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「オトナもInstagramやるんですねー!」

引っ越しに際し、要らなくてちょっとした値がつきそうなものを「メルカリ」で売っています。存在は知りつつも、ずっと使ってこなかったメルカリ。これだけ流行っているのはダテじゃなくて、むちゃくちゃ使いやすいです。多くの中古代行業がそうですが、とにかく「売る」のがすごく手軽。値段しだいですが、「売ろう!」と思ってから発送までが15分以内に済んでしまうことすらありました。

メルカリは、滋賀県に住む3つ下の妹(28)が早くから使っていたサービスでした。LINEもそうだったのですが、本当に流行るWebサービスはネットリテラシーの低い妹の方が先に使い込んでいることが多いです。なので実家に帰ると必ず、妹に「最近よく使うアプリ」について聞くようにいています。その延長で、先日とある大学の文系学部でお話しさせてもらった後、教壇まで質問に来てくれた大学1年生の女子6人(18、19)に、スマホのホーム画面を見せてもらいました。

全員がLINEとInstagramを入れているのは予想通りだったのですが、4人ぐらいがSnapchatを入れていて、Facebookがまさかのゼロ。Facebookは、「実名だからイヤ」なのだそうです。また、メルカリもほとんど使っていなくて「なんかやばいもんいっぱい売ってておもしろいですよね!」ぐらいの認識でした。請われてぼくのホーム画面も見せたところ、「オトナもInstagramやるんですねー!」と言われてちょっとショックも受けました。するし!

たった6人のサンプルではありますが、LINE→Snapchatへ、Facebook→Instagramへのコミュニケーションの移り変わりは、「実名」ないしは「リアルと近接したネット」への疲れを感じます。いわゆるひとつの古き良きインターネットの時代が、ふたたびやってくるのかもしれませんね。

とりあえず1回落として挫折したSnapchat、再インストールしました。