日本ダービー全頭診断

馬番順ではありません。また誤字脱字等あると思われます。個人用のものなので、前述の点をご了承ください。

ジャスティンミラノ
母は英千直G1勝馬。上に欧州G3勝ち馬もいる。上は中央未勝利。新馬はドスローを行きたがりながらも二番手追走。早めの合図だったがしっかりと伸び続け上がり33.4で完勝。2.3着が後ろよりから進めたなかでのものなので、スローではあるが、力でしっかりとねじ伏せた印象はある。傾向や血統的にはタフめな競馬が得意となりそうか?そのため距離短縮で東京はやや懐疑的。これが共同通信前。本番はドスローを自然に二番手へとつけ、直線はしっかりと合図に応じ、上がり32.6で完勝。キズナ牡馬らしからぬ瞬発力をみせている当馬は大型馬でこの血統なので本質は持続力特化だと思われる。瞬発性は友道力なのかもしれない。キャリア三戦目でどこまでやれるものなのかと思う点はあるが、馬体は完成している。多様性はかなりありそう。これが皐月賞前。本番は先団から進め、四角二列目辺りを結構押して押して、ムチを入れての展開であったが、消耗戦を止まらず伸びてクビ差勝ち。前がしっかり刻み1000m57.2だったが、当馬も58後半〜59前半の息の入りにくいペース。これを前目からロンスパでレコード勝ちはなかなか価値のあるものだと思う。共同通信杯の内容からも東京は合う。着内はかなり固いか。
コスモキュランダ
母はオーストラリアの長距離G1勝馬で短距離でも好走のヘイロー系。上は勝ち上がり率は高いも、複数勝利馬はおらず。当馬は新馬戦で大出遅れからシンガリ負けだったが、3戦後重馬場の新潟を先行からロンスパ戦を押切り完勝。次走は完敗も、その次の中山20で大外から伸び、猛追でクビ差まで詰めたが、伸び切れず2着。前走の弥生賞は中山らしい捲りからの消耗戦押切で完勝。スピード系な血統に感じるが、アルアインのタフさとマイネル仕様という部分でタフな方向に向いている印象。父と同じ雰囲気までいけるか。これが皐月前。本番はぼちぼちのスタートから中団ぐらいで進め、3角から捲り、勝馬の斜め後ろの外よりしっかりと伸びたが、残り100からの脚色が勝馬同様で2着まで。三角から非常に持続力のあるロンスパ。ビッグレットの集大成のようなタフ馬。完成度的にはここがピークになるのかもしれないが、適所では強さを見せてこれそう。ただダービーは瞬発戦になりやすく、ハナを競ってきそうな馬も少ないため、メイショウの一人歩きとなりそう。その展開でスタートが不得意と考えれば、中団から東京で攻めれるタイプではなさそうか。

アーバンシック
母は中距離2勝クラスのハービン産駒。牝系はウインドハーヘア一族で、レガイラがいとこにあたる。当馬はスワーヴ産駒で新馬はL2戦をちょい差しで完勝。次となる1勝クラスは出が悪いもスローロンスパ戦をシンガリ付近から上がりラップでなんとか競り落とし、前走京阪杯は中山の前残りスロー直線勝負を、直線だけで2着まで上げてきた。ここまでスロー戦のみの経験も展開を打ち崩すだけの脚力がある。タフにみえるが、意外と上がりの速さで競うタイプ。ポテンシャルは高そうで、多様性もある。タイプ的にはタイトな東京が一番合うか?勝ちっぷりと血統的にはよーいドンよりG1ペースの方がよさげかな。これが皐月賞前。本番はやはり行き脚つかず後方からで、なんとかとりつき直線2着馬の一頭分後ろから脚を伸ばしたが、0.4秒差の四着まで。上がりは三位の脚を使えているので、東京にいきもう少し瞬発性を上げていけそうなイメージはあるが、皐月の雰囲気をみると立ち回りには工夫がいるか??
シンエンペラー
母は凱旋門馬ソットサスを排出し、その他もG1馬およびG1級を2頭を出している名牝。父は2歳G1勝馬で欧州では上位に入ったこともあるピヴォルタ系の種牡馬で日本でもそれなりに勝ち上がっている。母父はガリレオのマル外。ソットサスの全弟にあたる馬だが、日本への適応力も高い。これは矢作マジックか父の適応力か。産駒傾向的には日本では短距離芝にかなりよっている。新馬戦ではスタートがよいもののその後は頭が高く、直線もフラフラと幼さを存分にみせたが、この血統で東京18を上がり33.8で三馬身差の完勝。レースレベルはそれほど高くないのは確かだが、ポテンシャルを存分にみせた。次走はゆったりスタートから3-4角追って追ってという運びだった。そこからマジックマンパワーもあったが、持続力が秀逸で、伸び続け辛勝。続くホープフルSは先行からやや行きたがる中を2.3番手につけ、綺麗な走り。四角では早め先頭にでると加速ラップを刻めていた。しかし矢作のコメントにもあるが、少しソラを使っており、勝馬と併せ馬となった瞬間より威勢がかわった。次となる弥生賞はスタートそこそこから先行し、従順にレースを進めた。四角二列目よりジリジリ伸び続け、勝馬との差も縮まっていたが、1.5馬身差の二着。陣営的には叩き台としての使用なので、全く問題ないとのコメント。この血統にしては早期から走っている点に成長力の幅が気になるも、相手なりによく走るタイプ。血統的には叩いてどうかの馬ではあると思われるので、皐月の舞台はベストに感じる。スイッチの入り方的には広く長いコースのほうが合う可能性もあるが。これが皐月賞前。本番はそこそこのスタートから勝馬の一頭後ろ、2着馬の一頭前を走り、ほぼ同じルートを通って走ってきたが、直線1.2着馬がギアチェンを見せたところで引き離されて、5着まで。コメント的にはレコード決着が早すぎたとのこと。この血統の割によく走れているが、ジリ脚であるため、爆発的な力がない。G1では東京のイメージが沸かないが、馬場悪化および早め仕掛けでなくはない。善戦マンではあるし。

レガレイラ
ウインドハーヘアの一族で母はクイーンC好走歴あり。上には菊花賞好走のOP馬がいる。
当馬は新馬で2着馬の綺麗な勝ちパターンを封じ、完勝。その2着馬は札幌2歳勝馬。しかし次走は超ドスローの直線瞬発戦を差し切れず3着。前走ホープフルSはそれなりに流れたペースではあったが、王道競馬で余裕のある勝ち方。スワーヴ×ハービンでもあり、切れ味よりは持続力タイプかと。そのため桜花よりは皐月がベスト。この手のタイプは1冠目だめで2冠目来るパターンが多いのだが。それでも期待。これが皐月賞前。本番は
やや出負けして後方から。三角からジリジリと捲りながら直線4着馬に近いところを進めたが、少しもたれながら伸びる程度で完敗の6着。直線苦しい伸びだったとのコメントだったが、確かにこの時期の牝馬にとって中山でこのペースはかなりキツいものだったと思う。前走から考えるとかなり時計も詰めているし、脚を伸ばせていたのはこの馬のポテンシャルだろう。長く脚を使えるタイプなので東京自体は向いていそう。東京ならこの時期の牝馬でも??脚質的にはもう少し前がほしい。チェルヴィニアとの使い分けという観点でいえばなるほど頷けるとも思ったが、どこまでの期待値なのだろうか。
エコロヴァルツ
前走朝日杯では最内が仇となる結果で制御が効きにくくなり、シンガリ付近となり、四角でも馬群の後ろだったが、直線だけで二着まで持ってきた。ブラックタイドの牡馬らしからぬ切れ味。確かに展開的には消耗戦でペースも早めだったが、中緩みではあったので、しっかりと質は必要となるレースだった。それの前走も札幌18で質をみせた。気性面の難しさはありそうだが、クラシック向きの馬に感じる。綺麗に走れればここも通過点か?
これが共同通信前。本番はドスローを荒れちらし、なんとか直線までもっていくも上げきることができなかった。その中では最後までのきったほうかと。産駒的には皐月が一番合いそうなので、成長力と枠次第だが、期待値は一番。これが皐月賞前。本番は折り合い集中でシンガリから。直線内に進路をとり、上がり最速タイをみせたが、レガレイラから1馬身ちょい差のついた7着。コメント的にはひとまず折り合えたことがよいとのことだったが、さすがに後ろ過ぎた。またここで乗り替わり。陣営コメント・調教次第にはなってくるが、勝負してきて、折り合えれば怖い。nhkマイルでなく、こちらを選択してきたことに本気度は感じる。岩田がどう乗るか。
サンライズジパング
母はフランスop好走のデインヒル系。上はハーツ産駒で1勝クラス。牝系は少ないが、海外G1馬が一頭いる。当馬はキズナ産駒でダートで勝ち上がり門別2歳も好走した。ダートop凡走後、ホープフルでは先行策から、外目を通り、一定のタイトなペースの上がりラップを勝馬にやや遅れながら進めるも、斜行があり、三着まで。コメント的には思ったよりも軽く走れているとの雰囲気。続く若駒Sは重馬場京都を直線だけでハナが残る消耗戦を差し切り勝ち。ベースは二刀流なだけあり、タフな競馬が得意。大型馬らしく、先行すれば多様性を持てる馬。クラシックの中では皐月賞が一番合う。ホープフルのような競馬がベスト。調整が良好なら面白い。これが皐月賞前。本番は最内枠をそこそこなスタートからち中団で進めたが、常に追っている状態。直線も最内を通れたため見せ場はあったが、残り100mは脚を伸ばせず9着。コメントては走法に関して述べていたが、この馬の持つポテンシャルでレコード決着は酷だったというのが正直なところだろう。キズナ産駒なのでなんともだが、東京G1のイメージはない。しっかりと先行してくればどうかも、パワー系キズナ産駒かな??
ミスタージーティー
母は安定した排出のリッスン。クラシックトライアル巧者を多く出している。当馬は二の足が遅く後方から進めることが多い。新馬はエンジンのかかりが遅かったが、L2Fで猛烈にスイッチが入り11.2-11.5とペースが上がるタイミングながら33.7で猛然と差しきった。
次のホープフルSも後方目から進め、四角では内目を通り射程圏内となったが、L2Fで完全に詰まった。その中でも残り100mでもうひと伸びし三着とはタイム差0.1の5着。ポテンシャルは高く、終いの力は中々なもの。ここ2戦は内回りだったが、広めのコースが合うタイプかと思う。相手は強いが、成長力次第では連帯できる力はある。これが共同通信前。本番はコメントではゲート入から入り込んでいたとのことで、確かにスタート後も制御に時間がかかっていた。その中で後方から上がり33.0で脚は使えていた。前走若葉Sはいいスタートから内で落ち着いて立ち回り、11.4-11.4で綺麗な先行チョイ差し。成長力の感じる馬でホープフルの雰囲気からも実力を発揮できたのは前走が一番。そんな中でどうか。これが皐月賞前。本番は押して前目につけて、向こう上面から押し通しだったが、直線先団につけれる。そこから進路も開いていたが、ムチが入ってから反応が乏しく伸び切れず、10着。コメントでもあったが、力負け感あり。現状はここが一杯。早熟タイプではないだろうし、ポテンシャルだけみればG1クラスではない。
サンライズアース
母はダート未勝利好走のマンハッタン産駒のハルワーソング牝系。当馬はレイデオロ産駒で新馬は幼さを残しながらも、制御のきいた逃げでスローロンスパ戦を勝利。ホープフルは頓挫し、次となる前走すみれSは意図的見たいたが、ゆっくりしたスタートをきり、スローを察知しいい時のデムーロらしい捲り騎乗でロンスパL1下がりラップを完勝。ここまで騎乗力で輝いている側面を感じる。デムーロが継続騎乗なので、どう運ぶか次第で面白い。完成はまだ先も長く脚を使えるので、中山は合いそう。ただ血統的には秋ぐらいで期待か。これが皐月賞前。本番は後方から少し力みながら進め、3角でも上がりきれず、4角では大きく逃避。あの逃避があった割りには最後まで脚を使った。幼さが急に出てきた。基礎スピード的にも足りていなかった印象なので、G1レベルの能力ではなかったことも考えられる。レイデオロ産駒が未知数感ありも、ダービーの印象もないか。
ビザンチンドリーム
母は中長距離で2勝クラスのジャンポケ産駒。牝系はラスティックベルからくる流れ。当馬はエピファ産駒で新馬は後方から進め、四角でやや荒れながらも直線猛追でドスローを上がりラップで完勝した馬。次となるきさらぎ賞はゲートはでるも、行き脚悪く、シンガリだが、気性面が落ち着かず荒れ気味。四角でも大外から向かう形も直線一気の脚で上がり33.7を使いハナ差勝ち。当レースもスロー気味で今回は前が残るようなてんかいだったが、あの大味な競馬で差しきったのは立派。ここまでポテンシャルで押し切っているような形。G1となればどうかも持てる脚は中々なもの。広いコースの方が合う印象も、進路取りに問題がなければ勝ちまで見える素質はあるかと。展開を打ち崩すだけの脚はある。これが皐月賞前。本番はワンテンポぐらい置いてスタートと結構な出遅れ。そこからシンガリを進め、三角からジリジリ上がっていくも、サンライズアースの逃避に巻き込まれ、修正しきれず13着。コメント的にはこの逃避に巻き込まれたことを上げていたが、レコード決着であそこまで出遅れした時点で終わっていただろう。東京コースの方があうのは確か。ただ前走より前のレースレベル的なことを考えるとあまり強気にはなれないか。おそらく後ろからになるし。

メイショウタバル
母はダート短距離で2勝クラスのFD産駒。上はノヴェリスト産駒だが、地方ダートでop勝ちあり。牝系は目立った産駒がいない。当馬はゴルシ産駒で気性面に難があり、抑えこむために後方となり、展開が向かないことが多かった。三歳になってからも気性の荒さはかなり健在だが、ある程度楽に行かせることで前目ながらスピードの質をみせることができている。前走毎日杯は特に顕著にでており、重馬場開催も1000m59.6で進めながら、L2Fで10.9をみせた。重馬場なら最上位かも。前走のことがあるので、放置はされないだろうが、あまりマークされなければ面白い。タフなタイプだが、タイトなペースでのレースが未知数。血統的には瞬発戦よりは消耗戦向き。なんせ前が残るペースならこれそう。これが皐月賞前。本番はかかったとのことだが、1000m57.2の激流を刻み、直線はさすがの終了。やはり気性が鍵。今回も重馬場でどうか。
シックスペンス
母は米短距離牝馬限定ダートG1他多数重賞の勝馬のミスプロ系。牝系は米国で多数活躍馬を出している。当馬はキズナ産駒で新馬時狭いところをとおり、しっかりとギアチェンもみせれた。中山のみを使い、2走目も先行から綺麗な競馬でL2戦を綺麗な競馬。前走スプリングSは好スタートから二の足速く先行に。風の影響もあったとのことだが、ドスローもよく折り合えており、四角から追い出した後の脚は抜群。楽に10.9-10.8を出せており、タイム的には結構遅いが指数評価では弥生賞と同等の評価。中山へのこだわりは少し気がかりもダービーへの狙いは意図的。中山でも瞬発力をみせている点やマイルでのスピード性能を発揮していることより適性はしっかりとありそう。鞍上も川田をツモっているところに本気度を感じる。
ゴンバデカーブース
母は中山牝馬好走のディープ産駒。母母に米芝G1好走馬がいる。当馬はブリモル産駒でデビュー戦を好スタートからギアチェンを見せつつ逃げ切り完勝した馬。続く前走サウジRCはゆったりとシンガリ付近から中緩みのL2戦を抜けた上がり最速で2馬身勝ち。この2.3着は以降重賞勝ちおよび好走しているのでレベルとしては決して低くはない。しかし喉の手術や挫跖などかなりスムーズではない流れ。ローテーションをずらすことで能力は出せるレベルと堀は告げているが、ここで走れる方が凄すぎる気もする。堀パワーで鞍上がモレイラという点はひっかかるが、本域ではこないだろう。これがNHKマイル前。本番はスタートそこそこから中団を進め、よく折り合いながら直線へ。綺麗な進路取りも少しフラフラする場面があり。しっかりと質を見せたが、上がり2位タイで3着とタイム差なしの4着。5着馬はさらに少し後ろだったので、括りとしてはしっかりとした上位。キャリア3戦目でこのポテンシャルの高さは中々のもの。またここまで慎重な采配のなか、中2週でダービーに出る決断をしたのは反動も大きくなかったということだろう。2歳時に強い競馬をしている馬が今年のクラシックを好走しているので、指数は控えめだが、別路線組では最有力か。あとは鞍上が誰か。
シュガークン
母は言わずとしれたキタサンブラックの母シュガーハート。当馬はドゥラメンテ産駒で稍重阪神20でドスローをちょい差しし、未勝利上がり。二戦目は重の中京22を逃げてドスローを完勝。前走青葉賞はハナをとった馬がタイトに引っ張るも実質ややスロー。これをやや引っかかりながら先団を進め、直線はジリジリ脚を伸ばし、余裕はなかったが、差し優勢の展開を前目で唯一33秒台を出し、なんとか勝利。シュガーハート×清水厩舎×武豊とエモい組み合わせ。タイプとしても気性面はあれだが、キタサンに近い気がする。しっかりとしてくるのはこれからな印象も、綺麗に走れれば、3着粘りはなくもない?
ジューンテイク
母は短距離で3勝クラスのシンクリ産駒。上にはトライアル好走馬がおり、遠縁にはG1好走馬もいる。当馬はキズナ産駒で中京短距離の消耗戦にてデビュー戦勝ち。以降馬券外が続くも、1勝を経て、朝日杯は大外から4角で開けたところを通り、質をみせたが、伸び切れず3着とタイム差なしの4着。次走は後手となりロンスパ戦を伸びるも位置撮りの差で2着。前走京都新聞杯は道中内枠が仇となる運びであったが直線内をつき11.2-11.2-11.3を上がり最速で完勝。キャリアが示しているように工夫がいる。展開次第もG1なイメージはないか。
ダノンデサイル
母は米ダートG1二着が二回あり。当馬は多様な進め方をする馬で非常にノリさんらしい馬に感じる。前走京阪杯勝ちだが、本質は2.3走る前のようにそれなりに流れたペースでの消耗戦のバテ差しだと思う。と思わせるようなL1Fの伸び方。基礎スピードはそこそこあるので、スタートの出方次第。タイプ的には皐月および中山は合いそう。ノリさん次第か。皐月賞は跛行により除外。状態はよいが後ろからではしんどさも?
ダノンエアズロック
母はPOGで人気のデインヒル系モシーン。
当馬はモーリス産駒で、デビュー戦にて出たなりからスピードで押し切った。続くアイビーSではドスローを10.9の質をみせ、上がり32.9でレガレイラを制した。休み明けの弥生賞もいい位置で競馬できたが、3-4角で前に行ききれずそこからも伸びず完敗。続く前走プリンシバルSは東京20を大外枠から進めるも、やや外目程度で先行でき、いつもより後ろだが、よく折り合え、直線合図からの脚も秀逸で上がり2位の脚を余力残しで発揮し完勝。大飛びでスピードタイプなので、東京がベストコース。弥生賞は中山だし、馬場も結構荒れていたことが要因となっているのは確か。路線は特殊だが、モレイラも据えれたし、スタート・二の足はやく折り合いもつくと競馬の上手いタイプなので、王道コースならチャンスは結構あるかと。
ショウナンラプンタ
母はアイルランドダート中距離G1勝馬。牝系はあまり情報なし。当馬はキズナ産駒で追って追ってではあるが、ジリジリ脚を使い、完勝。以降の重賞では脚は使うも大型馬らしい不器用さもみられ、抜けた存在にはなれなかった。明け三歳は突き抜けれないが、内を付き上がり最速でなんとか勝利。続く前走青葉賞は中団ぐらいから直線開けた外をとれ、長く脚を使い上がり2位も2着まで。コメント的に取り扱いにくさがあるとのことだが、その割りには伸び脚が弾けない。東京コースが向いているのは確かも、一定の質と切れ味と行ったところか。G1感はない。

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