「来年社会人の私が考えるこの先の地方創生」

今回私が皆さんに共有したい本は、山崎史郎さんの「どうする地方創生」という本です。
みなさんの地域の地方創生はどのような現状ですか?

目次

1.この本の決め手
2.今の地方創生から学ぶこと
3.これから私でも活かせること

1. この本の決め手
私がこの本を決めたのは、本の題名のすぐ横に2020年からの新スキームと書かれていたところに惹かれたからです。
地方創生についてインプットするための本は、いくらでもありました。
でも、これからの課題や行うことを明確に西暦で示している本の方がよりリアルタイムな情報を私に与えてくれると確信したからこの本に決めました。
また、この本のデザインにとても田舎っぽさを感じたところにとても興味を惹かれたからです。

2.今の日本の地方創生から学ぶこと
今の日本の地方創生は、どのような状態になっているのか?
私は、ニュースなどでやんわりとしか理解していませんでした。
なのでどこまでの状況になっており、どのように解決策を打っているのかまだわからない日々を過ごしていました。
そこでこの本を読むことにより様々な点に気づき大変な状態であることに気がつきました。

人口減少や少子高齢化が進行する中、「地方消滅」の危機が迫っていること。
政府も、「まち・ひと・仕事創生本部」を立ち上げて対応を急ぎ、全国自治体がビジョンや戦略を策定したが、なかなか実効性のある地方創生の「次世代モデル」が見えてこないこと。
それはなぜなのか?
そこには、「人が集まらない昭和モデルの街づくり」 「旧来の発想から脱しきれないリーダー」 「コンセンサスが得られず、一体感を作り出せない地域」などの現実の課題がありました。
いまだ「道半ば」の観もある地方創生。
何が障壁になっているのか。

それを知らないとなにも始まらないと私は感じました。
事業の優先順位が絞れない、担う人材がいない、運営する組織が構築できない‥
実際に見ていくと課題ばかりが出てきてとても驚きました。
こんなに、まだ私が知らない課題があったこともっと自分がこれから見ていかないといけないととても危機的に思いました。
こちらのグラフからわかるのは、若者が仕事を機に地域を移動することがわかります。
そのことにより、田舎の地域では若者の減少が課題になっています。
また、マイナス傾向になっている地域がほとんどです。
それと逆に、東京などの都心はかなりのプラスになっています。
これは、若者の都市で働きたいという思いの現れだと感じました。

2020年から始まる第2期に向けて、どう課題を克服して、事業を展開していくのか?
第2期からは、
①民間と協働

②人材を育て活かす

③新しい時代の流れを力にする

④地方へのひと・資金の流れを強化する

⑤誰もが活躍できる地域社会をつくる

⑥地域運営の視点で取り組む

このように、おおまかに論点でまとめると6点ありました。
この6点が第2期地方創生の重点課題になる。

ここで学んだことは、第1期での不安要素や課題点を一つも逃すことなくしっかり第2期で改善や発展させていくための要点をあらいだしているところでした。
要点のあらいだしをしていることからしっかりとこの状況に向き合っていることを感じました。

3.これから私でも活かせること
実際に私自身、あまり若い人が多くない地域で暮らしています。
でも、今住んでいる地域は私たち若い人をしっかり1人1人みてくれてる高齢者の方たちがいてとても温かみを感じます。
でも、このままではこの地域の未来が見えてこないと感じました。
このような状態に、似たような地域はまだまだ日本にはたくさんあります。
特に、震災で復興の中にある地域について私は若者の力でまた、その地域でオフィスを作りでそこから事業をしていくことにとても興味持ちました。
人材をメインとすることを社会人になり運営していくからこそ、この地方創生の人材不足については、まだまだ私自身考えるところがあります。
そしてこれからの地方創生について、ニュースを常に手元に置き考えまた地方創生以外のものにも関心を持ちこれからの社会人生活を過ごしていきたいです。