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あきやあさみさん講演会#2 「一年3セットの服で生きる」ためのPDCA実践術 感想

前回に引き続きあきやさん講演会の感想・感じたことをつらつらと書いていきます〜



P:もし1セットだけの服で生きるなら?

これは今の私の答えであり、確実に今後変わるのだが、
「ポリエステル(混)の黒いトップス+黒いワイドパンツ+黒いスニーカー」かな、と思う。
正直トップスは同じ形の白も欲しいところなのだが、苦渋の決断。

D:「しっくり」「びっくり」2つの試着

ここで個人的に一番刻み付けたいのは『Do≠Buy』!!
店員さんに申し訳ないから買おう、とはあまりならないタイプで、むしろ何か買わせてくれ!買うまで帰らない!!というメンタルになりがち(地方住みゆえこのチャンスを逃したら次は半年後とかになる)なので……撤退する勇気……
「びっくりの試着」になりうる、「ちょっと自分には……」ってなるアイテム、サイズや金銭的な部分を除いたらどんなのだろう?
ここで思いつかないぐらい意識の外にあるようなものだと思うのだが、主張が強めの柄物とかかな?

C:ファッションとインプットのチェックをしよう

以前手帳についてのnoteを書いたのだが、それ以来ファッション日記が続いている。
自分が書いていたのは①今日着た服とその感想 ②買った服 ③気になるブランド・アイテム なのだが、今できていない「未来へのメッセージ」が重要だということはひしひしと伝わった。
となるとやはり複数年で運用するタイプの日記がフォーマットとしては最適だろうから、手を出してみてもいいかもしれない。

インプットの記録について、そもそもインプットがあまりできていないなと反省。
馴染みのある好きなものを延々と繰り返し食べているタイプという自覚はあったけれど、その中からも新しいものをきちんと掬い上げて書き留める努力をしたい。
『地層が理想になる』っていい言葉だなと思ってこちらもメモした。

A:シン・コンセプトを考えてみよう

最初、えっ、今のコンセプト、結構頑張って考えたし気に入っているので変えたくない!って思ってしまったけれど、直後に「考えた結果変わらなくてもOK」と言っていただけたので安心した。
そして、「シン・コンセプトはすべてチェックの中に隠れている」という言葉を噛みしめつつ手帳を振り返りながら考えてみると、
今のコンセプトには含まれていないけれど取り入れたいキーワードや、こっちの方が求める姿にもっと近いのでは?みたいな言葉もあることが分かって、なるほどガラッと変えなくてもマイナーチェンジを繰り返して作り上げていけばいいんだ!と理解した。

PDCAを本気で回して、自分の人生に集中しよう

これは本当に私の主観で、誰かを傷つけようという意図があるわけではないんだけれど「自分の目線ではおしゃれに見えないけれど、すごく服が好きそうな人」の存在が不思議だった。
服が好きな人にはそのおしゃれさが分かるんだろうけど、自分にはちょっと理解しがたいな、どうしてもっと「普通」の服を着ないんだろう?と内心思うことがあった。
でも自問自答ファッションに出会って、彼らもきっと自分の人生に集中しているんだろうなと気付かされたし、
否定的な見方しかできなかった自分にも、他人のファッションでモヤモヤする暇があったらもっと自問自答を深めよう!と、少しは生産的な方向へ考えを持っていけるようになった。

専門学校や大学に入り直すなら、どんなことを学びたい?

あきやさんもおっしゃっていたけれど、自分も哲学に興味があるので、たまーに読みやすそうな書籍に手を出している。
しかしじっくり向き合えず読破できたことがないので、この年末年始にまたチャレンジしてみたい。


ーー以下質問コーナーよりーー
(質問の内容はざっくり意訳させていただきました)


ユニクロがすごく気に入ってしまった……

自分も実質的な制服はほぼユニクロなので、あきやさんの回答にうんうん頷きながら聞いていた。
ここにもユニクロユーザーいますよ〜!

年相応でない服が好きだけど他人の目が気になる。「好きな服」と「居心地の良さ」の両立ってできる?

きっぱりと「できません」との回答にちょっと面食らった。
でも何してもケチつけてくる人、本当にいるよね……。そんな人のために消耗して、特に着たいわけでもない服を着たり、好きも居心地も中途半端な服にお金をかけるなら、好き100%の服を着た方がよっぽどいいと自分も思う。
ただ上でも書いたように、他人を否定的に見る自分を心のうちに飼っていたこともあるわけで。偉そうなことを言えたクチじゃないけど、質問者さんのことを応援したい。

ハイブランドのバッグ、賞味期限が気になる……

バッグの名前で検索すると「◯◯ 古い」とか「◯◯ 流行遅れ」とか出てくる割に、「一生モノのバッグ5選❤️」みたいな記事もあって、トレンドに振り回されてるな〜と自分も思っていたので、もし出会えたら、流行は考えずに自分の「好き」に従ってとりあえず手に入れてみよう!と思えた。

すぐ買いたくなっちゃう

これは、わたしも、そう……特にコストが低いと……
自問自答するようになって失敗は減ったけれど、支出を抑える意味も込めて来年は見極めに挑戦したい。

あきやさんの色違いのスカート

講演のメモをとっていた時は、かつてのNo.1の色違いが1位になるってどんな感じなんだろう、同じものを買い直すのではダメだったんだろうか?と思ったけれど、
思い起こせば自分も気に入った黒のコートを買い替える時、同じものが欲しいけど冬の夜に黒いコートはちょっと安全面で怖いんだよなとか、他の服が黒だらけだからちょっと違う色でもいいかもなとか、色々考えて同じ型のグレーを買ったので、なるほどこういう気持ちだったのかもしれないな、と今は思っている。


『誰かのためではなく、自分のための服を見つけよう』

自分はサイズや価格の制限こそあれ、社会的には割と自由に服を選んできたと思っているので、世の中にはファッションでそんな風に苦しんでいる人がいるのか!という驚きがあった。
と同時に、そんな自分でさえ「家族がいいねと言ったから」「恋人に可愛く見られたいから」と買った服のいくつかに、苦しさを感じていたことも思い出した。
胸を張って好きだと言える服でないからというのもあるけれど、自分の着る服なのに、選択した責任を他者に持たせている感覚がとても居心地悪くて。
三十路近くなった今でさえ、気を抜くとそうしてしまいそうになる時があるけれど、自分のための服を着て、自分の人生を生きるんだ、という思いを新たにした。

ありがとうございます。