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「編集」と「イベント」の会社をはじめて1年がたちました。楽しいです。

会社をつくって、1年がたちました。あっという間でした。創業に合わせてこのnoteを書いたのが、ついこの前のことのようです。

ぼくとアルバイトの2名でスタートした会社も、5月から副社長が合流。アルバイトも5名増えて、最近は8名でワイワイやっています。

神楽坂→代々木→神保町と、オフィスも2度移転しました。新刊書店・専門古書店がたくさんあり、新宿にも渋谷にも1本で行ける神保町は、11年の東京生活で過ごしたどのエリアよりも居心地がいいです。ランチのおすすめがありすぎて、聴かれるといつも困ります。

そんなこんなで、お金のことや大小さまざまな過失で胃が「キュッ」となることこそあるものの、基本的には、毎日めちゃくちゃ楽しく過ごしています。会社をつくってよかった!

会社をつくって1年たって、なぜいま楽しいと言えているのか。せっかくの機会なので、考えてみようと思います。

①「今日まで」の仕事が楽しい

「ツドイは、『編集とイベント』を中核事業とする企画集団です」

我ながら「よく言うよ!」と思う事業概要ですが、たくさんの人がこの旗を信じて、お仕事をくださいました。

数え上げると、こうなります。

・記事の執筆:30本
・記事の編集:120本
・イベント:8本

どれも「まじですか!?」、「うちでいいんですか?」というお仕事の内容と量で、感謝感謝の毎日です。詳しくは、弊社サイトの「EDIT」「EVENT」欄をご覧ください。

中には、びっくりするような反響をもらった仕事もありました。

◆ジモコロ「街で噂の海賊シェフ 鳥羽周作」

「直接会うのがいちばんおもしろい人を、記事でどう表現するか」に心を砕いたのがこの記事でした。実際にお店を訪れた人が「記事のまんまだ!」と思ってくれていたら嬉しいです。

こちらのレストラン「Gris」には、公開後「『ジモコロ』を見て」というお客さんが毎日のようにいらっしゃったそうです。シェアやいいねだけじゃない、オフラインでの行動を促すことができたのは、大きな自信になりました。(スタッフ

◆Owlly「わたしのサブスク」

Owllyさんの「これからのお金と暮らしを立ち止まって考える」というテーマに対して、うちが出したアイデアが「なにをサブスクリプションしているか聴くことで、その人の価値観を探る」というものでした。

おかげさまで豪華なインタビュイーにも恵まれ(2回目が西田善太さん、3回目が有馬トモユキさん)、自分でも「今回もめちゃくちゃおもしろいし、自分なら保存する」と思いながら連載を続けさせてもらっています。

また、この連載は事前に「#わたしのサブスク」というハッシュタグを作って拡散し、Twitterトレンドに入れてから連載を開始するという流れが作れた仕事でもありました。再現性をどこまで担保できるかわかりませんが、みんながひとこと言いたくなる「ハッシュタグの編集」は、今後も意識していきたいと思っています。(スタッフ

◆ジャンプのミライ

「イベントの事前(企画、告知)・最中(構成、司会)・事後(レポート)のお手伝いでお役に立ちます」という、ツドイのサービス全部入りでやらせていただいたのがこちらのお仕事でした。レポートは現在作成中です。

集客方法および会場の選定、告知ページのデザイン、満足度の高い懇親会の設計(ケータリング含む)にいたるまで、一気通貫でお手伝いできました。

②「今すすめている」仕事が楽しい

現在進行形のお仕事にも、早く言いたくてうずうずしているものがたくさんあります。

・Webメディア主催のイベント
「◯◯のためにリアルイベントをやりたいんですが、アイデアありませんか?」というタイミングからご相談いただいて、担当者の方と一緒に企画をつくり、編集部を通してもらって、まさにいま形にならんとしているものがいくつかあります。どれも、心からおすすめできる内容です。

・広告案件のプランニングと制作
広告代理店さんにお誘いいただいて提案から参加した企画がプレゼンを通過し、走り出しています。広告なので課題解決が重要ですが、それに留まらない、読んで・参加しておもしろいものにできそうで、ワクワクしながら進めています。

・自主イベント

6/27(水)に、神楽坂でこの企画をやります! 詳細は今週中にもお知らせできるかと。お仕事帰り、ぜひお立ち寄りください。 

③「会社づくり」が楽しい

これは想定外だったのですが、「会社づくり」自体がとても楽しいです。

誰にいつ入社してもらうかといった大きな話も、社内のコミュニケーションツールをチャットワークにするかSlackにするかといった細かい話も、すべての選択が自分たち次第で正解がないこの感じ。もっと言うと、めちゃくちゃ考えて「決め」たら、あとは「正解にしていく」しかない感じが、すごく楽しい。

たとえばオフィスを神保町にしたら、打ち合わせも「ふらっと」も含めて来客が10倍(当社比)になりました。その結果生まれているつながりも仕事もあって、そういうのがすごく面白いなと思っています。どこにオフィスを構えるかで会社の方向性が多少変化するとは思っていましたが、体感では「北か南か」ぐらの違いがありそうです。

先行事例を勉強しながら、試行錯誤を続けていきます。

「まだ見ぬ仕事」が楽しみ

そして、これを読んでくださっているあなたとの「まだ見ぬ仕事」が楽しみで仕方ありません!

この1年だけでも、想像だにしなかった仕事をたくさんいただきました。きっとぼくらが役に立てる場所が、まだまだあると思います。

編集もイベントもそれ以外でも、ぜひこちらまでご連絡ください。

💌imai@tsu-doi.jp

本当に、心から……

最後になりましたが、ツドイが無事1周年を迎えられたのは、まわりのみなさんのおかげです。

特にクライアントのみなさん。まだまだ未熟なぼくらにいつも面白くて分不相応なお仕事をくださり、本当にありがとうございます。打ち合わせでお会いするのが楽しみで仕方ありません。打ち上げで酌み交わすときの幸福感がたまりません。引き続き、よろしくお願い致します。

また、今日は「自分たちの話をするぞ!」と思って書いたのであえてはぶきましたが、すべての成果は、発注主にもかかわらず、こちらの仕事を全力でカバーしてくださったクライアントのみなさんと、プロの力を貸してくださったパートナーのみなさんのおかげです。そうしたみなさんと何十年先もお仕事ご一緒することもまた、ぼくらのモチベーションです。

以上、ツドイでした! 2年目も、よろしくお願いします!