Yuri Masumi

大手JTC2社目、10年強エンジニアの後、15年以上各種マネジメント。女性キャリア戦略研究家とのパラレルワーク。穏やかに熱く社会変革を志しています。愛する社会がより幸せな未来に向かいますように。(半導体/ビジネス/転職/女性人材育成/キャリア戦略講師)

Yuri Masumi

大手JTC2社目、10年強エンジニアの後、15年以上各種マネジメント。女性キャリア戦略研究家とのパラレルワーク。穏やかに熱く社会変革を志しています。愛する社会がより幸せな未来に向かいますように。(半導体/ビジネス/転職/女性人材育成/キャリア戦略講師)

最近の記事

大企業も同じ課題を抱えている~地方からの女性流出問題~

地方からの女性流出問題についての私なりの見え方。古い価値感が原因で女性が流出する。企業も同じ。古い価値観を捨て、多様性を大切にするべき。日本企業の競争力にも関わる課題。#note 1.地方からの女性流出問題についてちきりんさんと木下斉さんのVoicyで、地方からの女性流出問題のお話をきいた。NHKのクローズアップ現代が元ネタで、番組見解を深堀されていて、とても面白かったので、これに対する私なりの見え方も書いておきたい。 2.真因と見当たらない対策若い女性の都市流出は昔から

    • プッチンプリン問題の奥に、日本社会の本質課題を見た気がする

      グリコのシステム障害により、プッチンプリンを含む多くの製品が出荷停止中です。システム統合の切り替えに伴い大規模なシステム障害が起きているようですが、個人的に真因は「自分ごと感の希薄化」にあるのではないかと考えています。当然ながらPJ成功には、全体責任者の関与、部門間の連携が重要ですが、そこが不十分でベンダー(SIer)任せだったのでは・・?学ぶべきことが多々ある今回のトラブルですが、まずはプッチンプリン問題の解決に向け、リカバリを頑張ってらっしゃる方々にエールを送ります!出荷

      • 他者からの評価に依存しない生き方

        私たちは社会で評価されることに悩み、傷つくことがあります。ですが与えられた評価はあなたの価値を定めるものではありません。他者からの評価に縛られず、〝自分で自分を評価する生き方″にシフトしませんか?豊かな人生ってそういうことだと思うのです。読んでいただけたら嬉しいです。 1. 評価する社会、評価されるための教育私達は子供の頃から、評価されることが当たり前の社会に生きています。成績・試験/受験/仕事の査定/出世・・・。 その中で、思うような評価を得られない、評価を高めたいのに

        • 女性の精神的自立と経済的自立、どちらが先だと思いますか?

          「お金を稼げる女性が精神的に自立できるの?それとも精神的に自立した女性がお金を稼げるの?」女性の自立について考えてみました。 1.  まずは経済的に自立しないとダメ?「女性の精神的・経済的自立を支援」そんなフレーズをよく見かけますよね。では、精神の自立と経済の自立、どちらが先にあるんでしょう? ①お金が稼げるようになった人が、精神的に自立できるの? ②精神的に自立した人が、お金を稼げるようになるの? 一般には、「経済的に自立した女性」が精神的にも自立していると考えられが

          #009 女性の自立:確かなキャリアビジョン

          「女性として自立して生きるには?」幼少期より母から教えてこまれた「自立」の重要性。「自立」を目指し続けてきた、私の経験と考えを綴っていきます。まず初回になります。読んでいただけたら嬉しいです。 1. 小学生に「女性の自立」を説いた母「パパとママは早く死ぬし、貴方は兄弟姉妹も親戚もいない天涯孤独だし、借金は残さないけど遺産は残せそうにない。結婚しても相手に何があるかなんてわからない。何があっても一人で誇りをもって生きられるよう、手に職をつけなさい。教育費だけは出すから。」

          #009 女性の自立:確かなキャリアビジョン

          Yuri's Good Solo Life in Tokyo (vol.2) : I'm home (私のほんものの人生)

          コロナ禍の3年前、中古マンションを購入。思うままにリノベし、インテリアを整え、QOL(Quality of Life) が桁違いに跳ね上がりました。その変化は私にとって、「仮ものの人生から本物の人生へのライフシフト」でした。QOLを貨幣換算できない中で、「賃貸vs持ち家」論は微力。特におうちを愛する女性は、自分の感性を信じて判断することも重要だと感じます。 快適な賃貸生活2020年まで、駅徒歩3分の賃貸マンションに暮らしていた。仕事と出張でほとんど家にいない生活だったので、

          Yuri's Good Solo Life in Tokyo (vol.2) : I'm home (私のほんものの人生)

          Yuri's Good Solo Life in Tokyo (vol.1) : New Year's day (お正月)

          こんにちは。ユリです。 離婚以来10年強、ひとり暮らしをしています。 「一度きりの人生、笑顔で楽しく」をモットーに暮らしています。ごく稀には寂しくなることもありますが、速やかに定常モードに戻すスキルは上級。幼少期から情緒安定型ではありましたが、様々な人生経験を経て、より楽に生きられるようになったと感じます。大人って悪くないですよね。 今日はそんな私のお正月についてお話してみます。 お正月は家族で過ごすイベントですよね。でも家族の形の多様化により、ひとりで過ごす人も増えて

          Yuri's Good Solo Life in Tokyo (vol.1) : New Year's day (お正月)

          #008 サラリーマンをディスるのはどうして?

          経験を語るだけで十分。他人を落とす必要はない。未知の世界を大声で語ることで、情報社会に不適切なバイアスを与えていませんか? 20年以上前からの疑問昔から不思議に思っていることがある。「個人事業主だったり起業していたりする人の一部は、なぜサラリーマンをバカにしたがるのか?」という点だ。 もちろん全員ではない。けれど極少数というわけでもない。そういう人に限って声が大きいので影響も大きい。時にバーのカウンターで、時に飲み会で、時にSNSで。そんな時、私は反応しない。黙って微笑む

          #008 サラリーマンをディスるのはどうして?

          #007 幼い日のクリスマス

          クリスマスが近づくと、クリスマスキャロルを聴く。幼い頃、私には二つのクリスマスイベントがあった。 一つはフルート演奏会。父の友人夫妻がフルート講師でその主催だった。聖心女子大にあったこじんまりした会場には、チェンバロとハープがあり、フルートとの組み合わせは音色も景色も美しく、子供心に素敵な空間だった。とはいえ、すぐ飽きてしまう私はロビーで一人遊びしている時間の方が長かったと思う。薄暗いロビーには、赤いコカ・コーラの自動販売機があった。瓶のタイプで、コーラとファンタが売られて

          #007 幼い日のクリスマス

          #006 人生は人と競うものではありません

          幼稚園の記憶幼い頃、3年保育の幼稚園に通っていた。母の母校である女子大の児童心理学部が運営する幼稚園。私はここに通った3年間を鮮明に覚えており、卒園以降ずっと、「幼稚園に戻りたい・・」と思っていた。もしかしたら今でも。 かなり変わった幼稚園この幼稚園、だいぶ変わっていた。「教育すべきは子供ではなく親である」が基本理念で、母達は日々レポート提出が大変だったそうだ。 逆に子供達には何一つ強いることがない。「人生は人と競うものではありません。比べるものでもありません。」という一

          #006 人生は人と競うものではありません

          #005 表現が最初の一歩になる

          ピアノの演奏が地味だった幼い頃から大人になるまでピアノを習っていた。そしていつも先生や親に、「悪くないけど地味なのよね。もっと感情を乗せて弾けない?」と言われていた。 表現の価値がわかってなかったピアノは好きだった。その音色が私にはとても心地よいし、練習しているときも、自分が奏でる音色を聞く時間だと思うと嬉しかった。けれど、自分の心のうちを音に乗せ、人に伝えることにはまったく興味がなかった。恥ずかしいとも違う感覚。 一方で一緒に習っていた姉妹のように仲良しの友人は、それは

          #005 表現が最初の一歩になる

          #004 アンフェアな情報社会 ~社会の一員として何をすべきか~

          美容師さんの一言25年お世話になっているカリスマ美容師さんが言った。「最近、若い美容師さんの間で面貸し営業がすごく増えてるんだよね」と。 この美容師さんは、カリスマ美容師ブームの頃から活躍されていて、人気店を持ち、後進育成にも熱心に活動されてきた方だ。いわゆるTraditionalなスタイル。 新しいビジネススタイルが人気面貸しとは、休日の美容院とかで鏡付き席だけを借りて、個人で顧客をとり、カットする営業形態を指していて、面貸し専用の箱もあるらしい。ネットで集客していて、

          #004 アンフェアな情報社会 ~社会の一員として何をすべきか~

          #003 海外に行こう 〜よき社会に向けて〜

          海外に行こう今朝、木下斉さんがVoicyで、「海外に行こう!」と強いメッセージを発信されていたので、考えながら整理してみた。 ライドシェア論争と海外経験木下さんはライドシェア議論を例に挙げ、 ・海外を知らない内向き高齢者が、間違った情報を元に反対する ・海外知らない人が、「知らないものは怖い!」と反対する ・海外知らない人が、「海外では…マウント」にのまれて反対する といった感じに、海外知らないが故にフェイク情報を拾ったり、冷静な判断力を持てなかったりしてしまい、ライドシェ

          #003 海外に行こう 〜よき社会に向けて〜

          #002 アメリカ生活:静かなダウンタウン 小さなカフェの思い出

          海外生活への憧れ 2011年の震災直後、仕事でカリフォルニアのサンノゼに半年ほど住んでいたことがある。ロクに英語もできないのに、今しかない!という衝動に突き動かされ、社内のチャンスにしがみついてのことだった。仕事は不安だったが、とにかく一度は海外に生活してみたかったのだ。 現実は厳しい(仕事は言わずもがな) 職場はインド人・中国人・日本人駐在員が大半。素敵な人ばかりで、彼らとのコミュニケーションだけでも十分楽しかったが、思い描いていた「海外での生活」には一歩も近づかない。な

          #002 アメリカ生活:静かなダウンタウン 小さなカフェの思い出

          #001 新卒100社不採用から得た気づき ~思考が未来を創っていく~

          はじめに就職氷河期の1998年、新卒就職活動で100社不採用となりました。 辛い時期でしたが、ある日面接で頂いた言葉に、落雷レベルの衝撃を受け、その際の気づきが自分の生き方の軸のひとつになっています。 会社員25年、当然色々なことがありますが、この軸に支えられて自分らしくポジティブに働き続けています。振り返ってみました。 就職活動体験理系就職とコンプレックス 私は女子大に新設された理学科修士課程にいました。理系就職希望でしたが、企業の理系採用の多くは学校推薦が前提。推薦

          #001 新卒100社不採用から得た気づき ~思考が未来を創っていく~