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HSP【Q&A】「相手のネガ感情ばかり汲んで、疲れてしまいます。」


Q「人とお話するとき、とくに一対一のとき、相手のネガ感情ばかり汲んでしまい、一人で勝手につかれきってしまいます。どうしたらいいでしょうか?」

CUPIDおじさん👶「HSPの人は、人よりも外部への刺激に敏感な遺伝子タイプで、脳の情動や共感部がより鋭敏にできているのが特徴。そのために、外部の刺激を過剰に受けすぎて、疲れやすいということは、多くの人に共通してますなぁ。

ただし、同じHSPの人でも十分に高い社交性・外交スキルを持っている人もいて、やっぱりそういう人は、”運がええ。”。人や機会に恵まれて、人生幸せのスパイラルや。

そういうHSPは、人といてもそこまでつかれへん。そのおっきな違いは、

3点ある。

1⃣日頃から、自分自身のポジティブな面にもよく目を向けている。
2⃣自分自身をポジな面もネガな面も受け入れているし、ポジもネガも逆になりうることも知っている。総じてそのままの自分を受け入れている。
3⃣自分軸である。

以下、補足するな。理解したら有意義なことにつながる。

1⃣日頃から、自分自身のポジティブな面にもよく目を向けている。

人ってな、ネガティブなことに目が行きやすい生き物やって言うのは知られてる。フェイクニュースの広がりを見てもわかるな。ネガティブな情報に、人はよく反応する。実は、HSPの人は、もっとや。非HSPの人以上にネガ情報に敏感に反応する。これはわるくもよくもでるけどな、たとえば、

●自分が好きではないところや、短所だと思っていること、コンプレックスだと思っていることを必要以上に気にしてしまう。

ってことにもつながる。脳内のACC(後部帯状回)っていう、部分が活発なんや。創造性にかかわったり、いろいろな役割があるけどな、人や物事のあらさがしをするのが、このACC。

ここが活発なタイプのHSPは、自分のあらさがしを無意識レベルでしてしまって、マイナス感情になりがち。

それでな、あらさがしは自分だけじゃなくて、悪い言い方やけど、相手のあらさがしをリサーチしてしまっているんや。ほとんど無意識レベルでな。

自分自身にそうするように。人との付き合いは、自分との付き合い方の反映やからなぁ。それで、HSPの人は、共感力から、なんとかしてあげようとして無駄な気をもんで疲れることがある。

無意識やけど、大丈夫、変えていける。🧠は、柔らかいでな。日ごろから、

■自分自身のええところにも目を向ける、

■ネガだと思っていることも裏返せばポジティブになるのやから、ポジに転換する。

ってことを癖づけていくと、他者に対しても同じような姿勢で接することができるんや。

「そんなことないわ。わたしは、相手のいいところを必ず見るようにしている。」

って思うやろ?多分その通りやと思う。

無意識レベルや。相手のネガ感情キャッチは、無意識レベルで、行われてしまってる。でも安心や。

日ごろから、自分自身のいい面にも目を向けることで変えていける。脳は柔らかい。

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2⃣自分自身をポジな面もネガな面も受け入れているし、ポジもネガも逆になりうることも知っている。総じてそのままの自分を受け入れている。

これは、1⃣とかぶるところや。結局、いいところにも目を向けるし、ありのままの自分の価値を認めてるし、受け入れてると、相手もそのまま受け入れることに通じる。だから、相手のネガをなんとかしようとか、気をよくしてあげようとか、余計な気をもまなくなる。

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3⃣自分軸である。

これも、しっかりと自分の考えを尊重して、自分の人生は自分で作っていくっていう姿勢をしっかりもっていたら、人の気配にそこまで左右されんくなる。

他人軸やと、人の望みをかなえてあげようって無意識レベルで脳が動いてしまって、それが自分の願望と異なることがあった場合、どっと疲れてしまう。

やから、日ごろから”他者の意志”と”自分の意志”を明確にきりわけて、自分の意志を優先させていくことを考えてくといい。それは、自分勝手にふるまえっていうのとは違って、

場合によっては、自分の欲求は控えて相手の欲求を満たす、これもトータルしたら、自分の本当の意志ってこともあるからな。

自分軸を確保すると、他者は他者で尊重するし、自分がなにかせなって心も頭も半自動で動くことがなくなって、楽な対人関係を築いていける。


そんなわけやけど、あらゆる刺激に敏感やから、疲れるのは疲れるから、それは受け入れて、ようよう休憩をとって、一人時間を大切にしておくんなはれ。」

ではでは、これからのお時間もお楽しみください。

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