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『幸福恐怖症を直して、嬉しい楽しい!その先へ』3つの原因とその対策

幸福に恐怖はありませんか?

成功恐怖症、とも共通していることですが、

幸福に恐怖をいただいている方、いらっしゃるのではないでしょうか。

一度マインドセットをしないと、永遠に幸せになれないばかりか、大切な人を幸せにすることもできません。

なぜって、幸福は伝染するものですから。

今日は、その主な原因を3つあげて、対策を講じていきたいと思います。

【幸福回避症】

1⃣罪悪感
2⃣間違った共感
3⃣不幸であることがコンフォートゾーン


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1⃣罪悪感

自分は、過去に人を傷つけたから、こんなことをしたから、罰として幸せになんかなってはいけない、と考えていることがあります。

そんなことは許されてはいけない、と自分を罰してしまっているのです。

【対策】自分を積極的に許す。幸せになってもいいと自分にやさしく声をかけてあげる。

これにつきます。そうしていると、

何に対して自分を罰しているのか、具体的に出てきますので、逐次許してあげることが大切となってきます。ノートなどに書き出して、許しの作業を行うとさらに効果が期待されます。

「いいよ、充分だよ。許してくれるからね。」

「わたしは、幸せになってもいいんだよ。」

「自分を許します。」

「00な自分を許します。」

「幸せになることは、義務です。」

と。生を授かったのは、幸せになるためです。

ですから、幸せになることを肯定するのは、生そのものの肯定です。

性そのものの肯定は、生を授かっている人たちみんなの肯定となります。

逆に、幸せを否定することは、自らのだけではなく、大切な人を否定することにもつながるのです。なかなか、自分への幸せを許可できない方は、

「幸せな状態であることは、絶対的な義務である。」それがおすすめです。

(幸福になりたいとき、幸福を目指すといけないという矛盾もありますね。)

合わせて、”責める”こと自体を断捨離していくといいかと思います。自責はいいことは生まれません。他責も同様です。問題には、だれかがわるい、と責めるのではなく、冷静に、原因を見つけ改善するように変えていくことで、自分を責めることもなくなっていきます。

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2⃣間違った共感

共感能力は、人によってまちまちです。HSPの方々は、著者も含めて生来的に共感能力が高いです。それは脳機能として備わっているもので、受け入れるべき気質でもあります。

この共感能力がネガティブに機能すると、自分に幸せを許可できないように働いてしまいます。

「みんなを差し置いて、幸せになってはいけない。」(遠慮)

「だれだれが嫉妬するだろうから、幸せになってはいけない。」

「だれだれは、わたしが望む幸せに反対だから幸せになってはいけない。」(他人軸。他者優先。)

などと、意識的のみならず、無意識レベルでも考えていることがあります。

対策のアプローチとしては、二つ行うことが効果的です。

【対策①】課題の分離。人との境界線を築く。

これは、アドラーの心理学で有名となった内容ですので、ご存じかと思いますが、共感することは思いやりや親切心の現れとなりますが、

自分を満足させ、幸せにすることこそが、最優先です。

成長や幸福を妨げるような共感は、脱ぎ捨てましょう。そして、自分がまず満たされることを最優先としましょう。そうすれば、他者を導くこともできるのです。

溺れていては、他者を救えないばかりか、自分も沈みます。それだけでなく、誰かもマイナスに巻き込んでしまう可能性もあります。相手との親和性にもよりますが、その可能性は高いでしょう。

逆に、自分が望みの地点に行ったのならば、他の人も引き挙げることができます。意図して引き上げようとしなくても自らの幸福度が増したのでしたら、自然と大切な人の幸福度を上げることができます。

【対策②】自分軸になる

他者の気持ちを優先するように無意識レベルでも動いてしまっているので、

嫉妬などのネガティブな感情を他者に抱かせないようにと、配慮してしまうのです。これは、親との関係性が原因となって生じることが多いと言われています。小さいころ、育てやすかった、いい子だった、そのように言われてきたのでしたら、無意識レベルで、他人軸として育っている可能性を考えると良いかと思います。他者の願望をみたすように、ご機嫌をとるように、動いてしまっていませんか?

自分軸になることは、自分を認め大切にすること、自分にも他者と同じぐらい願望をかなえていい存在であるという当然のことを自身に説得してあげることなど、自分を労わってあげることが大切です。

そして、

望みがはっきりしたのならば、遠慮なく自らの幸せを許可して望みに向かいましょうね~。

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3⃣不幸であることがコンフォートゾーン

これは、悲劇のヒロイン症候群とも呼ばれるものであり、自己防衛のひとつであるとも言われているものです。

まず、不幸である、哀しい、それは脳内に一種の快をもたらしてしまうということを知っておくといいかと思います。

人は、悲劇にひかれる性質ももっているのは、ご存じかと思います。悲劇には、人間の有限性や命のはかなさへの共感のようなものを含んでいると考えられ、人という存在の真理の一面と解釈することもできるからかもしれません。また、夢を目指して失敗や挫折したり、人からの批判を受けるよりは、何も挑戦しない方が傷つかずにすむという防衛でもあります。

挑戦があるのでしたら、失敗や挫折は当たり前のことですし、

どんな聖人に対してもアンチがいるように、応援する人と足を引っ張る人、当然両方います。現状維持をしたいような身近にいる人にあしを引っ張られるのはよくあることです。

どちらに注力を向けられるかです。

現状維持、それで満足であればいいのでしょうが、ほんとうはもっと別に夢があり、そこを目指したい、そう考えるのであれば、このコンフォートゾーンから脱する必要があるかと思います。

それともうひとつ、「望む幸福が目の前にきても残りは下り坂なのではないか。」「幸福の絶頂から落ちてしまうのではないか。」といった不安があることもあります。

それらの対策方法として2点ご紹介します。

【対策①】望む未来が達成された後に、さらに楽しい未来が待っていると強く期待する。

確かに、一度望んだ幸福を手にすると、人は慣れが生じることがしばしばあります。しかし、例えばほしかった腕時計を手にできたのなら、確実にベースとなる幸福度は上がりますし、それに手にすることができた自分への自己効力感(やればできる。)もあがります。

そして、たとえ慣れが生じたとしてもその事実を受け入れたうえで、その先にもさらに楽しく喜びに満ちた未来がやってくると強く期待することが、幸福回避には効果的です。

実際に、そのように展開する未来の確立も数段高くなります。

【対策②】願望の力を育てる

対策は、望む力を育てるということです。夢をみる力をもっともっと大きく育てるということです。不安を凌駕するほどに、望む力が大きくなれば、人は動きます。

願望の力を育てるためには、強い自己肯定(自己受容)が前提となります。

強い自己肯定には、自分を許し、認めることが含まれてきます。

悲劇のヒロインではなく、どうせなら、幸せのヒロインとなって、周囲も幸福の渦で巻きこみましょうね。

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以上、

【幸福回避症】

1⃣罪悪感
2⃣間違った共感
3⃣不幸であることがコンフォートゾーン

すべてに共通する対策は、

『ありのままの自分を許し、愛するという自己受容(自己肯定)をすすめていく』

ということになるのだと思います。

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望む先があるのでしたら、恐れずに幸福に向かわれますように❢

そのために乗り越える障壁があるのでしたら、クリアできますように❢

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目を通して頂き、ありがとうございました^^★

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