってなり、それに乗せられちゃう隊長も可愛かった。ムッツリじゃなくて、あれは単なるスケベさんだわ。このおまけシーンは、Tianがボランティア教師として再び村にやって来てから、どれくらい時が経った設定なのかな。あんなことやこんなことはすでにしてると思うけど。でも、本当に可愛いイチャイチャな2人が見れてよかった。グリーンジャイアントも恋人の前ではかたなしね。
最後の最後のシーンで隊長のタトゥーが見えて、ぎゃぁぁぁぁってなりました。毛布から2人揃って顔を出してるのも可愛かった。
あと、隊長、ベッドもっと新しいものに買い替えましょう!!!あれじゃあ、いつかこわれちゃうわ。

これで2人と、そして、このドラマとお別れなのが本当に寂しい。また、会いたいなぁ。


〜最後に〜

日本語字幕は、A Tale of Thousand Stars JFCさんのツイッターにリンクが貼ってありますので、興味がある方はそちらから是非ご覧ください〜♫

JFC様、日本語字幕の作成ありがとうございます。日本語字幕のおかげで、楽しくドラマを視聴できました!!!


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