小説版 A Tale of Thousand Starsを読んで

6月10日に発売された、小説版「A Tale of Thousand Stars」(日本語訳版)を読みました〜!以下、感じたことをつらつらと。感想というほどのものでもないです。

〜色々とつらつらと〜

1 ざっくりした印象

面白かったです。小説とドラマではいくつか変更があったことを知っていたため、ちょっとドキドキしながら読みはじめましたが、楽しんで、サクサクと読めました。
私は、ドラマ版も小説版もどちらも好きです。小説の方が、やはり、心理描写が多いので、この時はこんなことを思っていたのね!とか、そういうことが分かって、新鮮でした。特に隊長の気持ちの部分!!!
基本的な出来事は、ドラマも小説版から大きく変更はされてなかったので、「自分が予想していたよりも、ドラマ版は小説版を忠実に描いているんだなぁ」っていう印象でした。
私はタイの政治情勢等に詳しくないので、あまり細かくは書きませんが、このドラマを作るにあたり、一部設定が変更されたり、小説にはあってドラマでは描写がなかった部分については、「そうせざるを得ない事情」があったのだなぁということも理解できました。
また、ドラマ版の登場人物は、小説版の登場人物とベースが一緒で、それを各々の俳優が落とし込んだ感じで、どの登場人物も小説を読んでいて、ドラマ版の登場人物の顔が浮かんできました。俳優さんってすごいなぁって本当に思いました。


2 各登場人物について


①Tian
小説版のほうが、はっちゃけていてかなり遊んでいる印象。買い物の仕方も金待ちの坊ちゃんという感じ。ドラマ版でもドキドキしたけど、小説版はかなりヒヤヒヤしました。
②Phupha
小説版のほうが厳格な感じ。でも蚊帳を買ってくれちゃうところとかは変わらない。
③Yod
小説版のほうが年配。
④Nam先生
Phuphaのことをなんでも知ってる親友。そして、やっぱりPhuphaとの仲をTianに疑われている。
⑤Tianパパ
Tianの気持ちを汲んで、Phuphaに見守り隊を依頼した、心配症だけど優しいパパ。ドラマ版では、Tianが家出した後の動きが9話まで動きが全くわからなかったパパ。なんならちょっと嫌な奴みたいな印象さえ持っていたんです。が、小説版では、Tian家出後の動きやパパの気持ちが描かれているため、「パパ、いいじゃん」と印象がぐぐんと良くなりました。きっと、ドラマ版のパパも小説版のパパと同じように動いていたんだろうなぁって、ドラマ版のパパに思いを馳せました。
⑥Tianママ
どちらも過保護だと思うけど、小説版のほうが、描写があるために過保護っぷりがすごいという印象。
⑦Torfun
ドラマ版はかなりTianの行動に影響を与えているけれど、小説版ではTianがパパンダオに行くキッカケを作ったという部分だけで関係している彼女。でも、彼女がどのような家族の元で育ったかがわかり、ちょっと胸が痛くなりました。ドラマ版も小説版も優しく強いしなやかな人というイメージ。
⑧Tul
ドラマ版のTulは、小説版のTulをかなり丸くして、そこに小説にしか出てこないテーチン兄さん(Tianの実の兄ではないけれど、かなり親しい存在)の要素を混ぜた感じ。小説版のTulにはちょっとビックリしました。

3 パワーワード

ドラマ版では、最終話のおまけシーンで、急に、「ベッドで裸???」という感じでしたが、小説版はちゃんと2人が結ばれる時の話もあります。その個人的なパワーワードが、「鬼蛇と魚雷」です。これ以上の説明はいらないくらいのワードではないかと思います。うん、魚雷はなかなかだよねぇ。

〜最後に〜
ドラマも小説もどっちもよい!

この週末は、EarthくんMixくんの1st Fun meetingです!!!楽しみだ!!!

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