お金との関わり方
私にとってのわくわくとは
私にとってわくわくすることは色々とあります。
美味しいご飯を食べること、
旅行をすること、
家族や友人と時間を過ごすこと、
などなど
この全てに共通することは「お金」です。
美味しいご飯を食べるためにはお金が必要。
旅行へ行くためにお金が必要。
家族や友人と時間を過ごすためにはお金が必要。
結局、『幸せはお金に紐付いている…』
私の幸せの原動力は『お金』によって得られるものだと思っていました。
それが、ある本を読むことによって今では「お金を使う」のではなく、「お金を増やす」ことにわくわくするようになりました。
なぜお金を「使う」から「増やす」に意識が変わったのか?
そもそもなぜ私は今までお金を使うことにわくわくを感じていたのか?
それは、
『目先の幸を取り一時的な欲望を満たしていた』からです。
大学入った当初は、欲しいものがあればアルバイトし、稼いだ分だけお金を使っていました。
そのため、なんとなくアルバイトし、ただただ自分の時間をお金にして、お金をもらう以外になにも考えない働き方をしていました。
当然、深く考えずに働いて得たお金なので、そこまで深く考えずに『なんとなく』な気持ちでお金を消費するだけでした。
そんなお金への意識を変えたのは、下記の本です。
The Richest Man in Babylon (バビロン一の大富豪)
「バビロン一の大富豪」は、古代バビロニアに伝わる人類不変の知恵が現代人の資産を増やし、お金の不安を解消する方法を内容とした本です。
この本の中で、私の意識を変えたポイントが2つの法則があります。
2つの法則
1.「収入の1/10を貯金に回す」
1つ目は『収入の1/10を貯金に回す』ことです。
貯金とは言っても単純に貯めるだけではありません。
収入の一部を貯めることで『お金を増やす』ための資金が生まれます。
これまでお金でお金を増やす『投資』は、お金持ちだからこそできるものだと思っていました。
お金持ちとそうでない人との違いは先天的なものであると思い込んでいましたが、このような行動と意識の積み重ねで変えられることを学びました。
現に2017年の野村総合研究所の調査では1世帯の純金融資産保有額1億円以上が2015年と比較して5万世帯の増加しているそうです。
つまり、お金持ちは先天的なものではなく、今からでも行動と意識を変えることで実現できるものです。
すぐにでも今の生活に取り入れることができるので、まずは自分の収入と支出を管理し、収入の1/10を別口座に送金します。
2. お金はおまけである。
「お金」が欲しいとは思いますが、「お金」のみが欲しいというわけではありません。
「お金」を支払うことによって、得られる「何か」を私は求めています。
本の中にも、「一生懸命作られたもの、一生懸命にこなされた作業はお客様はそのことに「感謝」をお金というものに形を変えて支払っている」とあるように、経験や感謝の対価としてお金と交換しています。
これに共通して、私がなぜ働くのかを考えた時に、「お金を得る」「お金を支払う」ことによって得られる大きな「おまけ」を求めているのではないかと感じています。
より大きなお金を支払うためには、支払う以上のお金を得なければなりません。
より大きなお金を得るためには、その金額に見合うだけの自分に成長しなくてはなりません。
「美味しいものを食べる」
「旅行に行く」
これらはお金を支払うことによって得られるかけがえのない経験です。
単純にお金を消費するのではなく、お金を支払うことによって得られるおまけ(経験など)から自分の人生をより充実したものにしていきたいと思います。
この考え方は、自身の子供にもぜひ学んで欲しいです。
まとめ
お金というものは消費をして終わりのものではなく、消費をすることで何を得るかを考えるべきものだと考えが変わりました。ただ単純にお金を貯めて消費するのではなく、お金でお金を増やしながら、且つ支払ったお金からより大きなものを得られるように、お金との関わり方を見直していきます。
参考文献
ジョージ・S.クレイソン『バビロンでいちばんの大金持ち』サンマーク出版
野村総合研究所(最終閲覧日:2019年11月18日)
https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2018/cc/1218_1