2024/1 読書感想文「残像に口紅を」
今月も読書感想文をやっていきます。第二弾である今回は「残像に口紅を」。作者はSF小説の巨匠と呼ばれ、「時をかける少女」や「パプリカ」でおなじみの筒井康隆さんです。やたらSNSや本屋さんで評判なので選びました。
前回↓
完走した感想は面白かった、というよりすごかったです。本書は一文字ずつひらがなが消えていく世界で作家である主人公視点でその生活が描かれます。文字が消えるとその文字が使われている言葉とそのもの自体も世界から消えていく、という設定がかなりユニークです。
それに加