パソコンに明るくない絵描きのAviUtlダウンロードからmp4ファイル読み込み・書き出しまでの奮闘記録

この記事について
初期状態のAviUtlは「.avi」「.wav」「.jpg」など限られたファイルしか読み込む(開く)ことができません。
私は「.mp4」を開きたいので、その働きをしてくれる「プラグイン」というものを追加します。
後から気づいたのですが「.mp4」で書き出す(保存する)ためにも他のプラグインが必要です。


調べ方が甘かったのですが、
AviUtlのダウンロードについて調べると①のみ
プラグインについて調べると③のみ
といった情報に到達してしまい、AviUtlを全く解っていない者としては②で躓いてしまいました。
②を飛ばしてしまい①→③④ではmp4ファイルを開くことができませんでしたので、流れを記録しておこうと思います。
一項目の説明をシンプルに解りやすくするため①②を分けて書きますが、
①②はセットと考えた方が良さそうです。

この記事を書くにあたって改めて調べると①②はセットで説明している記事ばかりでした……当時の私は一体どう調べたのでしょう……
早くも記事にする必要性があるのか疑問ですが、詳しくない人なりの目線でまとめておきます……

①AviUt本体をダウンロード

「AviUtlのお部屋」

こちらで「AviUtl本体」「拡張編集Plugin」の2つをダウンロードします。

「AviUtl本体」  →最新の「aviutl110.zip」をダウンロード
「拡張編集Plugin」→最新の「exedit93rc1.zip」をダウンロード

※最新のものはテスト版でバグが出ることがあるため「exedit92.zip」を推奨されている記事もありました。
「exedit93rc1.zip」(または「exedit92.zip」)は②で使うのでここではダウンロードのみとなります。

「aviutl110.zip」を展開(解凍)すると「aviutl110」というフォルダ内に「aviutl.exe」と「aviutl.txt」が入っています。
「aviutl.exe」がAviUtl本体なのでこれをダブルクリックすると起動します。
AviUtlは環境設定などの変更後、再起動しないと反映されないのでまだ起動しなくてよいかと思います。

②拡張編集Pluginを追加

①でダウンロードしておいた「exedit93rc1.zip」(「exedit92.zip」)を展開し、
「exedit93rc1」(「exedit92」)フォルダ内の全てのファイルを「aviutl110」フォルダの中へ移動
します。

「exedit93rc1」フォルダの中身(移動前)
exedit.anm
exedit.auf
exedit.aui
exedit.auo
exedit.cam
exedit.ini
exedit.obj
exedit.scn
exedit.tra
exedit.txt
lua.txt
lua51.dll
lua51jit.dll ←「exedit92」では無し

↓ファイルを移動

「aviutl110」フォルダの中身(移動後)
aviutl.exe
aviutl.txt
exedit.anm
exedit.auf
exedit.aui
exedit.auo
exedit.cam
exedit.ini
exedit.obj
exedit.scn
exedit.tra
exedit.txt
lua.txt
lua51.dll
lua51jit.dll
 ←「exedit92」では無し

上の2つが元から入っていたファイルで、他の太字が移動してきたファイルです。
これでAviUtlの基本的な準備ができました。

③プラグインを追加する準備

AviUtlはとてもシンプルで、自分の行いたい操作などに合わせてプラグインをダウンロードして追加していく必要があるようです。
この記事ではmp4ファイルの読み込み、書き出しを目指しています。

「aviutl110」フォルダの中にフォルダを新規作成し「Plugins」と名前をつけます。
最後に「s」が付きます。フォルダ名を間違えると動作しないようなのでご注意です。

「aviutl110」フォルダの中身
Plugins ←新規作成したフォルダ
aviutl.exe
aviutl.txt
exedit.anm
exedit.auf
exedit.aui
exedit.auo
exedit.cam
exedit.ini
exedit.obj
exedit.scn
exedit.tra
exedit.txt
lua.txt
lua51.dll
lua51jit.dll ←「exedit92」では無し

私のような素人には不思議で仕方ないのですが、この普通に右クリックから作成したフォルダ「Plugins」の中に追加したいプラグインを移動することで使えるようになるようです。
AviUtl用のプラグインは様々な方が開発していて、「Plugins」の中に移動するファイルに関してはダウンロードして展開したフォルダ内にある「readme.txt」などのファイル(開発者によるので必ずこの名前のファイルがあるわけではありません)で確認するか、確認しても素人にはよくわからない場合はそのプラグインの追加方法を解説している記事などを探すと良いかと思います。

④mp4ファイルの読み込み・書き出しプラグイン追加(記事紹介)

私個人の感覚ではありますが、素人目線で躓いたところを流れに沿ってまとめました。
この先は1つの記事でとても解りやすい解説を拝見したのでそのまま紹介させていただきます。

mp4ファイルの読み込みは「L-SMASH Works」というプラグインを追加しています。
こちらはmp4ファイルだけではなく様々な拡張子のファイルを読み込むことができるようです。

mp4ファイルの書き出しは「かんたんMP4出力」というプラグインを追加しています。
素人にありがたい、細かな設定が必要ないものです。
いざ保存しようとした時に調べ直したのは
AviUtlのメニューバーから[ファイル]→[プラグイン出力]→[かんたんMP4出力]と操作する部分です。
こちらで保存したファイルは例えば
レイヤー1に動画
レイヤー2に文字
という状態だった場合、再度AviUtlで開くとレイヤー1に動画と文字が統合された状態になっています。
※AviUtlのレイヤーは下のものほど優先表示されます
音声に関してはまだ触れていないので不明です。
レイヤー情報を維持したい場合は[ファイル]→[編集プロジェクトの保存](.aup)としてください。
絵描きで言うところの(「かんたんMP4出力」による)mp4保存はjpg、png、gifなどレイヤーが統合された保存方法
[編集プロジェクトの保存](.aup)はclip、psdなどレイヤー分けが維持された保存方法というイメージが近いようです。

また、細かい設定をしたmp4保存がしたい方向けの「x264guiEx」というプラグインの解説記事も紹介されています。
こちらは触れたことがありませんので、レイヤー情報について未確認です。

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